ラスト・パーマ

10年くらいカラーリングとパーマを担当してもらっていた美容師さんが今月いっぱいでお辞めになることになり、今日‘ラスト・パーマ’をかけてもらいに行きました。次はいつまたサロンに立つかわからないということなので、「当分とれないようにきつめでお願い！」って（笑）。

デビューアルバムの撮影のときお世話になったヘアメイクの中野明美さん（すーっごく魅力を引き出してくれる、魔法使い級のヘアメイクさん！）に紹介して頂いて以来通い続けて10年。

初めてカラーリングしに行ったときは、撮影で使ったグリーングレイという色のかつらを明美さんにお借りして持って行って、「こういう色にしてください。」とオーダーしました。その後は「モテるパーマをかけてください」「アメリカ人の子供みたいな感じで」「『わたしが春を連れてきた』みたいな感じで」「アニーみたいにしてください」などなど、わたしの抽象的で夢いっぱいのオーダーにいつも笑って答えてくださいました。

美容師さんって、数えてみると年に数回しか会わないけれど、だいたい等間隔で定期的に会いますよね。そういう関係ってとっても面白いし、貴重だと思うんです。外見的変化も気分の変化も、「最近表情が明るいね」とか客観的に気づいてもらえるし、長い付き合いになると何も言わなくてもそのときの気分に合った髪型にしてくれる…。（もちろん、腕がいいからですね。）

寂しくなりますが、またぐるぐるパーマをかけてもらったり綺麗な色に染めてもらう日が来るといいな。そのときまで楽しいオーダーを沢山考えておこう♪
「ワイキキの夕日みたいな色」「100人に１人位が『萌え～』っていうような超個性的なパーマ」「外国人観光客に気軽に道を聞かれるようなキャッチーな髪型」etc…！