プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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内田樹 三砂ちづる著 「身体知 カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる」読みました

2011-08-30 15:04:13 | 読んだ本
一気読みしました。
ホノルルからアマゾンでポチッとしておいて、
帰宅する日に届くように手配して山下和美作「数寄です!」
何冊かのほかの本と一緒に買った上記本。

娘から頼まれたあれやこれやのものを、借り物競走のようにしてかき集めて
トランクに詰め込んだのと一緒に、
こちらに持って帰りました。

内田樹 三砂ちづる著 「身体知 カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる」講談社+α文庫

28日に息子と夫が新学期を前に日本に戻り、
一人の時間が確保できるように。読書の時間も戻ってきました。
この時間、息子がいるときはセブンブリッジ3回、51を3回、
ラストに一緒にソリテアをやるというルーティーンでつぶれていたのです。

いや、面白かった、面白かった。
たまたまではあったのですが、ホノルルに来て、
ピラティスを始めたりしたところだったので、
この身体に目を向けるということ、
身体が感じていることをきちんと気づくことということは、
心から、その通りと思うのです。

ピラティスというと、セレブなイメージがあるのですが、
私の通うピラティスはもっとウェルネスといった雰囲気が強いです。
自分の身体を感じとり、どのような重心の取り方をすると心地よいか、
無理な力が入っていないか、動きに歪んだくせはないか、などなど。
弱いところを強化するというよりも、今の重心の置き方よりも、
より心地よい重心があるのではないか、今の使い方よりもより、
より心地よい使い方が見つかるのでは、という視点での微調整なのです。

だから、頑張って筋肉トレーニングをするとか、
腹筋を何回もするとか、そういうものでは無い。
あくまでも、 「どっちが心地いい?」
「どういうふうに動きたい?」というような、
自分の身体や内面と対話をしながら進んで行く。

これは心に目を向けるときと、とても似ています。
内田先生のご本のなかでもカウンセリングはあまり分が良くないのですが、
カウンセリングでも自分の内面、自分の感覚や感情に目を向けて行く。
そしてその動き方のくせや向ける方向などについて、見ていきます。
「そっちに向きたい?」「そういうとき、怒っちゃいけないって感じる?」みたいに。

それにしてもハワイ、身体の感覚は鋭敏になるような気がします。
多分、刺激が少ないからオープンにしておいて大丈夫なせいな気がするんです。
東京でオープンにしていたら、感じることが多すぎて疲れちゃうんじゃないかな。
たとえば、満員電車とか、デパートの地下の食料売り場とか。
感じ取ってたらキケン、キケンっていう信号ばっかり受け取っちゃう。
こっちは人が少ないし、海と空ばっかりだし。
受け取ってキケンなものは、ポテトチップスとスイーツの誘惑ぐらいだったりする…。
そんな中だから、身体感覚は良くなるし、
私は感じとれませんがスピリチュアルなものも受け取りやすくなるのかもしれません。

それとともに、私だけだと思いますが、
頭の方はボーっとして、書かなくてはいけない原稿や
連絡しなくてはいけない電話などなど、
遅れがちになってしまうのでした。
ごめんなさ~い!

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1 コメント

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Unknown (せーのです)
2011-09-03 20:47:55
内田樹さんも三砂ちづるさんも好きですが、
不明にして共著があることは存じませんでした。読んでみたいです。

>セブンブリッジ3回、51を3回、ラストに一緒にソリテアをやるというルーティーン
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