しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

アイス=高利貸し

2006-09-22 | 日常
昔の時代劇なんかを見ていると「金貸し」が重要な役割を担ってますな。東野栄次郎さんがやってた頃の水戸黄門なんかでもよく出てきてました。

出てくるパターンとしては、江幡高志さんとかの顔つきの悪い3人組みが、かわいい娘のいる病人のところへやってきて、

おぅ おぅ おう おーーー

先月貸した一両二分! いつになったら払うんだよぅ~。

えぇっ! とっくに、期限は過ぎてるんだよぅ~


な~んて証文を示しながら

今日のところは、この布団を利息代わりに・・・

なんて、寝ている病気のじいちゃんの布団をはがしていくのでした。

するってぇと、娘は、

ひっ!   こっ、これだけは堪忍して

なんていうんですが、悪党は勘弁なんかしませんな。

いいか、じじい。来月までに金を返さねぇと、娘はもらっていくからな!

なんて捨て台詞を残して去っていきます。

のこされたじじいと娘は

「おゆみぃ~・・・」

「おとっつあん!」
 な~んて泣き崩れるのであった。

実に悪党らしくて小気味いいですね(^^;


ところがこの頃の時代劇を見ていると悪党は決まってヤクザもの。博徒系ですな。金貸しはめったに出てきません。


なぁ~んでか???




それはねー♪ 

テレビ局のスポンサーは、サラ金様なんですよ~。

考えてみると

「は っ じ めての方を~ 型に嵌めたくってぇ~♪」とか

「忘れなぁいで お金よぉりも 大切なものはない♪」とか

「どーする××」

とか、やってるのを何気にたくさん見てますよね。

あれってとてつもない金がサラ金からテレビ局へ流れてるってことです。

これじゃあ、サラ金の先祖?の高利貸しを悪く描けるはずはないですよね。

まぁ、「言論の自由を守れ!」なんていってるマスコミの実態なんてこんなもんです。

時代が下って明治時代になっても、相変わらず高利貸しはがんばっていたようで、当時の庶民は、直接文句を言えないもんだから 
高利貸し=氷菓子=アイス
なぁんて、婉曲表現を使って悪口を言ったり愚痴ってたんですな。

ところで、高利貸しは「こうりがし」ですが、氷菓子は「こおりがし」です。この辺突っ込む人はいなかったのかな^^
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする