プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

門前市を成すほど、何をしにお寺に?

2019-02-28 08:47:13 | あれこれ
3月10日、パロロ本願寺でやるSpring Ohigan Festival。
その中の多家良市、アイディアを出した篤さんのイメージは
楽市楽座だった。
そんなわけで、のぼりもわざわざ、
日本のお店にお願いして作った特注品。
さおだけも無いので、日本で買って、
飛行機に載せるのに苦労したとか。

お寺の可能性についていろいろ考えているのだけれど、
そもそも、人々は何をしにお寺に行くのだろうか。
ググったらお参りの意味とは? が出てきた。
お願いごとをしに行くと書いてある。
お寺は、そこでお願いごとをすると
世界を司る何ものかのもとに、
そのお願いが届く、と思える場所ということだ。

お寺は彼岸と此岸をつなぐ、
アクセスポイントみたいなところなのかな。
something great がいると思われる場所や、
亡くなった人がいると思われる場所など、
彼岸なるところにメッセージが伝わる場所、
というような。

そうか、お坊さんたちは国家安寧的な大きな
お願いごとを祈り続けるっていう役割を
担ってたわけだしねぇ。
お願いを伝えて、叶えてもらえるお坊さんたちに
私のお願いも届けてくれるように頼めば、
一緒に届くかも的な。

もっともっと昔は
お坊さんたちが集まって学んだり修行したりする場として
あったと思うのだけど、
(今もそういうお寺もいっぱいある)
寂聴さんの法話会みたいな感じで
お坊さんになりたいわけじゃないけど、
お話聞いたり、学んだりしたい人も集まってきて、
人がいっぱい来るようになったのかなぁ。
人気の説法師とかいたのかなぁ。

そういえば、薬師寺のお坊さんで人気のある方が
いらしたなぁ。ググったら、高田好胤さんでした。

だとしたら、パロロ本願寺にいろんなゲストを
お招きして、ワークショップしたり、講演会したり
っていうのは、お寺の本来の機能の一つでもある。

昨日はまた、ご住職ノリさんの手によるカレーうどんを
パロロ食堂でご馳走になり、一緒に居合わせたひろ子さんと
「みんなでご飯を食べる会」を1ヶ月に1回ぐらいで
開けるといいねぇと話が弾みました。
ご住職のお人柄で場が開けたり、人が集まったり。

4月14日(日)には「天のしずく」の映画上映会を企画しています。
英語名はDrops of Heaven。辰巳芳子さんのドキュメンタリー。
楽しみです。

ルーティンとやる気

2019-02-27 08:56:17 | Life in Hawaii
pagesでポスター作ってみたら、
簡単に綺麗にできるんで、気を良くして
いろいろやって、無限ループに陥ってしまった。

3月10日(日)お彼岸フェスティバルと題して
お彼岸法要、カーウォッシュ、多家楽市、カフェ、
命灯会、ミニコンサート、などのイベントがいろいろ。
一日中、パロロ本願寺で楽しめます!

mindfulnessのアプリを入れていたら、
motivationアプリが7日間お試し無料です的な
オススメをしてきた。
お試ししてみようと思って開けたら、
初めの3日間、ルーティンとして
「朝、起きたら水を飲む」を3日間
やりなさい、とでてきた。
7日間お試しで、3日間を
朝、起きたら水を飲む、だけなのかなぁ。
面白そうになったところで、
お金が必要になるというつくりなのだろう。

だとしても、やる気的なものと、
ルーティンは関係しているらしいことが、
裏づけられたようで、ちょっとホクホク。

朝飯前ブログというルーティン、
なんとか27日間は続きました。

Kids Hurt Too Hawaii創立18年でした

2019-02-26 16:57:58 | Life in Hawaii
ハワイに来て、不思議なつながり方をして
どっぷり浸かることになったKids Hurt Too Hawaii。
2012年からボードメンバーになり、17年の末まで6年、
英語もよくわからないまま、
「この活動は絶対、大事!」と思って関わってきた。

KIds Hurt Too Hawaiiの創設者は
シンシア・ホワイトとヒロ伊藤。
二人はご夫婦だ。
ヒロは日本人で、2歳のときに母親を
一酸化炭素中毒で亡くしている。
その後、養護施設で育ち、
海外で勉強しようとお金を貯めて、
アメリカで学生に。その後、実習で
オレゴン州にあるダギーセンターに行くことになり、
そこでシンシアと出会い、自分の体験していたものが
グリーフだったことに気づく。

二人は結婚してハワイに移り住み、
子どものグリーフサポートの必要性を感じ、
NPO Kids Hurt Too Hawaiiを設立した。
それが2月14日、バレンタインデーが創立記念日。
ほとんどを寄付でまかなうNPOを
18年続けるというのは並大抵なことではない。
ボランティアのファシリテーターを
毎回のグループに来てくれるように集めることも
かなり大変なことだと思う。
よっぽどの意味合いを感じられなければ、
夕方5時から9時までという拘束時間は、
月1回とはいっても、
働く身にとって、そう簡単なことではない。

シンシアの教える
ファシリテータートレーニングは
トラウマやグリーフを抱える子どもたち一緒に、
安全で安心な場で思いっきり遊べるように、
とても良く組み立てられている。

「かわいそう」とか「助ける」とは
対極にあるKids Hurt Too Hawaii的な
peer support的な関わり。
このすごさを、どうやって伝えたらいいのか、
いつも悩ましい。

いろんな人と出会えるハワイ

2019-02-25 06:39:35 | Life in Hawaii
ハワイの日本人コミュニティは狭い。
1、2人、間をつないでもらえれば、
多分、大抵の人と知り合いなのではないかと
思うほどだ。

ハワイでは相手が自分のいとこじゃないか、
チェックしてからつきあえ、
みたいなことを言われたりするほど
子どもたちを見ていても、
すぐ、知り合いの知り合い、
ということになる。

日本でなかなか会えなかった友人も
「ハワイに行くよ」みたいな感じで
数十年ぶりで会ったりする。
ワイキキにみんなが集まるのだ。

そんなわけで、ハワイでの人間関係は濃くなりがち。
お互いに相手のことを知り過ぎてしまう。
困りごとがあったときの相互扶助力は半端ないが、
巻き込まれやすくなったり、
やっかみが大きくなったり。
噂や陰口が飛び交ったり。

お寺の本堂を通り抜ける風のような
気持ちのいい風が通り抜けるような、
それぐらいの距離感を見つけられるといいかなぁ。

お寺の可能性

2019-02-24 17:23:11 | Life in Hawaii
お寺にはいろんな可能性がある。
何と言っても、スペースがある。
ハワイのお寺の多くには
パーキングスペースがたっぷりあり、
本堂の下は300人ぐらい入れる
イベントスペースがどどんと広がる。

昔はお寺で結婚式や披露宴をやり、
お葬式や直会をやったわけで、
信者さんたちの冠婚葬祭などのイベントで
みんなが集える場となっていた。
婦人会とかもしっかりしていて、
イベントごとに、お料理や
細々とした準備をボランティアで支えていた。
それは世代から世代へと受け継がれ、
外注先も無かっただろうから、
自分たちのイベントを自分たちで
取り仕切っていたわけなのだろう。

盆ダンスもお寺にとっては大きな
収入源で、6月から9月まで毎週末どこかの
お寺が必ず盆ダンスをやっている。
なるべく2ヶ所のお寺が同じ日に重ならないように
配慮して、日程を決めているという。
お寺のファンドレイズの大きなチャンスなのだ。

教会だってそうだけど、
コミュニティの中心だったのがお寺であり、
学校だって、昔は寺子屋だったのだ。
だから、コミュニティに解放されている
パロロ本願寺は本来のお寺機能を果たしている。
ここに薬草園とマッサージ施設などの治療機能が
加わればかなり素敵。

さらに願わくば、オフグリッド化計画。
電気や水を自給できる設備が欲しい。
太陽光パネルと雨水の飲料水化設備を
どっかで手に入れられたらなぁと
密かな野望を抱いている。。

落ち込みスパイラル脱却

2019-02-23 07:42:36 | 考えたこと
子どもとどうでもいいようなことで
言い争いになり、心ない言葉を浴びせられた。
口には出さず
「ナンデそんな、酷いことが言えるんだ」
プンプンと、思っているうちに
「う〜ん、もしかして小さい頃、そんな風に
子どもに接してたからかも?」
なんて思い始める。

「どこかで育て方がまずかったのかも?」
「小さい頃、忙しすぎて、ゆっくり接してなかったから?」
と来し方20年ほどをあれこれ振り返り始め、
自分の欠点ややるべきだったのに
やらなかったことなど、あれこれ思い出し始めたら、
これはもう、落ち込みスパイラル入り口。

思考に全面ストップをかけるに限る。
それ以上、落ち込み沼に
引き込まれるのを断固、阻止する。
このスパイラル、癖みたいなものなので、
一旦、始まると落ち込み沼にどっぷり
浸かるまでのお決まりのコースをたどることが多い。
落ち込み沼は、浸かっちゃダメということはないけど、
あんまり心地いいものではない。

なので、落ち込み沼へのお決まりのコースに乗らないために、
落ち込みスパイラルの入り口に立ったら、
早めに気づくこと。

それでもって、(私の場合は)
お気に入りの漫画を読む、
買い物に出かける、
子ども向けの絵本や本を読む、
本を持って、お気に入りのカフェ
(私は「今日の事務所」と呼んでいる)
に出かける、
スコンやパンを焼く、
音楽を聴きながらネットサーフィンする、
友だちに声をかけてウォーキングに出かける、
などなどで、落ち込み沼への道から外れる。

いつものパタンを崩す何かを
持っているといいのではないか、
と思っています。

「寺カフェ」やって帰ってきたら、1日飛んじゃった?

2019-02-23 00:55:53 | あれこれ
パロロ本願寺での寺カフェ。
第2回が今日でした。
差し入れをたくさんいただき、
お昼はご住職のノリさんが
お魚を焼いて、味噌汁を作ってくれて
みんなでいただき、
椅子ヨガを楽しんで、
また、お茶を飲み。

寺カフェを閉じたところで、
今度はパロロでのイベントで
お世話になった方たちとの
慰労会的宴があり。

お友達を連れて来てくださって、
初めましての方とお友達になったり、
いらした方々がお互いに
知り合いになったり、
イベント情報など共有したり、
次なるイベントのアイデアを
ご提案いただいたり。

お寺でワイワイしているうちに、
いろんなことが生まれ出てくる。
なんとも、面白い時間。
いらしてくださった皆様、
美味しい差し入れをしてくださった皆様、
場所を使わせてくださった皆様、
ドネーションをくださった皆様、
ありがとうございます。

また、来月、やりますね!




3月10日、パロロ本願寺で「命灯会」です

2019-02-21 07:47:53 | おしらせ
ハワイに移住したのが2011年の3月の末だった。
娘の中学2年の学年末に合わせて
ハワイ行きのチケットを買ってあった。

地震が起きたとき、薬師寺にいた。
日本を堪能してから出発しようという趣向だった。
東塔が改築中だったかで、より、
そう思ったのだが、ユラっと揺れたとき、
「地震も台風もあったろうに、
よく、持ちこたえたよなぁ」と
呑気なことを考えていた。

どこが震源地だろう、と薬師寺の
門を出たところでtwitterをチェックして、
震災を知った。
その日の移動は出来なかったので、
予定通り、お水取りを見に行き、
予約してあった食事を食べには出かけたが、
お店のどこかが水色だったのか、
水色のイメージだけ出てくる。
遠い東北の出来事とあってか、
「なんでも、大変なことが起きたみたいですね」と、
ホテルや駅周りの雰囲気はゆったりしていた。

次の日、水も電池も溢れるほどある
奈良の駅前のコンビニで電池と水を買い込み、
京都から新幹線に乗った。
ゴーッという音の中で、車両全体が
なんとも重苦しい雰囲気だった。

そのあとの2週間、日本を出る準備どころではない気分で、
それでも、予定変更したところで何ができるわけでなく、
後ろ髪引かれつつ、娘と二人、ハワイに出発。
常夏の島、パラダイスハワイにいても、
それをエンジョイするという感じはほとんどなく、
転校の手続きや新しい部屋になれることなど、
バタバタしながらネットから流れる情報に
ハワイにいるという非現実感とあいまって、
より非現実的なふわふわしたような、
フリーズしたような日々を過ごしたのだった。
去年あたりにふと我にかえり、
こんな状態だったんだなぁと気づいたのだが。

私は仙台で高校時代を過ごし、
父は青春時代を仙台で過ごし、
夫の両親が盛岡の出身だったこともあって、
東北には少なからず縁がある。
ハワイで東北支援を始めたという
NPOナデシコクラブの発足に混ぜてもらった。
友だちが全くいないに等しかったが、そこで
爆発的に多くの友人ができた。
その中の一人がちえみさんだ。
彼女は震災直後からマッサージプロジェクトを続けていて、
現在進行形。毎月10日にマッサージを行い、
マッサージ料を全て東北支援に当てる。
しかも、お金を寄付するのではなく、
ハワイの布を買って送り、東北の女性に
それをマッサージシーツなどに仕立ててもらい、
商品として販売するという、
仕事を創り出す元手として提供しているのだ。

数年前、藤田一照さんからご紹介いただいて、
佐藤良規さんとつながり、
彼をちえみさんに紹介したところ、
パロロ本願寺での「命灯会」が始まった。
芋煮汁のお振る舞い付きだ。

今年は2月に「命灯会」の発起人の一人である
杉浦恵一さんも来てくれた。彼の手作りの献灯台もある。
3月10日にはパロロ本願寺でお彼岸法要があり、
チャリティマッサージ、多加良市オハナカフェ
カーウォッシュなどのファンドレイズイベントを行い、
日本時間の3月11日、2時46分(ハワイでは7時46分)
に合わせて「命灯会」が行われる。

午後6時ごろからは芋煮汁のお振る舞いもあるので、
3月10日、パロロ本願寺に
ぜひ、遊びにいらして下さいませ。

「どもる体」と英語で喋ろうとする体

2019-02-20 09:46:38 | 読んだ本
去年、日本に帰ったときに買ってきた本の一つ、
伊藤亜紗著「どもる体」(医学書院)を読んでいる。
年末に読み始め、あまりにも思い当たることが
多くて、グサグサというのか、
「うっ」となって休み休み読む、
という状態が続いている。

吃音があるわけではないのだが、
ハワイで英語で話す時の私の体は、
まさしく吃音を持つ方の体と同じ。
話すときに「考えてから話す」という
もどかしさが、ストレスフルである。

さらに、難発のところを読むと、
ああ、これが起こっているから疲れるんだ、
ということがとても良くわかる。

「連発は乖離、難発は拒絶」という
小見出しの部分があり、
そこにある通り、

「〇〇と言うぞ」と言う思いが体によって拒まれる。
体と意図との間に緊張関係が生じます。


まさにこれが起こる。
さらに、その後に
「扉の鍵がない!」という小見出しのところには、
三島由紀夫の「金閣寺」の一節が載っていて、
初めの音が発せないうちに、
「内面の濃密な黐にとらわれる」
という解説がしてある。
小鳥がトリモチにつかまって
しまっているイメージ。
もう、じたばた感が
身体ごとそういう感じ。

英語でのやりとりで、言われていることは概ねわかる。
たくさん言葉が発せられるけど、重要なポイントは意外と少ない。
ただ、それに反応したい内容と表現できる内容とに
あまりにもギャップがあるので、
「内面の濃密な黐にとらわれ」て、ジタバタしているうちに、
話題は次に移ってしまう。
だんだん、何か言うことを諦めてしまう。

だいたい、もともと話すよりも聞くのが得意なので、
日本語での会話のときでさえも、
何か発しようとすることと、
身体がジタバタすることとが
セットになって身についてしまい、
ますます、発することが億劫になっていく。

自分に起こっていることがこういうことなのか!
ととても納得しながら、身につまされながら
チビチビ読んでいるところです。


多分、ホノルルで一番好きなカフェ Brue Bar on Merchant Street

2019-02-19 19:44:34 | Life in Hawaii
ホノルルのダウンタウンの海に近いところに
Brue Bar on Merchant Street がある。
Brue Barは他にもいくつかの場所にあり、
一つはダウンタウンの真ん中ビショップストリートに。
ここは、以前(多分、五年前ぐらい)は違う
コーヒーショップで、そのときのペストリーも
結構、気に入っていた。
前の名前を覚えてないのが残念。

もう一つは今はなき、ワードにあって、
歩いて行ける範囲だったので、
こちらも愛用していた。
新しいコンドを建てるために、
ワードが取り壊されることになったら、
Brueもさっさといなくなり、
とっても残念。

その後、裏道にあるco working spaceで
Brueを偶然見かけて、行ってみたりしたのだけれど、
ちょっと使いにくい場所だったので
足は遠のき、行くとしたら、やっぱり
マーチャントストリートの
Brue Bar。歴史建造物と見られる
素敵な建物の一画にあって、
奥は建築家やデザイナーさんが利用する
プリントスペースになっている。

エスプレッソを頼むと炭酸水が付いてくるのも、
カフェラテやカプチーノのカフェアートが可愛いのも
お気に入りの理由の一つ。
ハワイでは珍しくジャケット着てたり、
タイしてたりする人を見かける場所でもある。

そうそう、是非、鍵を借りて
お手洗いも使ってみて。
素晴らしい螺旋になった階段を2階まで
古々しい手すりを頼りに登ることになるのだけど、
木造の素敵な建物を堪能できる。

叱られているのは、ある特定の行動ということ

2019-02-19 07:30:42 | アサーション
「叱られ方」の研修をしている、
というニュースを見た。
「え〜、そんな授業、受けたくないなぁ」と
反射的に思ったが、
ネーミングが直裁的すぎるせいで、
拒否的な気分が出てくるものの、
思えば
批判をどう受け止めるか、という
アサーショントレーニングの一部とも言える。

せっかくだったら
アサーション・トレーニングの
全体を取り入れたらいいのになぁとも。
自尊感情を築いたり、持ったりすること、
感情に目を向けたり、言語化したりすること、
一人一人、ものの見方が違っていること、
お互いの考えや気持ちをどう受け取るかや
(受け取らないかや)
問題が起こったときにそれをどう解決するか。
これらがセットになっている。
叱る、叱られる、という部分は
一番最後の問題解決編の部分に当たる。
「表現」のところだけを知るよりも、
基礎体力に当たるような、
自尊感情や他者理解、感情理解をしておくと、
より応用力が発揮できる。

正しい、一つの叱られ方ってのは
ないと思うけど、
叱られたときに
「自分全体にバツがついたのではなく、
ある特定の行動にだけバツがついたのだ」
という受け取り方は有効だと思っている。
「遅刻した」ことにバツがついているだけで、
自分全体にバツがついているわけではない。

同じニュースの中で、最近の子どもたちは
叱られ慣れていない、とも言われていた。
確かに批判されることが少ない中で
育ってきているのかもしれないが、
それよりも、もしかしたら理不尽な
怒りやイライラなど、感情をぶつけられることに慣れてない、
ということもあるのではないかなぁとも思った。

もし、「お前はバカだ」というような表現で
叱られたとしたら、叱り方に問題がある。
具体的にどの行動について取り上げているのかが
分からないし、
どう変化を求めているかが
分からないからだ。

けれども、場合によっては、
「わぁ、ごめんなさい! すみません」
と言って、やり過ごしたほうが、
かわいがられたり、物事が先に進むこともある。
How Toがカバーできのは、一部分なのだよね。


Blue Note HawaiiでManhattan Transfer

2019-02-18 14:58:19 | Life in Hawaii
ハワイで夜、遊びに行くところがないなぁと
思っていたら、数年前にBlue Note Hawaiiができた。
東京のBlue Noteよりもお値段的にも
交通の便的にも気軽で、
今日はだれがやってるかな?
という感じで行ける。

先週の金曜日、だれが来てるかな?と
見てみたらManhattan Transfer。
すごいファンというわけではないが、
何曲かは耳にしたことがあるし、
大御所はエンターテインするのが
上手なはずなので、行ってみた。

すごい声とパワーだ。
Dee Deeのときも思ったけど、
年を取るのも悪くないなぁと。
リズムとハーモニーの妙を楽しんだ。

次はいつ、来ようかなぁ

天台宗ハワイ、荒了寛先生

2019-02-17 14:41:55 | Life in Hawaii
荒了寛先生というお坊さんがいた。
過去形なのは先月、16日に亡くなられたからだ。
今日はお葬式だった。

荒先生は天台宗ハワイ別院を45年前に開いた方で、
ハワイと日本とを行ったり来たりして、
日ハの交流に大きな貢献をした。
福島のご出身で、のちに仙台のお寺に
ご縁があったせいで、
宮城県人会の会長さんもなさっていた。

2011年、震災後、ハワイに東北の子どもたちを
招こうということで、
ハワイレインボーキッズプロジェクト
始まったとき、東北に関わりの深い荒先生も、
関わってくださっていた。

何かでご一緒した時に
「これからはあなたたちの時代なのですから、
頑張って、東北を応援してくださいよ」
とおっしゃっていたのを思い出す。

ハワイで長年続く、日本酒と読書の会、
「般若湯の会」でもお目にかかった。
嬉しそうにお酒を飲む姿が印象的。

大変な思いをなさってきただろうのに、
ポジティブな方から物事をとらえ、
どこか飄々としている。
だからと言っていい加減なのではなく、
「ここぞ」というところで、芯が通っている。

ハワイでお寺に関わると、
ハワイの日系人社会がどんなふうに作られてきたか、
日系人2世が第二次世界大戦中、どんな思いをしたかに
触れることを避けて通ることはできない。
平和や人種ということを意識することになる。

たまたま、お葬式でとなりに座ることになった、
長くプナホー学園で日本語の先生をなさり、
原爆のテーマや平和活動に精力的に携わっている
ピーターソン先生とお話しするチャンスにも恵まれ、
アメリカによってその一部とされたハワイで
移住してきた日本人として暮らす
ということについて、
より、深く関わっていっている自分に気づくのでした。

「命灯会」広めに行ってみた

2019-02-16 08:35:18 | 考えたこと
ハワイ州内には日本のお寺がいっぱいある。
かつて 勤めていたハワイ報知のアロハ年鑑
その連絡先が載ってるはずなのですが、
見つけられず、残念!
多分、50を越えていたと思う。

その中でよく遊びに行かせてもらっているのが
パロロ本願寺
そのつながりで東本願寺別院という
東本願寺系のお寺のハワイ州内の元締めのような
お寺の方々ともつながりがある。

もう一つは曹洞宗のお寺。
こちらも別院と呼ばれてて、ハワイ州内にある
9つの曹洞宗のお寺の元締めのような立場のお寺。

さらに、ハワイに来て初めてのころ、
よくお邪魔していたのが、妙法寺で、
こちらは日蓮宗のお寺。
ご住職の山村先生はプロのオペラ歌手さんで、
それはそれはいい声。
お寺でアベマリアが聞けるようなお寺。
佐藤初女さんにお目にかかったのも、
山元加津子さんや、岩崎靖子さんに
インタビューさせてもらったのもここだった。

先日いらしていたともしびプロジェクト
杉浦さん、妙法寺の山村先生とつながり、
早速、3月10日、妙法寺で「命灯会」を
してもらえることになったという。

それでもって、また、つながりのできた
東本願寺別院にも行って、「命灯会」どうでしょう?
と話してみたりするのにくっついていった。

福島からの子どもたちの保養プロジェクトで
ご一緒したお坊さんたちと再会し、
ともしびプロジェクトや命灯会のことなど
あれこれお話しする中で、
「生きること」や「命」について
感じたり、考えたり、話したりする場として、
お寺こそ、ぴったりじゃないの、と。
ハワイの仏教連盟は毎年、花祭りとお彼岸に
合同で大きなイベントをしている。
宗派を越えてのつながりも深い。
もしかしたら
「命灯会」ハワイで広がるかもしれない。







2/22 「寺カフェ」やります!

2019-02-15 07:46:12 | おしらせ
パロロ本願寺を使わせてもらって、
寺カフェをやったり
アート&ワインの会をやったりさせてもらっているので、
そのご案内用フェイスブックアカウントを作りました。
名付けてHoloholo Project

holoholo にはお散歩とか、ゆっくり行くというような意味があって、
私の苗字のHoroiwaともシンクロしている。
ほろ酔いとか、
ホロホロ崩れるお菓子とか、
「ほろ」にはなんだか
ゆったりした雰囲気が流れる

点々がついたり濁ったりすると
「ぼろ」になって
これはこれで味わいがあるような
もののあわれを感じるような

そんな感じで基本、お代は無料、
ドネーション歓迎、
差し入れ大歓迎でやってみます。

ドネーションはコーヒー・紅茶購入と
お寺への寄付として使わせていただきます。
2月は22日金曜日、10時から4時まで。
前回は超ラッキーなことに炊き込みご飯の素を
持って来てくださった方があり、
パロロ食堂ランチをいただくことも出来ました!