コーちゃんのブログ

オートバイで遊ぶNice Middle(?)の気ままな日記
    

カストロール SYNTEC

2009年08月30日 | バイク&ツーリング

エンジンオイル交換しました。

鉱油のシエブロン20W-50+添加剤 を使ってきたが、今回は100%化学合成

オイルを試すことにした。MOTUL300V,Mobil-1など選択肢は多いが、

MOTULのような高価なオイルはちょっと手が出ない。なぜかカストロール

SYNTEC20W-50にした。30年前モトクロスをやっていた頃は植物性の

カストロールを使っていたので安心感もあってのこと。というより一番手軽に

入手できる状況だったからです。

 

     

  当時カストロールって良い匂いがしていた。

  これがカストロールの象徴、この匂いを得意になって

  振りまいて走ったものだ。最近この匂いをまき散らして

  走る2サイクルの原チャを見た。当時と同じオイルとは

  思えないがこの匂いがなんとも懐かしい。

  (SYNTEC20W-50 は良い匂いしません)

 

 

 

今回のエンジンオイル交換は、MOOさんの7/26のブログを参考にして

交換作業をしてみた。

 

 

 

 

【参考M-1】

ドレンからオイルを抜いた後、給油口からコンプレッサでエアを送り込み

エンジン内の残留オイルを追い出す。少し錆びも出ているし汚れも着いて

いたエアガン、これがエンジン内に入ったら大変。綺麗に拭いてから使用。

給油口とエアガンの隙間はエウスで塞いでエアを送る。

ドレンからダラダラとオイルが出てくる。MOOさんがブログに書いていた様に

100㏄程度出てきた。

 

 

【参考M-2】

取付け前のフィルターにオイルを満たしてから取付ける。

写真はオイルを入れる前です。

 

MOOさんの使ったオイルとは大違いだが、その他の基本的作業は

同じようなものでしょう。 フィルターのゴムパッキンにオイルを塗るのは

基本です(塗らないと必ず漏れるという事でもないが、絶対に怠っては

ならない工程です)。

 

オイルを塗る理由は、エンジン側の金属表面とフィルター側の

ゴムパッキンがお互いにドライであった場合、フィルターはねじ込んで

回転しながら取付けるので、すべらないとゴムパッキンがヨジれたり

ずれたりするためだと私は思っています。

 

 

オイル少し入れ過ぎたかな。

 

このエンジンの所定量は3.750㏄ (フィルタ交換時)

このボトル1本は 946㏄ 4本入れると3.784㏄ 4本全部いれた。

翌日エンジンが完全に冷えた状態では気液界面(油面)が

僅かに見えていた。これなら問題ないだろう。 MOOさんの参考M-1

やっといて良かった。

 

オイルレベルは、エンジンの作動温度で見るのが正しい見方。

オイルの熱膨張は結構大きくて、3.784㏄ は≒4.100㏄ になる。

熱膨張率7.5x10-4  常温から100℃の温度変化(上昇)

があったとして計算した。

 

【カストロール SYNTEC20W-50】

オイル交換した後に、調べてみてビックリ  

100%化学合成である事は間違いないが

SYNTECにはいくつか種類はあるが、20W-50は特異な存在で、

設計コンセプトはクラシックカーとかビンテージカーと呼ばれる古いクルマの

エンジンをいたわりつつ性能を引き出す。このような目的で作られた

オイルらしい。亜鉛系の潤滑剤が入っていて、この(有機?)亜鉛が

特徴的な潤滑性能を発揮する。オイルとして申し分ない性能を持っていると

は思うがちょっと気になる事が書いてあった。

1.Not for sali outside the amerinas.(ボトルに書いてあった)

2.SYNTEC 20W-50 does not meet the catalyst compatibility requirements

    of vehicles manufactured since 1993.

この亜鉛が触媒表面を覆ってしまうと触媒が機能しなくる。長期間使用しなければ

大丈夫だと思うけどな 

 

 

コメント (4)
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