ringoのつぶやき

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銀行の架空マネー(貸し出しのレバレッジ)

2010年11月30日 17時08分08秒 | 社会経済

一般に銀行は、預金引き出しに備えるため、支払い準備金の積み立てを中央銀行から義務づけられているそうです。

この支払い準備率がBISが言う8%という事らしいです。

つまり「銀行システム」は増えた100億円の預金のうち、8億円(8%)を残して、92億円を貸し付けることができるということです。

でもそのまま92億円ではなく、レバを掛けられるそうです、法律で認められているそうです。

それは、「無限等比級数」というもので、最大、[100100×92%+100×92%の二乗+100×92%の三乗・・・=100÷0.08=1250億円]の架空マネーになります。

例えば、100億円の貸し付け(信用増加)が、支払い準備率8%の銀行システムの中で、元金の12.5倍に相当する1250億円のマネーの増加(乗数金融による信用創造)になり、1250兆円もの貸し付けができます。

8%の準備率は、最大で12.5倍のレバレッジの仕組みということらしいです。

この12.5倍の信用創造は、12.5倍のマネー増発と同じ意味です。

銀行が1250億円を貸し付ければ、借り手は1250億円が利用できると言うリーマンの住宅ローンの仕組み債の元ですよね。

恐ろしい・・・・・




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