ringoのつぶやき

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ECB理事会、身動き取れないジレンマ=解説

2012年05月04日 07時17分23秒 | ユーロ危機

ECB(欧州中銀)は3日理事会で政策金利を現行1.0%で据え置いた。南欧諸国の債務不安やスペイン景気後退などユーロ圏経済減速に配慮する一方、物価上昇率が政策目標「2%未満」を上回っておりインフレ警戒に身動きの取れないジレンマを露呈した。2月にEU(欧州連合)がギリシャ2次支援、ECBEが2度目の3年物モンスター・オペに踏み切り債務金融不安は一旦後退した。だが、南欧経済、特にギリシャ、スペイン、ポルトガルの3カ国は2013年もマイナス成長が続く。企業景況感も大幅に悪化している一方でインフレ懸念も払拭できない。ユーロ圏4月CPI(消費者物価)上昇率は前年同月比+2.6%とECB政策目標の「2%未満」を上回っている。こうした状況で3度目の本スターオペなど追加緩和に踏み切れば将来の物価上昇に繋がり兼ねない。



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