オーケストラコンサートのアンコール曲として、今春アレンジした曲が演奏されるので
楽しみに聴きに行く予定。
勿体なくもご招待頂いて、ありがとうございます。
自分の曲はともかく、ベートーヴェンの9番を生で聴くのなんていったい何十年振りだろう。
古楽的な話題は、アーノンクールが亡くなる前に録音した5番運命でピッコロにフラジオレット
(リコーダーの親類の縦笛)を使用したことで、彼は運命の最後の方の楽章は野外で演奏されたと
考えたらしい。
確かにあの時代、ピッコロと指定があってもどのような楽器を想定していたのかあまり明確でないし
野外演奏ならファイフの可能性もある。
それにしてもあの録音、フラジオレット目立ち過ぎ。
レコード芸術なんだから、目くじら立てても仕方ないけど、あまりに過剰なバランス処理はねえ。
ベートーヴェンが書いたピッコロが登場するあと2曲、6と9番。
田園はともかく、合唱の8分の6拍子の行進曲は、運命以上に野外の香りがすると思うのは私だけだろうか。
トライアングル、シンバル、バスドラムも登場するし。
第九を縦笛で吹ける日も近いか(絶対ないと思う)。