名古屋するめクラブ

~名古屋発くうみるあそぶ~

乃木坂のスタイリッシュなお蕎麦屋さん「祈年 手打茶寮」

2014年05月30日 11時50分51秒 | 東京で食べる(お蕎麦多め)

乃木坂駅から、

右手に霊園、左手に青山公園を仰ぎ六本木通り方面に向かい、

外苑西通りを右にまがってすぐ。

ビルの1階にあるスタイリッシュなお蕎麦屋さん「祈年(きねん)」。

そのオシャレな空間に反し、メニューと一緒に置かれた

店主のそばへのこだわりを語る小冊子。

蕎麦にかなりの思いがある職人さんのようです。

     


以下お店のHPより。

祈年は、手打十割蕎麦の専門店です。

何よりも「蕎麦という穀物の旨み」を大切にしています。

この旨みを味わっていただくために、今までの十割蕎麦の店とは異なるこだわりを貫いています。

発芽させた蕎麦をつかうこと、十割の水ごねでつなげること、

粗めに挽き蕎麦の新しい可能性をひきだすこと、

どれも、蕎麦という穀物の旨みを引き立たせるための挑戦のひとつなのです。

皆様に、「今までの蕎麦は何だったんだろう?」と、感じてほしい。「うまい」と膝を打ってほしい。

そのために、今日も祈年は石臼を回し、蕎麦を打ち続けます


文面からも職人堅気根性、感じます。

せっかくなので、3色もりをいただくことに。




薄口と濃口、2種類のそば汁。

薬味は、ねぎ、わさびと塩です。

頼まずに塩が薬味として出てきたのはこのお店がはじめて。


      


この日は、残念ながら手挽きが切れてまして、

左から、

ささめ、更級、豊穣(塩とわさびで)の三種となっておりました。

すべて10割ですが、挽き方によってこんなに見た目も、味も変わるものなんですね!

いやいや、蕎麦って奥深い。

この中で、一番すきなのはやっぱり豊穣。

粗挽きで表面ちょっとぬめり系、というのが自分の好みだってこと、

最近わかりました。

薄口のお汁はさらしな向きとは思いますが、やっぱりお蕎麦は濃い目のお汁できりっといただくのが好みです。

ちょっと違った味を楽しむのには塩もいいですが、やっぱお蕎麦は濃口の出汁のきいたお汁に限りますね。





 蕎麦湯も、とろみがあっておいしかったです。

回りのお客さんは、そば前をお酒と一緒に愉しんでいらっしゃる方が多かったかな。

そんな都会のお蕎麦屋さんの3種盛り、1850円。

値段以上の満足感あります。



祈年 手打茶寮
東京都港区西麻布1-15-9 1F
03-6447-2308