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烏合庵奇譚

Welcome to Raven's roost
渡烏の戯言など… お聞き流し下さい.

深夜のマルタイ(ラーメンじゃないョ ^^;)

2010-11-06 22:58:26 | 徒然
休前日とて晩酌がだらだらと深更に及んだ昨夜.終列車(“終電”と呼べるのは再来年春からのようだ…)も過ぎた札沼線の方から何やら含もった機械音…
 何じゃろべー? と出て見れば, …居た! ↓こんなの!


保線車両のようです.少々鉄分多めな私(ジュラルミンっ気も結構多いのだが^^;)ゞ. ワクワクと見ていれば…
札幌方向へ 2~3m 位のピッチで尺取虫のように進みながら,止った時に“ヴヴヴヴヴ…”


車両中央,車内からのライトが煌々と鉄路を照らすあたり.アームが軌条を挟んで道床のバラストに差し込まれ,振動で締め固めてゆく.締固め機構は前後スライド式で,1回の停車中に車両後ろ側から前へ,何箇所かの締め固めを行う.
車両の後には係りの方が徒歩で追従して,検尺でゲージ(レベルかな?)を確認していた.
進む速度は徒歩よりもずっと遅いので,作業の様子を興味深く見守りながら,ぶらぶらと拙庵最寄の踏切まで随伴してしまった.


来し方より始発が来るまで4時間あまり.今夜の作業は何処までだろうか?  お疲れさまです!

で,一寸アタってみたら,こーゆーヤツらしいです…
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“そば処 生粉紡”@札幌/新道東で新蕎麦を

2010-10-16 23:17:39 | そとめし;いろいろ
土曜の午前は半期に一度,職場のワックス掛け立会いに潰れた.帰りがけ,どっかで昼飯を…  そーだ,“生粉紡”さん,そろそろ新蕎麦だよネ? と寄ってみれば案の定 (o^ ')b
(ショゥウィンドゥの映り込みはご勘弁をば ^^:)ゞ


口開け直後,一番の入店.後から1組お二人様.カウンター奥に落着き,新蕎麦(私的初物)なれば外連は無用.迷わず“板もり(200g;¥700-)”お願い! 別注の薬味から山わさびもお願いしようとしたら女将さん,“(デフォで)お付けしてますので,足りなければお声を掛けて下さい”とのこと.ヤデウデシヤ.


暫し,の間合いで御登場.碧(みどり)冴え,夏場より一層凛々しいお顔立ち.
“先ずは辛汁一啜り”とか“汁に漬けずに二・三本”とか,通人ならば一齣有る処だろうが,

えーい,七面倒臭い! 一箸手繰り,ちょんと汁に浸して啜る.
腰の強い蕎麦が口の端で撥返り,辛汁が眼鏡に飛沫くもものかは一息に啜り上げれば,喉越しから未だ碧い稔りの香が仄かに鼻に抜ける.美味い.
出汁もかえしも香気(ブーケ)を抑え込んだ辛汁は今日も凛と辛く,噛締めれば開いて蕎麦の甘味を際立てる.藪だ,ねェ!

私としてはコレとレギュラーの薬味(葱・山葵と御新香)で充分なのだが,女将の言い様,今日は千切った海苔と粗塩,そして卸し山わさびの三点皿が添えられた.夫々楽しんだが,中でも山わさびの相性が群を抜き,汁に溶かず蕎麦に塗しながら頂けば,山葵の出る番は無かった(山葵は蕎麦湯を頂く時に,確り溶いて頂きました).

勘定際に御亭主に問えば,新蕎麦は九月中程に打ち始めたとのこと.一寸した出遅れ感はあるが,奔りは兎角,旬を味わうならば遅くは無い. 帰庵後件を吐露して白い目で見られたつれあいを伴い,近々再度,お邪魔しよう.
ご馳走さまでした!


↑その後の顛末,@ 2010/10/30 (^^;)ゞ
まー,そんなワケで;生粉坊さんの新蕎麦,家人に奢る破目に…
坊主は鯔背に板(大)もり,つれあいは定番のランチBセット.私は,と言えば機は熟したり,贅沢にも手錬Nクン大絶賛の“鴨南せいろ;¥1,300-”


連ね :  “暫(しばらく)”の間で御顔見世.柿色装束男伊達,名代役者の面構え.睨みを利かす鴨肉に,きりり根深の力紙( ィよッ! 成田屋ァ!) 中食(ちゅうじき)にャぁチト御足ァ伸すが,季節変り目,邪気払い.野暮天なざァ申しやせん.畢竟満足,鎌○ぬ伝々.
御亭主今日も,ごっ馳走ォさン.今度ァそば前,飲りてェなぁ (睨)

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0102/A010202/1024853/
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“麺や けせらせら”@札幌/太平で“醤油らーめん”

2010-10-09 23:11:58 | そとめし;ラーメン
9月下旬から抜けなかった風邪が如何やら治まりかけてきた土曜日の昼餉.つれあいは友達と“十勝スィーツ”日帰りバスツアー,坊主もお出かけ … 柵ない一日,Apeで出たいのは山々だが,風邪をぶり返させては元も子もない… と,ゆーワケで…


久々,泥狐クン(拙庵乗り物最古参;'89 来庵)連れ出し近所のコチラ.11時半ちょっと前,シャッター前には既にお待ちの四輪2台,私の後から更に1台… 開店と同時に入店.


店主ご夫婦と脇を固める若い衆二人.皆さん,気持の良い接遇.カウンター席に着き,前回('10/01;初訪)塩を頂いたときの印象から今回は“醤油らーめん;¥680-”をお願いする.調理を待つ間にも次々お客様が来店される.
相変らず丁寧・確実なご店主の仕事眺めながら暫し.供された“醤油らぁめん”. 器の景色共々,こちらも端正・柔和な御顔立.


鶏の旨味あふれる粘度の高い白湯を,仄かに生醤油感の残るかえしが引締める.つるつる・しこしこの縮れ麺も風味好く,スープと良く絡んで美味い.睨んだとおり,醤油もイイなぁ.
脂身がすっきり甘いばらチャーシュー・しっとりコリコリのメンマ・切り口も奇麗な半熟味卵・瑞々しい貝割菜と小葱…具材もそれぞれ気配りが感じられ,なおかつ出しゃばらずに一杯の丼を纏めている.間を措きながら,隙は無い.
一気に底まで啜り切り,あ,しまった! 柚子胡椒,落してみるの忘れてた!

ともあれ美味しく,ご馳走さま! 次回は是非,味噌を頂いてみたいですね (o^ ')b

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0102/A010201/1009525/
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つれあい土産,“龍野屋”@松前町の“松前漬”

2010-09-24 18:11:56 | 烏合庵の食卓
先日,つれあいは友人と江差・松前方面へ1泊2日のバスツアーに赴いた.
私は仕事で両町とも何度か訪れた事があるが,つれあいは初めて.江差の舟屋など一渡り見所をリコメンドした折に何か土産はと問われたので,そー言や意識して本場モン喰ったこと無かったなあ,と松前漬をリクエストした.
買って来てくれたのがコチラのお店の2品目.量り売りを求めたそうで,パッケージや原材料表示はナシ(パッケージの商品も有るとのこと).


あまり時間が無く事前に見当をつけた(松前漬を最初に商品化したという)お店の品は見つけられなかったそうだが,飛び込みで入ったという此方も一家言あるお店のようで(そー言えば一寸前にTVか新聞紙面で見た覚えがあったよーな)…


此方は普通の“松前漬(¥300-@100g;+Tax)”
鯣は驚くほど瑞々しく戻り,昆布・醤油とともに良く熟れて雑味も無く美味い.僅かに配された鯑のプチプチとした歯触りも心地好い.猪口半分もあればご飯一膳がラクにイけてしまう(画像の分量では多過ぎです),剛毅朴訥な味わいだ.芋焼酎にも良し.酒なら山廃系だろうな.吟醸酒やビールには,あわせない方が無難かも (^^;).


もう一品は“そうらん漬(¥350-@100g;+Tax)”
多めの鯑.鯣は白スルメ,醤油は白醤油を使っているそうでやや甘口の仕上げ.口当り良くマイルドな味わいは(こちらはこれでご飯一膳分丁度),端麗な酒の温燗とも相性が良さそうだ.

お店で試食したつれあい,“(普通のほうは)一寸しょっぱいネ”と言えば,(多分)御当主に“飯に載せて食べるものだから”とすげなく返され,挙句,持帰った後は“食べ較べるなら普通のを先に”と念を押されたと言う始末.“偏屈な親父さんだったワ”とは言うものの,お味のほうは認めざるを得ない.
鯑の入らない“特製 松前漬”とやらも,機会があれば是非頂いてみたいものだ.

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3477777/
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室蘭ステイ,再訪“清洋軒”@/舟見町で懸案の  “日華らーめん” …

2010-09-17 22:40:46 | そとめし;ラーメン
  & 宵の口は“とり金”@輪西のやきとりで一献

ラリーウィーク土曜日,SS11:Nikara Short 1 観戦後,日曜の用務に備え室蘭に移動.観戦エリアの出店でたこ焼き買い喰いしただけなので黄昏前には小腹が空いた.定宿ビズホのチェックイン前,再訪“清洋軒”さんで虫養い.


二度目の此方,昼・夕,時分の合間.前・後にお客様無し.厨房(なか)はお若い三代(?)目.前回は“醤油(大)”.塩・味噌なども試したいけれど,此処はやっぱり“日華(醤油のみ)”,お願い!
今朝方は早出,新聞は1面の見出し眺めただけなので,備付けの朝刊斜めに読みつつ暫し.


“お待たせしました,日華です”
カウンター越しの御登場,一寸ファニーなお顔立ち.ノーマルラーメン;チャーシューのポジションを,掻揚げがコンバート.スープは此方も一寸だけ薄濁り.それでは早速,頂きまーす!

あれ? 醤油とはスープの仕立てが違う.生姜はさほど感じない.代わりに魚系(鯖か宗田の節だろうか?)の主張が強めに出ている.ひょっとして出汁の配合が違うのかな?
むしろ“汁(つゆ)”と言いたいこのスープに,件のしこしこ自家製麺が抜群に良く合う!
小海老が主体の掻揚げはあげ置きなので,油がほど良く切れている.押し気味の揚げ加減で香ばしく,汁を吸ってじんわり解けた具合もまた好し.

いやー,“そば”だねこれは,中華そば.いや,だから“日華そば”なんだな,きっと.“掻揚げを載っけた”だけじゃない.蓋し佳味!
ああ美味かった,御ッ馳走ォさン! 今度は是非とも“味噌”を頂きましょう!

食べログ⇒http://u.tabelog.com/ravenatspk/r/rvwdtl/3623851/


ビズホにチェックイン,シャワー浴び,缶ビールで喉潤せば早,宵の口.折角だから“鳥よし”さんで呑るか! と出て見れば,ありゃ,今日はお休みか. 為ればこそ,追って古株の此方は如何? と,ゆーワケで…


間口から左一列のカウンター席,奥に小上り.炉前は大将と女将さん.小上りに御家族連れ,カウンターには前客様無し.端近のカウンターに落着けば,注文の間にバラけて2名様がご来店.
基本の串物は一本¥120-.鶏系もあるが御当地柄,初見はやっぱり豚系をたれで.(大きい画像左から)精肉・ハツ・もつ・レバ,2本毎お願い!
徳利のお酒の他に,カウンター奥の冷蔵ショーケースには各地の地酒十数銘柄.お,“酔鯨”有るじゃないスか!


いや,美味しい.たれの塩梅・焼き加減,かっちり決まってます.
翌日早朝が控えているので“鯨海酔候”とはいかなかったけれど,此方はまた,ぜひお邪魔したいですね.次の端には,“ボンボッチ(塩)”を頂きましょう!
ご馳走さまでした (o^ ')b

食べログ⇒http://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010803/1010705/
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