八王子 印鑑 楽善堂
創業1899年:明治32年。東京:八王子 文字工房楽善堂では良いものを長く、一生お使いいただくのにピッタリの感触をご確認いただきたく、実際に印鑑材料をさわってみて、指との相性を見ていただく事をおすすめしております。
──── 八王子で印鑑を作り続けて124年 ────
こんにちは。東京、八王子で印鑑を作っている職商人(しょくあきんど)の平澤 東(とう)です。
山梨県立甲府第一高等学校の生徒さん、5人が『はんこhanko』いうタイトルで14ページのはんこ紹介のパンフレットを作りました。甲府にある大きな問屋さんからの定期的なメール配信で詳細を知りました。実際のパンフレット内容が添付のファイルになっていました。読んだところ、単なるはんこの紹介パンフというよりも論文に近い内容でした。
序文にはこう記されています。
私たち甲府第一高校探求科二年二班は、はんこ文化の継承というテーマのもと、探求活動に取り組んでいます。現在、押印廃止の動きが盛り上がる中、はんこのデメリットばかりが注目されています。それを受けて、はんことは何か?はんこは必要なのか?はんこをどういう形で残したいのか?などについて考えてきました。
パンフレットは、はんこ用語、はんこの魅力、はんこの歴史、はんこを使う文化など、10の項目を立てて、詳しく解説してあります。甲府第一高校は1学年が普通科5クラス、探究科2クラスあり、探究科は少人数の班が関心のあるテーマを2年間かけて研究する、というカリキュラムです。国語、数学、英語など一般科目の他に、週に2時間「探求」の教科が組み込まれています。
よくここまで調べてくれたなあ、の思いを強く持ちました。さすがに「探求科」の生徒さんです。最終ページの「まとめ」にはこんな文章がありました。
はんこ自体をいらないとする風潮がありますが、はんこにはたくさんの魅力があり、堅苦しいものではなく芸術品としての柔軟性があります。特に、山梨県六郷地域のはんこは歴史的、芸術的に高い価値があります。このパンフレットを読んでいただいたみなさんには、ぜひ自分のはんこに愛着を持ち、はんこを身近なものとして感じながら使っていって欲しいです。
印章業界(はんこ屋の業界)に身を置く私としては、これから成人を迎える高校生がはんこについて詳しく探求して、パンフレットを作ってくれたことに本当に感謝したいと思います。パンフレットは山梨県内の各地で配布されました。
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