休日,スーパーへの買い物ついで.'10 初ラーにして初訪のこちら.気鋭のお店として夙に名高いが,太平ではついつい5-3に足が向いてしまいがちで懸案のまま.拙庵初ラーには相応しいだろう.
気負いすぎてのシャッター前(駐車場が少ないとの情報で確実を期した故もあるが… 後続の諸兄,御免 ^^;)ゞ
カウンターに着き,殆ど決め打ちの注文.私とつれあいで“塩二つ,おねが…”言う間有らばこそ,品書筆頭の味噌に気を奪われたかと思った坊主が“もう一つ,大盛りで!” …散らなかった (--;)
丁寧・確実なご店主の手際眺めつつ暫し.供された“塩らぁめん”,何とも柔和な御顔立.
見た目のとおり,味わいもまた限りなく穏やかだ.浅学にして“鶏白湯”なる仕立のラーメン自体が初見ゆえ比較対象を持たないが,丁寧に取られた出汁だと言う事だけは直感的にわかる.塩気もまた一切のカドが無い.
そしてこの粘度.対流が抑制されるためか,火傷する程でない適度な熱さが持続する.予想よりやや柔目に茹でられた麺も粘度の高いスープのおかげでタレが少ない.バラチャーシューをはじめとする具材も控えめの味付ながら気の配られたもので,丼一杯,調和の乱れが無い.
美味しかった.ご馳走様.正直なところを言わせて頂くなら,私はもう一寸だけ,“引っかかり”のある味が好みかな.その意味では,醤油のほうがより私好みでありそうな予感がある.一寸やそっとで崩れる出汁では無さそうなので,味噌も是非試してみたい.つけ麺を頂くのは,それからでも遅くは無いだろう.
お店の名前,ショップカードに配された“知足”の落款.意気や好し!
雪が溶けたらチャリでお邪魔したいお店が,また一つ増えた (^^)b
食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0102/A010201/1009525/