歩いたり 走ったり 旅したり

40代女性です。
身体と心の健康を目指しています。
走ることを通して、みなさんにHappyを広げていきたいな。

自分の花を咲かせる

2016-11-03 07:44:25 | 歩く走るストーリー
富山マラソンで走っている途中、「世界に一つだけの花」を演奏してくれているブラスバンド部の子たちがいて、なんだかうるうるときてしまいました。

ほんと誰と比べる必要もないって私は思います。

誰かとタイムを比べて自分を卑下したり、満足したりするのは違うなあって最近心から思います。

負けたくないという気持ちは大切だけど、自分自身に対して負けたくないという気持ちが一番の力になるような気がします。

私は私って思うのは口で言うほど簡単じゃないけれど、今回は心底そう思えました。


私は子どもの頃、運動神経は鈍かったけれど、走るのだけは割と速かったんです。

走ればクラスで注目を集め、褒めてもらえ、リレーや陸上大会の選手を決める時は一番に名前が上がりました。

他の面で全くパッとしない子だったのでそれが嬉しくてがんばろうとしました。

そして中学生と高校生の1回ずつ校内の大会で途中で倒れてしまうということがありました。

結果を追い求めすぎてしまったのだと思います。

校内では速い方でも外へ行けば通用しないことも分かり始めていました。

でも「速いね」「すごいね」と言われることが喜びでした。

高校生くらいから徐々にジョギングを楽しむようになり、ストレス解消のために走ることも増えてきました。

体を動かすこと、走ることは本当に大好き。

社会人になってからは全くタイムを気にせず、職場の人とマラソン大会に出ることを楽しみ始めました。

だけどタイムを気にしだすと人と比べてしまう癖、速いって言われたい気持ちは心のどこかに残っていました。

自分よりどんどん速くなっていってしまう人たちをたくさん見て、人より速く走れない自分を受け入れられず、かといって負けずにがんばることもできず、落ち込む時もありました。

でも「まあ、いいや」とごまかしていました。

今は「練習を積み上げて、少しでも気持ちよく走れるようになりたい」って思います。

自分の中の絶対評価をアップしていきたいのです。

その評価には色々な項目があるのです。

タイムはもちろんあるけれど、楽しめたか?、友達と喜びを分かち合えたか?etc…。

だから私とは走力が違っても、走ることを楽しみがんばっている人の姿は励みになります。

1人1人咲かせる花は違うんだって感じます。

これからも楽しみながら地道にがんばって、走ることを通して自分を輝かせていきたいです。