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主に読んだ本の感想。日常のできごと。

大沢在昌の"狼花"

2007年06月29日 05時28分36秒 | ハードボイルド
今日は、大沢在昌の"狼花" これは、新宿鮫シリーズの最も新しい作品。
実は、新宿鮫シリーズはしっていたけど、あまり読む気がせずこの本は、去年本屋でみたときはじめて、新宿鮫シリーズトライしてみようか、と思って購入したもの。この本の帯に"このミステリーがすごい。。。"とあり手に取ってみた。いつも、帯をバカにしていたけど、結構宣伝こうかあり、とひっかかってから思った。

ハードボイルドがすきな人はたぶん、すーーごくファンなんだと思う。私はどちらかというとハードボイルドな本は避けてきた。キザとかくさいとかいう言葉が頭にうかぶから。でも、ただ単に、食わず嫌いだったらしい。恥ずかしながら、かなりはっまってしまった。さっそく古本屋で新宿鮫1ー8を買ってのぞんだ"狼花"、一言で感想を言うなら"ウーーーんいいネ" って感じ。安心してよめるのだけど、ちゃんと内容もあり。シリーズにつきまとう、マンネリ感もないし(例: 内O康OのXXXX殺人事件シリーズ。あの内容で文庫本が660円で売っているという事実がおどろき)。たぶん登場人物のキャラクターとセッテイングがしっかりしているからだと思う。たぶん、次がでたらハードカバーでも躊躇せずすぐ買うと思う。内O康Oの本を660円だして買うなら、その660円で新宿鮫を買うべき。古本屋だと100円ほどで売っているので、なおお得。

知らなかったけど、大沢はこの新宿鮫シリーズの"無間人形"で直木賞を取っている。私としては、これはピンとこなかった。"これで直木賞?"というのが率直な意見。

長くなったけどあともー1つ。大沢在昌の本は、面白いものと最高つまらないものの差がはげしいので要注意。

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