プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

うさぎとかめ

2008-10-31 08:28:30 | 考えたこと
人にはそれぞれ自分にぴったりくるリズム
のようなものがあるような気がする。

バンバンとやりたいことをみつけ、
ガンガンとそれに突き進む、
という動きを見ると、ちょっと羨ましい気持ちになる。
ときどき、そうではない自分はさぼっているのか?
能力に問題があるのか? なんていう疑問さえも
湧いてくることもアル

けれども、自分がそのリズムで動いたら、
どこかで破綻するな、ということがわかる。
(ようにこのごろなってきた)
自分のリズムで動いていても、まあ、
やりたいことはできるし、少しずつにしても、
たどり着きたいほうには近づいていける。

うさぎとかめの物語。
子どものころは
「だから、着実に、一歩一歩ね」
みたいなオチとともに聞き取っていたけれど、
今は
「ああ、そういうものだな~
のように聞き取れるのが、なんだか、不思議です。

【愛媛県松山市】11/1 愛Work子育て講演会

2008-10-30 11:54:23 | 講演会
いよいよ、今週末にせまりました

愛媛県松山市で、袰岩先生の講演会があります。松山の皆さま、どうぞよろしくお願いします
入場無料、申し込み先着150名さまです。ぜひ、ご参加ください。

日時
11月1日(土) 14:00~15:30

開催地
松山市男女共同参画推進センター(コムズ)5階大会議室 [松山市三番町6丁目4-20]

申込方法
氏名、住所、電話番号、年齢・性別と参加人数を電話、FAX、
E-mail、ジョブカフェ愛workHPよりお申込みください。

申込および問い合わせ先
ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
〒790-0012
松山市湊町3丁目4-6 松山銀天街GET!4階
089-913-8686 FAX 089-913-8685
info@ai-work.jp 
URL http://www.ai-work.jp

託児
先着 15名
講演中に6ヶ月~就学前のお子さまをお預かりいたします。ご希望の方は、お申込みの際にお問い合わせください。

主催
ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
後援
愛媛県教育委員会・愛媛県私立中学高等学校連合会・愛媛県私立中学高等学校保護者会連合会・愛媛県PTA連合会・愛媛県高等学校PTA連合会

 おいしいお店やお土産情報を教えていただけたら、うれしいです 

 ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)にも、お知らせページができていました。「チラシ」や「申込用紙」がDLできます。よろしくお願いします。


コロンビアのコカ

2008-10-30 10:38:00 | 考えたこと
国連大学のセミナーでコロンビアの副大統領
講演をする、というので、
夫に便乗して聞きに行きました

夫は小・中学校時代の一時期を
ブラジルで過ごしていたこともあって、
南米関連にはぐいっと惹かれるのです

私はコロンビアと言われても、
即座には場所が定かじゃない状態だったのですが、
地図を見ると、南米の北、パナマと接しているところです。

広大なジャングルともの凄く豊かな生態系を持っていて、
最近でも新種のカエルや鳥が発見されている、とのこと。
ところが、そのジャングルでコカの栽培が数年前から盛んになり、
あっという間にジャングルの崩壊が広がっていると
ジャングルが切り開かれる、ということだけでなく、コカの栽培
に伴って莫大な量の枯草剤と殺虫剤が投入され、また、精製のために
薬剤と水が山ほど使われ、それらの排水は周りに廃棄されてしまい、
それに伴って、水にも汚染が広がり、環境破壊が広がってっていく…

もともと、コロンビアは中継地だったとのこと。
(確かに、地理的に便利な場所)
ところが、数年前から現地での生産が盛んになった。
現在、アフリカが中継地となっているので、
今後、アフリカに広がるのではないかと懸念している、とも。

イギリスにblurというバンドがあって、
そのメンバーが200万ポンド(記憶がおぼろです)だったか
をコカに使ったというので、コロンビア政府が彼らを招待して、
それだけのコカを栽培するのに、どれほどのことが起こるかを見てもらった。
それをBBCが番組にした、とのこと。
その番組をロムに焼いて、啓発に使っているという話も。

そういえば、blurを聞いていた時期もあったなと思って、
今、探したら、手元にblurのアルバム、The Great Escapeがありました。
このBBCの番組、見てみたいな…

知られること無く、絶滅している生物もいるだろう…。
地球のはるか向こう側で起きていることが、
自分に全然、関係ないと思ってたことごとが、
なにやらこんなに関係してくるとは。

副大統領自らが極東の地で、
これだけ熱心に語るということにも
すごい、インパクトを感じます。

この間の、もじ文字展でのカエルさんからの
手紙を思い出しました。(今年は国際カエル年)
なにか、できることは…。

私が惹かれたのは、プレゼンテーションの前に
コロンビア・コーヒーがふるまわれる、ってところ
だけだったわけじゃないよね? 
とちょっと自分に念を押しました。

疑問の答えを見つけました

2008-10-29 15:07:36 | 日本学校メンタルヘルス学会
内田樹氏のブログを読んでいたら、
私が疑問に感じていたことの答えは、
「これだ!!
と思うことが書いてあった。
果たして、このまま引用していいのかどうか、
わからないのだけれど、
「そうなのよ!!」と思うところがあったので、
一部、コピペさせていただきます。
以下、引用です


~ある公立学校の校長が
「保護者生徒はお客さまである。
お客さまに選択される教育商品を揃えるのが教育の仕事だ」
と豪語したことがある。
学校選択制はこのようなタイプの
「ビジネスのワーディングでしか教育を語れない人間たち」
を組織的に生み出すはずであるし、現にそうなりつつある。
このような人間たちの手によって
学校教育はいま日々殺されているのである。
繰り返し言うが、教育はビジネスではない。
教育は資本主義が登場するより以前から存在する。
だから、教育の意味や価値を
資本主義市場経済の用語で説明することはできない。
教育の目的はこどもたちを「成熟」させることにある。
子どもたちを成熟させるための装置として
「学校」という制度は存在する。
それは株主に配当をもたらすために存在する
株式会社という制度とは成り立ちも
存在理由もまったく異なるのである。
子どもの成熟は「換金」できない。
「成熟すると、いくらもらえるんですか?」
というような問いをしているかぎり、
ひとは成熟とは無縁である。
この当たり前の知見がいまだに共有されていない。~

以上、内田樹氏のブログからの引用です。

ちょっと過激だけど、おおむね、そんな気がする。
丁度、日本学校メンタルヘルス学会の仕事で、
先日決めた、
「広げよう、育てよう、元気の〝もと"」
    ~知識・技術・自信~
なるテーマの説明文を書くお手伝いをしていた
ところだったので、「おお!!」と。

何かのチャンスに内田先生のお話、直接伺いたいな~。
(内田氏のブログへのリンクは、明日、事務担当Alohaにお願いします)

今回の記事は、内田先生のブログ2008年10月27日「学校選択制」から、一部引用させていただきました。ありがとうございました。

矢野顕子「akiko」聴いてます

2008-10-29 09:18:51 | 考えたこと
アマゾンで手に入れた
矢野顕子akiko」聴いてます

1曲目のタイトルが「When I Die」
ラストの曲「変わるし」で、

~大好きなお店がまた 無くなっちゃうし
大切な親も猫も死んでしまうし~

と歌っていて、
なんだか、「死生学」なアルパム。
今年は本当に「生きるの 死ぬの」を考える年です。

「自分が死ぬこと」をリアルにイメージしたのは、
30歳ごろ。4月に大学院に入学して、
大学に続く満開の桜並木の下を通りながら、
「あと、何回桜の満開って見るんだろう…」
と思い、
「ああ、こういうのって数えられるんだ」
と思ったのが、リアルな体験でしたね~。
「有限」ってことに思い至り、おお、と。

でも、その直後ぐらいに、

「そうか。そうすると、あと何回ご飯が食べられるのか?というのも有限なんだ。
1回もおろそかにしてはいけないな。ジャンクフードは極力避けよう…」


というようなことも同時に思ったことも、思い出しました

中途半端に「ある」こと

2008-10-28 13:09:52 | 考えたこと
生物と無生物の間」しばらく放ってあったのを、
思い出して、最後まで読みました。

ある物質Aが初めから体の中になければ、それを
ないものとして、他のものが補完するように動き、
結果としてトラブルが起こらない。

ところが、不完全な形の物質A′が存在してしまうと、
その物質は自分のなかに「ある」のだという前提で
動き、結果として問題が起きてくる

というような内容があって、
「ああ、家事の手伝いみたい
と思ってしまった。(急に下世話な感じだけど)

ときどき、気まぐれにヘルプがあるよりも、
全く「ない」ということを前提にしていたほうが、
気分的に楽なんだよな~

倉田稔著『ハプスブルク歴史物語』NHKブックス買いました

2008-10-27 10:40:36 | 読んだ本
昨日。
「明日はお弁当のいる日だ!
と気づき、あわてて買い物に行く途中で、
ふと、古本屋の明かりに引き寄せられて入店
玄侑宗久氏とA.スマナサーラ氏の対談『なぜ、悩む!』
見つけて、まずはゲット。それからぼ~っとしていたら、
上記本が。

倉田稔著『ハプスブルク歴史物語』NHKブックス

私がフロイトの本を読んでいるといったら、夫が
「当時のウィーンという時代と、彼がユダヤ人だということを
知らずして、なにがフロイトだ(と易訳されるような内容)」
とのたもうていたのを思い出し、なるほど(および、なにくそ
と思って買ってみました。

読み出して、思い出したことが…。
カタカナの名前がどうしても覚えられず、世界史が超苦手だったんだった…
しかも「~二世」とかになるも、もう、
いったいだれがだれだか…
ハプスブルク家を理解するには時間がかかりそうです…

しかも、当初の目的だったシャケを買うのを忘れ、
今日の息子のおにぎりの具は冷凍タラコとなりました。
ごめんよ~

【神奈川県茅ヶ崎市】11/26 PTA連絡協議会研修会

2008-10-27 09:57:16 | 講演会
神奈川県茅ヶ崎市PTA連絡協議会研修会で、袰岩先生の講演会があります。
茅ヶ崎市の皆さま、どうぞよろしくお願いします

講演会
子どもの心に寄り添う
~ 共感的なコミュニケーションとは ~

日時 平成20年11月26日(水)
   午後1時30分~3時00分(開場午後1時00分)
場所 茅ヶ崎市コミュニティホール(市役所分庁舎6階)

既に定員いっぱいになり、早々に締め切られたそうです

杉並区の小学校で研修会

2008-10-25 14:12:37 | 講演会
カウンセリングルームのある駅の隣の駅
の小学校で校内研修会でした。

すっごい大雨の中、出かけて行って、
後姿がビチョビチョだったらしく、
「大丈夫ですか?」
と言われてしまいました~

研修のなかで
「落ち込みからの私の回復法」
をシェアリングしたのですが、
「消しゴムハンコを作る」
「明日の予習をする」
というのもあって、おお! と。
楽しい研修でした。

ぎりぎり到着でご心配おかけしました、すみません!
ありがとうございました

結城市の後は、日本学校メンタルヘルス学会の企画委員会でした

2008-10-24 23:04:45 | 日本学校メンタルヘルス学会
昨日の結城市での仕事のあとは、池袋で
日本学校メンタルヘルス学会の企画委員会でした

7:00スタートの会議だったのですが、こちらも熱心です
仕事が終わった後で、お忙しい先生方が集合です。
昨晩は企画委員会としてヴィジョンとテーマを決める、
という雑誌の特集ページのタイトルを決めるような、
そんな雰囲気。

1時間半ほどかけて、
発達の問題に話が移ったり、現場の先生方の大変さの
話題が出たり、自我についてのお話が出てきたりと、
あっちゃこっちゃにいきながらも、
「広げよう、育てよう、元気の“もと”」
副題に
「~知識・技術・自信~」というものにたどり着きました

そして、3月の最終日曜日あたりに、
研修会が企画されそうです。
スケジュール、空けといてくださいませ!

結城市に行ってきました

2008-10-24 19:56:44 | 講演会
結城市のファミリーサポーターの方たちとの研修に
行ってきました
みなさん、とっても熱心です。
お疲れ様でした。
課長さん、担当してくださったIさん、みなさん、
ありがとうございます


今回の仕事、大学院時代の友人のTさんがご紹介くださった仕事です。
大学院には仕事、結婚をしてから行ったので、10歳以上年下の先輩や
同級生がいっぱいいるのです。楽しかったな~、院生生活

Tさんは研修にも出てくださって、終わった後、
結城市を案内してくださいました~。ありがとう!!

奥順(株)のつむぎの館へ。
いい感じの風合いの紬を心地よさそうに着ている
男性が
「いらっしゃい。どちらからですか?」
と声をかけてくださって、資料館へ。
すごく詳しい解説を聞きました。
結城のとなりの下館出身のTさんが、
「ちょっと前までは、女性はだれでも一生に一着分、
織りあげてたそうですよ」
とのこと。すごいです

糸は手でふんわり撚りをかけているので、ほぼ無撚糸。
だから、絹でもざっくりした感じで暖かいんだ~。
いいな~、あの感じ

そう思いながらショップへ。きくところによると、
解説してくださった方は資料館の館長さんで、専務さんで、
社長さんの弟さんだそうです。どうりで、お着物が…。
そのあと、反物が置いてあるほうへも行きました。
いいな~、素敵だな~とため息をつき
値段を見て、ため息をつきながら出てきました。

いつか、自分でも織ってみたいな~

山登敬之先生からご著書「パパの色鉛筆」いただきました!

2008-10-22 11:26:09 | おしらせ
さっき、家を出ようとしたら
山登敬之先生から
ご著書「パパの色鉛筆」が届きました!
ありがとうございます!!

副題が「精神科医ヤマトのつぶやき、その他。」
そして、帯に
「人生50年、精神科医25年どこから読んでも泣ける、笑える、楽しめる、
ヤマトワールドへの旅」

とあります。

冊子小包状態のままで持って出て、駅に
ついたところで開封。
なんともカラフルでかわいらしい表紙
タイトルも「パパの~」。
ヤマトせんせいの風貌と
ちょっとミスマッチな感じで、
思わずにっこりしちゃいましたよ

今夜も寝不足ですか~
明日は結城市まで出かけるっていうのに…

マリー・ド・エヌゼル著「死にゆく人たちと共にいて」白水社刊読みました

2008-10-22 09:29:07 | 読んだ本
地域班の見回り、というPTAの活動の後、
夕暮れの街の古本屋でボ~

死生学に傾倒しつつある私としては
見過ごせないタイトルの上記本を発見。
読み始めたら止まらず、ティッシュの箱を抱えながら
結局、最後まで読みきってしまいました。

マリー・ド・エヌゼル著「死にゆく人たちと共にいて」白水社刊読みました

著者の感じる力のすごいこと、すごいこと。
末期とされる患者(?)さんたちの
「死ぬ」とわかってから本当に「死」を迎えるまでの
間にたくさんの意味を見つけたり、作り出したりする
パワーのすごいこと。

私のカウンセラーとしての仕事は末期ではないけれど、
心の一部分がもしかすると「死にそうになっている」ところ
に立ち会っている、というような面があるのではないか。
自分のなかの一部分に「さよなら」を言ったり、
なくしてしまったものや、
もしかしたら自分のものになったかもしれないものに、
存分に愛惜を感じる場でもあるんじゃあないだろうか、
というようなことも思ったりしました。

しょっちゅう、クライエントさんの語ることに
感動するのだけれど、この本から伝わってくるものと
この感じとは、とても似ていると思った。

顔を洗うときに鏡を見たら、
寝不足と泣きすぎのせいで、
まぶたがブンブンに腫れちゃってました。
また、息子に
「みちゃらんないよ~」って言われそうです。

学校・お寺・神社

2008-10-21 08:52:31 | 考えたこと
このあいだ、新幹線に乗って窓から外を
眺めていたとき。
多摩川を渡る辺から横浜方面に
かけての風景を見ていたのだけれど、
「あれ? なんかひらけているな~
とよく見ると、「学校」。
次に木立があって、なんかひらけてるな~、と
思ってじっと見ていたら、それはお寺。
そんなふうにビルやマンションや家が建ってる中で
「ひらけてるな~」
と見えるところは、学校・お寺・神社。

「コミュニティ心理学」
っていう分野があるのだけれど、
日本のコミュニティって、
学校・お寺・神社なの(だったの)かな~と
思ったりしたのでした

無意識が気になって、フロイト関連本、読み始めました

2008-10-20 09:42:00 | 考えたこと
ランディ氏の講演でキュブラー・ロスや夢の話を
聞いた次の日が日大で「精神分析」についての
授業の日でした

めずらしく予習に熱が入り、「夢分析」の項目なども、
けっこうのめり込んで読んでしまいました。
これまで、フロイトや精神分析なるものは、一応、
知識として
「知っておかねばならぬ
ものという位置づけだったのですが、急に
「知りたいもの
に転換。

どこかに、フロイト解説本があったはず…、
と本棚をごそごそしていたら、
NHKブックス刊「フロイト その自我の軌跡小此木啓吾著
が出てきました。
ときどき、遭難しながら読んでいます。

最近、熟睡していて、夢を見ないな~と思っていたら、
さっき起きてきた(今日は代休)長女が妙な夢を見たと
報告してくれました~。何か関係あるかな?