『古楽の楽しみ』では、3週連続でクリスマス特集。
先週がメサイア、今週がフランスのクリスマスオルガン、そして来週がドイツのクリスマス。
40年(!)位前までは、12月に入るとFMはクリスマス一色だったのに、次第にそうじゃなく
なって、又このところ復活しつつあるようで嬉しい。
私は真言宗徒だけど、子供の頃からヨーロッパの古い音楽ばかり聴いていたので、どうしても
生活の中心は、クリスマス、受難、復活というキリスト教の行事に沿っていく。
なかでもクリスマスの音楽は、全く順風満帆とは言えなかった中学生時代の唯一の慰めだった。
今でも、シャルパンティエ、ダカン、ブジニャック、フランスのノエル(キャロル)等々を聴くと
当時のことを鮮明に想い出す。
昔タモリが言ってたけど、最も記憶を呼び覚ますのは音楽だというのは真実だと思う。