プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

自分のブログを読み漁る

2015-09-22 21:00:13 | あれこれ
これだけブログを更新しているには訳がある。
毎日、毎晩、パソコンの前で原稿を書こうと
陣取っているわけなのです。
そして、ウォーミングアップのつもりで、
頭ん中にあるあれこれを振り払うために(?)
まずはブログに中味を出して…、
というようなことをやっている。
にもかかわらず、この「墨をする」みたいな
ところで終わってしまって、
次の本番に進まないというもどかしさ、申し訳なさ。

そんなことを思いながらも、
昔書いたブログを思い出したくて、
自分のブログをサーチしてしまった。
そして、見つけました。
これ

全く別々の知り合いが、この夏にロシア方面を旅していて、
この物語に出て来そうな街やお城の写真をフェイスブックにあれこれアップ。
ワシリーサの話が前半も後半も大好きで、
こういう風景のところに行ってみたいなぁと。

朝には夜よりいいことがある、っていう。
どこかで、絵本を手に入れたいなぁ。
バーバヤガがどんなふうに描いてあるかも見てみたいし。





運動会

2015-09-21 21:10:30 | あれこれ
土曜日は日本語補習校の運動会でした。
取材、ということで。
しかも、始まりの時間を知らないまま
前日になってしまい、息子に
「だれか友だちで行ってる子、いない?」的な
お願いをして、プログラムごとラインで教えて
いただくというヘマぶりです。
学校のサイトに載っているという
にせ情報があったもんで…。
(っていうか、もっと早くに確認しなさい、
ということですよね。ホント)

運動会を開催するのは、隣りの街で、
車で40分ほどかかるところ。
なじみの場所ではないので、ドキドキ
運転していきながら、そういえば、
娘が通っていたときには、車がなくて、
タクシーで行ったんだったなぁ、と
こっちに来たばかりのころのことを
あれこれ思い出してしまいました。

娘が最終学年だけお世話になり、
週末に通うここだけが唯一、
日本語で思い切り話せる場。
ホントにだれも知り合いがいなくて、
英語もよくわからなくて、
よく、これまでなんとかやってこれた
もんだなぁ、と。しみじみ。

そのときにすっごくお世話になった
クラス委員さんが今、事務スタッフとしてお仕事
なさってて、帰り際、久しぶりにお目にかかれて、
それはそれは、嬉しかった!
彼女がいたから、なんとかやっていけたような
ものだったなぁ…。

この5年間、何もしないで日数だけが
すぎちゃったなぁとか思っていたのですが、
案外、あれこれやってたんだよな、と
確認できた1日でした。


オアフの西側でビーチクリーン

2015-09-20 15:28:26 | あれこれ
西の果てに近いKulaIlaiのビーチまで
ビーチクリーンをしに行ってきた。
いつもお世話になっているChiemiさんが
4週間ごとに企画するビーチクリーンイベント。

今日はビーチクリーンディということで、
このちょっと先のMakuaビーチで大々的な
ビーチクリーンが行われている。
KHTHもお世話になっている
Na Kama Kai
というグループも参加している。
ワイキキ側でも知り合いがビーチクリーンを
していたはずだ。



思いのほか割れたビールビンの破片が落ちていて、
びっくり。これは裸足では危険。
釣り糸も結構ある。
カメの甲羅に巻き付いて、
カメが成長するに従って、そのまきついた
ところだけ甲羅が8の字型に変形しているYou Tubeとかを
見たことがあるので、危険、危険!と
思いながら拾ったりして。

こんなちいさなものをポチポチ拾って、どうなるよ?
という疑問の声も聞こえるのだが、
だれかがビーチクリーンをしている姿というのは、
「ああ、汚しちゃいけないなぁ」と捨てようとした
タバコや空き瓶をもしかしたら、ゴミ箱に捨てるよう
促す力があるかもしれない。

そして、こんなふうにして、ポチポチ拾うっていうことは、
これまで海にしても大地にしてもずかずか使いっぱなしにしてきた
自分の行動に対しての、せめてもの「ごめんね」の気分でもある。
そして、ポチポチと拾いながら、海に広がってしまった放射性物質も
なんらかの技術で拾い集めることができるようになるんじゃないかなぁと、
夢想してしまった。

労働の後はChiemiちゃんちでレッスン付きでブランチ。
オートミールとポイの入ったパンケーキ。
とってもおいしくいただきました。
あ! レモン、いただいてくるの忘れた!
すばらしくでっかいレモンがChiemiちゃんちの庭に
なっていて、わんさかあったのです。



ドライブしてくれた友人が
帰り道にあるヘイアウに連れて行ってくれて、
すてきな風景と貿易風に吹かれながら、
リフレッシュ。


以下はハワイ報知のカパラマ雑記
0115
毎日、 パソコンにお世話になっている。
これが無いことには、商売あがったり。
紙面を作るのにインデザインというソフトを使っているのだが、
まだまだ、扱いに慣れていない。間違った操作を何回も繰り返すことがある。
パソコンはモンクも言わず、間違った操作を司令通りに実行し、
何回、やりなおしても怒らない。
同じことはカーナビにもいえる。
ゴール地点を入力すれば、何回、間違っても、
今、いるところから
「どうしたらゴールにたどりつけるか」を
根気づよく教え続けてくれる。
間違っても、間違っても、怒らない。
新学期が始まり、息子の宿題を手伝いながら、
カーナビを見習わねばと、自分に言い聞かせている(ほろいわ)

1月ごろのカパラマ雑記

2015-09-18 18:48:25 | あれこれ
012915
 1月が終わろうとしている。
「時間がたつのは早いよ。あっという間に年をとるよ」という声がかかる。
 それでふと、思い出したのが「浦島太郎」。
あの話、もしかするとモーレツ・サラリーマンが仕事と接待に忙殺されているうちに、
妻子の心は離れ、地域社会との絆が失われ…。 
ついに迎えた定年で我にかえってみれば、心開ける人が周りにいなくなり、
町の様子も変わり、途方に暮れる。
そんな、未来の働き過ぎのお父さんに
警鐘を鳴らす物語だったのかもしれない。
 しばらく、ゆっくり、いっしょの時間を過ごしていなかった子どもたちと、
急遽ご飯を食べに出かけることにし、
絆のメンテナンスを試みた。
(ほろいわ)

020515
2月から紙面がタブロイド版に変わり、
カラー印刷に。変化には、何事も問題が伴う。
 初日、2日目は「大丈夫か?」とドキドキする場面もあった。
編集部は2階、印刷は1階で行われるので、
日頃使われることのない階段を登ったり、降りたり。
トラブル解消を待ちながら、印刷、発送に携わっているスタッフと
おしゃべりするチャンスもあった。
 3日目はスムーズに進行。
なるほど、3度目の正直とはよくいったものだ。
そういえば、こっちに来たとき、頼みごとは3回しろと教わった。
確かに、娘の転校手続き、1回目、2回目は「ノー」。
3回目で「一応、書類提出して」と言われ、
ギリギリの日にOKになったことがある。
(ほろいわ)


今年の初めに書いたカパラマ雑記ですね。
1月29日のほうは、ブログにも書いていますね。
あまりにも、浦島太郎、モーレツサラリーマン説が
ぴったりはまったんで、
悦に入っていたのですね。

そして、
そう、2月にハワイ報知の紙面が白黒からフルカラーに。
写真がとってもきれいに見せられるようになって、
大感激。
父が、戦争が終わって、総天然色の映画を見たときに、
「平和がきたんだなぁ」と実感したと言ってたのを
思い出したりしました。
その後もいろいろな変革があったんです。
天気予報が入りました。
これ、ひとつずつ、天気と気温を入れてくんで、
結構、手間がかかるんです。
ハワイの天気は1日で雨、雷、晴れっていうことも
多いので、どの天気を入れても間違うことはない、
という噂もあります(笑)

そして、1面がハワイのローカル記事になりました。
以前は日本の記事が表紙にきていたのですが、
今はハワイのニュースが表紙。
ぐっと地元の新聞っぽくなりました。

Kapalama雑記  ハワイ・シンフォニー・オーケストラ

2015-09-17 15:50:07 | あれこれ
010815
友達に誘われてハワイ・シンフォニー・オーケストラ
演奏会に出かけた。
演目にチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲があり、
ヴァイオリニストはオーガスティン・ヘーデリッヒ氏。
コンサート前のトークの姿に好感を持った。
演奏も素晴らしく、ライブのオーケストラでの音楽の楽しさに触れた。
家に帰ってから、もう一度同じ曲が聞きたくなり、
ネットでユーチューブを検索。
探し当てたのは庄司沙矢香さん。
パガニーニ国際ヴァイオリンコンクールで最年少優勝したという
彼女の演奏には圧倒された。
何曲かハシゴして聞いた。
久しぶりに生のクラシックの威力に触れ、
また、ネットやユーチューブという技術にも感謝した。
                       (ほろいわ)

9月中旬から、新しいシーズンが始まるとか。
初日だったかに、無料コンサートがあったはずなので、
行ってみようかなぁ、混んでるかなぁと思案中。
場所はニールブレズデルセンター


Kids Hurt Too Hawaii、グリーフサポートのこと

2015-09-15 18:26:45 | あれこれ
ホノルルにKids Hurt Too HawaiiというNPOがあります。
死別や離婚、徴兵、刑務所への収監などの理由で
親や身近な人との離別、死別を体験した子どもたちの
グリーフサポートをしています。

代表はシンシアとヒロ。
シンシアはダギーセンターというオレゴンにある
グリーフサポートのメッカのようなところで
トレーニングディレクターをやっていた方です。
なんと、あのキュブラー・ロスから直接指導を受けている人ですし、
さらに言えば、ミンデルともお友達です。

ヒロさんは日本人です。
シンシアとダギーセンターで出会い、
ヒロさんがハワイで大学院に入るのに伴って2000年に
二人でハワイに移住。キッズハートツーの前身となる、
NPOを始めました。車におもちゃを乗せ、場所を貸してくれる
幼稚園や教会などで開いていたとか。
今はククイセンターというすてきな場所にスペースがあります。

阪神大震災のときからシンシアは日本を訪れ、
大切な人を失った子どもたちのサポートに携わっています。
東日本大震災以降、2011年からは年3回ほど、
毎年、東北の各地をまわりサポートにあたっています。

その間に、たくさんのグリーフサポートにかかわる方たちとの
つながりが広がりました。研修会や講演会も東京や大阪を含め、
さまざまなところで行っています。
当初はハワイにある自動車会社「アキュラ ホノルル」が
ゴルフトーナメントとバンケットを開き、資金を募り、
渡航費、滞在費などの経費を出して下さいました。
その後、朝日新聞厚生文化事業団とつながりができ、
そちらからサポートを受ける形で、日本への渡航費などが
捻出されています。

今、世田谷にできたグループ、
「グリーフサポートせたがや」さんが、
シンシアとヒロを東北に招くために、
クラウドファンディングで資金集めをして下さっています。
ほとんどが寄付で運営されているKids Hurt Too Hawaii。
ご協力いただけたらとても嬉しいです。
シンシアとヒロのバックグラウンドについても、
記載がありますので、よかったらサイトを見ていただくだけでも、
ありがたいです。

稀な偶然でつながりのできたKids Hurt Too Hawaii。
英語もよくわからないのに、Board Memberやっています。
とても大事で意義深い活動だと思っているのですが、
いつもいつも、議題に出るのは
いかにしてドネーションを集めるか。
いろいろ知恵をひねったり、頼れるところを探したりして
がんばっています。

不思議なことに、ハワイに来てから、
「会いたい」と思っていた人に会うことができたり、
「必要だ」と思っていることにかかわれたり、
「あればいいなぁ」と思っていることが手に入ったりします。
もし、真理子さんがガンで亡くならなければ、
もし、ヒロさんが日本人じゃなければ、
もし、ナデシコクラブとかかわりがなければ、
もし、カイルアまでピラティスを習いに行かなければ、
Kids Hurt Too Hawaiiとはつながらなかっただろうと思います。

来年の3月には東北から30人の子どもたちを招いて
ノースでキャンプをする予定です。
朝日新聞厚生文化事業団とのコラボです。
写真は朝日新聞厚生文化事業団からいらした
福田さん(右側手前)と中村さん(右側奥)。
震災後からつながりができ、すでにホノルルで
お目にかかるのも2回か3回目。2泊4日という
弾丸ツアーでいらしてくださいました。
前日はキャンプ場の下見などをして、
この日はキャンプの命名も。
その名もCamp Hoku Lele と決定!
ホクレレとは、流れ星のことです。
Kids Hurt Too Hawaiiからも子どもたちとファシリテータが参加します。
仕事をなんとか休ませてもらえれば、私も参加できるのですが…。
もう少ししたら、募集要項が決まると思うので、
決まり次第また、お知らせします。

Uacocoお披露目会、行きました

2015-09-12 06:38:31 | あれこれ
111-Hawaii Projectというプロジェクトがあります。
これは、ハワイの地元の企業にクラレンス・リー・デザイン事務所がかかわり、
111-Hawaii Projectのブランドのもとに、商品開発をし、
観光で訪れた人によりアピールするものを生みだそうというもの。
さらに、売上げの一部を地元のNPOに還元し、
ハワイに住む人々とも元気をシェアしようという試み。

ハワイで暮らすということは、ことのほか大変です。
なんといっても、住居費と物価が高い。
島なので土地自体が少ないのと、
「もの」はほとんどがアメリカ本土から運送費をかけて
やってくるので、その分が上乗せされた値段。
ホームレスの問題が常に新聞のトップを飾るような場所でもあります。
雇用についても、観光業での雇用がとても多く、
季節や世界(特に日本)の景気の影響が直撃。
景気が悪くなった途端に、仕事もなくなるということが起こります。

ですから、地元の企業がより元気になって、観光業だけではない雇用を増やすことは
若者たちの働く場を増やすことになり、州が潤うことにもつながる。
ハワイは人口125万8千人、ホノルルに88万人が暮しています。
88万人というのは、日本で言ったら世田谷区ぐらいのサイズ。
そのなかだけで売れるものには限りがあります。
世界に向けて発信できて、しかも、ハワイ独自のものがいい。

そういった「今、なんとかできるといいテーマ」に対して、
きっちり方向性を持った答えがこの111-Hawaii Projectではないかなぁと。
お話をうかがったとき、一気にファンになってしまいました。
中心になっているのはKuni Yamamotoさんといい、日本人です。
カッコいい人がいっぱいいます。

ということで、この商品は111-Hawaii Projectの第3弾。
「淡い虹」を意味するUakokoのkokoをココナッツのcocoに変えて
Uacocoと命名。
地元でチチモチで有名なMochi屋さん「Fujiya Honpo」の商品。
ハワイ報知の近くに会社があって、
ときどき、お土産でいただきます。
初めて食べたときには、ピンクや黄緑のMochiにびっくり。
ハワイに移民した日本人が故郷をなつかしんで作ったMochiに
移民の歴史がチラリと頭をかすめました。

そのMochiからマカロンをイメージさせるような
カラフルでかわいらしい形のUacocoにつながるなんて、
デザインの力が加わるステキさにジーンとしてしまいました。

お土産にもぴったりのサイズと値段。
7.5ドルです…って書くと、持ってったときにバレバレね(笑)

アイスコーヒー、ママキティ、ウアココときましたが、
ますます次なる商品が楽しみです。


母語で読み聞かせをするということ

2015-09-10 19:31:53 | 考えたこと
カパラマ雑記 0910
 2012年の11月、仲間数人で「リビングオハナ」というグループを始めた。
前身は「おはな文庫」。
絵本の読み聞かせをするグループで、
現在は読み聞かせだけではなく、ヨガやストレス軽減セミナー、
食」に関するワークショップなども行っている。

 先日、夏休み明けに子どもたちに向けて、
久しぶりに「絵本の読み聞かせ」を行った。
1歳から4歳までの5人の子どもたちが集まり、
日本語の絵本を次々と楽しんだ。 
子どもたちが生き生きと自分らしく反応している様子や、
何かに気づいて「あ、あ!」と言っているのを見て、この時期の大切さが身にしみる。 
特にバイリンガル環境に置かれた子どもにとって、
母親の母語のリズムで読まれる絵本は安心のもとだとか。

ハワイに移り住んで間もない子どもたちもいて、
彼らにとってもリラックスできる時間だったようだ。
 そういえば、移住してすぐのころ、英語漬けの日々に、
息子が頭から湯気をたてて、オーバーヒートしていたのを思い出した。


こんなサイトも見つけました。
⇨ 月刊じょうほう『オアシス」の誌上に毎月連載の「暮らしの心理学」が全て閲覧できます。
⇨ 赤ちゃんの言語習得能力を脳機能イメージングで研究

Hale Na'au Ponoとグリークフェスティバル

2015-09-09 21:47:27 | 著書
カパラマ日記 9月3日より

 ナナクリの先に建つ、精神障害のある方へのサポートを行っているHale Na'au Pono
そこで、創立者のPuananiさん、Pokaさん夫妻、
息子さんでエグゼクティブディレクターを継いだPohaさんたちにお目にかかった。
北海道で「浦河べてるの家」という、同じく精神障害を持つ方たちとのユニークな
取り組みを続ける向谷地生良さん、悦子さん夫妻とご家族がミーティングを持つと聞いて、
混ぜてもらったのだ。向谷地先生は映画『降りてゆく生き方』でも有名だ。
 ミーティングのなかでHale Na'au Ponoでは、ケアとして音楽を使うと説明を受け、
向谷地先生、「どのように効くのですか』と質問。
Puananiさんが「Become themselves!」と即答。
 音楽と踊りは自分らしさを取り戻すのにとても大事なものだという。
 翌日、グリークフェスティバルに行き、かの地の音楽で、
みんなが手をつないで踊っている姿を見て、ジーン。
異国の地で自分らしさと繋がる時間なのかもしれない。 


そして、実はこのミーティングの後、
向谷地先生ファミリーとお昼ご飯を食べようと、
Chiemiさんに「どこかいいところない?」と電話をしたら、
レストランの名前を教えてくれたあとに、
「そういえば、これからバーベキューしに友だちの家に行くんだけど、
そこに合流しない?」ということになり、あれよあれよという間に、
数回会ったことのあるだけのChiemiさんのお友達のうちに乱入。
赤ちゃんを含む総勢10人!
それだけの人数で押しかけても大丈夫な裏庭というか、畑というかの
あるお家で、すっごく楽しいお昼だったのです。

ハワイにこんなふうに受け入れてもらえる場所があるなんて、
本当にありがたいことだなぁと、しみじみしてしまいました。 


 


お久しぶりです

2015-09-08 17:15:42 | 著書
お久しぶりです!
なんだか、とっても久しぶりになってしまったブログ。
携帯からの投稿が増えて、瞬発的うちわのつぶやきでリリース。
リリースという言葉がホント、ぴったりくる。
まとまったことをゆっくり考える余裕のないまま過ごしていたのですが、
ふと、某新聞の編集者のつぶやきコーナー的な「カパラマ雑記」に
書いたものを、ここに貼り付けておいてもいいじゃないか、と思いついた。
新聞で出してしまうと、現物はやがて捨てられて、手元には残らないし。
字数に制限があるので、言葉足らずのところはあるにしても、
まあ、出しちゃったものは出しちゃったものなので、そのまま。

まずは、先日、パールハーバーでの70周年イベントに行った時の
カパラマ雑記。

 「原爆の子」像のモデルとなった佐々木禎子さんのお兄さんファミリーにお話をうかがう機会をいただいた。
戦艦ミズーリでハワイの人やそこを訪れた人たちと折り鶴を折るというイベント。
遠巻きに写真を撮っていたが、いつのまにか真ん前に坐って、お話に聞き入った。
「折り紙は神様が与えてくれた平和へ向かうための道具だ」という言葉にとても感動した。
 身近な人を亡くすなどのグリーフをサポートする活動に関っているのだが、
そこで感じることと共通することがたくさんあった。
 その活動ではコアウッドでのペンダント作りやビーズで作るアクセサリー、ドリームキャッチャー作りなどをする。
手作業で何かを作ること自体、傷つきを癒すことにつながるのだが、
それだけでなく、手作業をしているときには、ポツリポツリと日頃思っていることが語りやすい。
 いっしょに折り鶴を折ることは、戦争体験や見聞きする戦争での傷つき体験を癒し、
平和への希望を紡ぐことなのかもしれない。(ほろいわ)