烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

ベーコンと彩り野菜のスパゲティ

2010-01-24 21:25:27 | 烏合庵の食卓
日曜昼餉.常備のスパゲティで何か一皿…
冷凍庫漁れば半端に残った“石狩川ベーコン”発見.コレさえあれば百人力! あとは玉葱・人参・赤と青のピーマン.しめしめ,ブナシメジもあった! 久々にアレ,やってみるか.
下拵えのポイントは玉葱.厚めと薄め,2種にスライスしておく.


強めの塩でパスタを湯掻き始めたら(茹時間10分)間髪入れず具材にかかる.普通の2皿程度ならテフロンのフライパンがやりやすいのだが,大喰いの拙庵住人.3人分,500gのパスタに対応するため北京鍋登場.イタメシには何ともミスマッチな画ヅラ…
粗微塵の大蒜(勿論生が良いが今日は冷凍)・鷹の爪を少量のオリーブオイルで湿し,ベーコンを入れて中火にかける.


ベーコンの脂がじくじくと染み出し軽く焦げ色が付いてきたところに,厚いほうの玉葱(薄い飴色)→シメジ(しんなりと)→人参とピーマン(軽く油を纏う程度)の順に加えて炒め,塩で調え胡椒を利かす.


ほぼちょっきりのタイミングで茹上がったパスタを加え,少量の酒と茹で汁をふって和える程度に炒め合わせる.


皿に盛り,薄いほうの玉葱をトッピングして出来上り!


独身時代の定番品(ベーコンはフツーのだったケド).スモーキーな石狩川ベーコンの香り,炒めた玉葱の甘さとスライスオニオンの辛味が利いて,シンプルながら美味いです.
具材を炒める時に,(ピーマンなどと同じタイミングで)半切りのミニトマト(一皿分2~3個ほど)を加えればまた一味の違いが楽しめる.好みでパルミジャーノを卸して振るも良し.
なんてコト無い料理だけど取り上げたのはその昔,付き合い始めた頃のつれあいに初めて喰わせた一皿だからだったりして (^^;)ゞ
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鮭筍缶をサラダ仕立でいただく

2010-01-24 13:18:13 | 烏合庵の食卓
少し遅めに帰庵した週日.風呂から上がりビール(と間違えちゃいましたぁ!)で喉を潤していると,つれあいが夕餉(晩酌?)の膳を調えてくれた.その中の一品.


伝のツテからの頂き物である.昨年5月,うちの坊主が専門学校の実習店舗で扱った小樽水産高校の秋刀魚味付缶(坊主が2缶自費購入)を喰ったがなかなか美味かった… と言うようなことを友人に話したのだが,その友人の御友人に伝が有ったらしい.ありがたい事だ.


原材料をみると,グルタミン酸が使われているものの,“糖類”やら“憎粘剤”やらの文字が無いところが潔い(それらの闇雲な否定派ではないけれど).

レシピはつれあい.オリジナルは秋刀魚味付缶を使い,軽く水に晒した千切大根とスライスオニオン(色合いとしては紫玉葱)の上に煮汁ごとドバっとぶち開ける.それだけ.でも美味い!


今回は,それを鮭筍缶に応用したわけだが,甘辛いタレの味が大根には好く合う.若布は撮影上の色合い(貝割菜がストックに無かった)で添えたのだが,これがなかなかの相性だった.2日間の休肝日明け,焼酎(甲類;拙庵愛用は大雪の水を使用しているそうな)のロックが,進むこと!!   シメはやっぱり,ホネだよね (^^)b



いやぁ,ウマかった.缶詰とはなかなか侮りがたきモノである.今度はコイツで試してみよう!

余談:
“さけ筍缶”なのにカラフトマス? というツッコミは長くなるので入れない.“サケ”とカタカナ書きしなければ問題ないと思う.
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