プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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ちょっとは苦労をしたほうがいい?

2011-04-26 12:35:07 | あれこれ
多少の覚悟はあったとはいえ、
突然、現地校に投げ込まれて、
かなりへたれている娘ですが、
このあいだ、二人でケンカしながら
宿題をやっていた夜にふと、
「日本で過ごしてたら、何の苦労も知らないで
普通にやってたかもしれないんだね
とぽつり。

おお、そうだったかもね。
(いや、どっかで苦労することになったとは思うけど)
学校、楽しかったもんね。
友だちともほんと、よく遊んでたし。
先生たちも面倒見がよくて、
あんまり自分で苦労しなくても
「ここをやるといいよ」
って教えてくれていた。

「ちょっとは苦労もしたほうがいいのかもね」
と続いたのはびっくり。
へ~、そうなんだ。
ちょっとは苦労したほうがいいって思うんだ。

不思議だ。
昭和のおばあちゃんみたいなこと言うじゃない。
どういう経緯でそう思うようになったのか、
是非、知りたい気がする。

殊勝なことを言っているのでヨシヨシっていう
気分になってたのに、
「で、ここの答えはどうなるわけ?
的な質問の仕方に、母親としてはまた、
ムキー!っとするわけなのであります。

キッチン秤でさえ、緯度によって微調整!?

2011-04-25 13:14:49 | あれこれ
こっちに来るとき、実は、パン焼き器を持ってきた。
好みのパンが手近で売ってないのと、
日本風パンは割高感があって、
なんとなく買うのが悔しいかったのだ。
前からエコマム関係の方々が
口々においしい、2台持っているなどなどというのを聞き、
密かに購入を検討していたところに、
送別飲み会のとき、友人が手作りだよ~ん、と食べさせてくれた
パン焼き器作成のパンを食すにいたり、
「買わずばなるまい!
とアマゾンでポチをしたのです。

初トライ、と思って、これもアマゾンで買ってきた
デジタルキッチン秤を取り出した。
そうしたら、緯度によって重さに誤差が出るから、微調整しろと。
そういえば、そんな話は昔、聞いたことがあったような…。
でも、キッチン秤レベルでそうなんだ…。
0.1グラムには影響するんだ…。

そうか、そうだったのか。
このスケールでさえも緯度での微調整が必要。
もしかして、放射性物質数個を空気中から検出するって、
どうなんだろ? いろんなファクターに影響され過ぎて
何を測ってるのかわからなくなりゃあしないんだろうか。

猪瀬直樹氏のブログで新宿の測定場所の写真を見たり、
野尻美保子氏のツイッターを見て、SPEEDなるものは、
気温を測るように放射線量が測れるものなわけではないらしい、
と思ったりして、
「測る」っていうこと自体、そう、簡単ではないのか? 
とふと思ったさきほどなのでした。
シロウトであるってことが、歯がゆい日々なのでありまする。

川上未映子著「ヘヴン」読みました

2011-04-21 20:04:44 | 読んだ本
ダンスの時間がイヤで毎朝、足取り重く出かける娘の
気分転換に、ブックオフへ。
初期のバタバタな日々が過ぎて、日常の大変さが
じわり、じわり。
いつ言い出すかな、と思っていた
「日本に帰りたいよ~
の言葉が娘の口から。覚悟してたけど、
やっぱりちょっとアワアワ。

思えば、中学の友だちと、ホント、
楽しそうだったもんね。
ギリギリのギリギリまで遊べる限り、遊んでいたし。
まだ、それほどまでの友だちができない今、
そして、言いたいことが言えないし、思ったような
パフォーマンスも出せない感じの今は、
さすがに、大変さを実感してるかも。

ま、そういうわけで、ブックオフにマンガを探しに。
そして、私はヘヴンを発見。

中学生のお話。
どうして、こんなに中学生のこと知っているのかな~、
と思って、びっくり。
さすがに、本に出てくるほどの苛めには出会ったことは
ないのだけれど、こころの内側的には、そうなんだよ、と。

そして「すべてに意味がある」と「それに意味は無い」っていうのと。
この両方がどういうふうに現れるかも、ストーリーからだと、
見えてくるんだね。これが見えるのがすごい。

日本の夕方ごろの時間になるように電話をかけようと思って、
時間調整にと読みはじめたんだけど、一気読みした。
夕方は過ぎちゃったね。

娘の数学 in English

2011-04-19 17:40:51 | あれこれ
娘、現地校が2週間目に入り、
普通の授業にも混じりはじめました。
当然、宿題もいっぱい。
毎晩、一緒に勉強しているんだけど
(小学生のときも、やったことないのに…)
今日は数学の宿題を持ち帰った。

なんと、確率! しかも文章題!!
「さいころを振って8回目までは4が続けて出ました。
9回目に6の出る確率は?」
みたいな文章。
これを解読するのに四苦八苦。
問題を解くのに四苦八苦。
ただでさえ娘、数学、苦手なのに。
お母さんなんて、すっかり忘れてるのに。
しかも、教科書は学校で貸し出されるので手元に無い。
これは、どこかで何かを手に入れるしか、無いんじゃないのか?
家庭教師必要?

ペーパーバックを読んで、問題に答えるヤツとかもあって。
いやあ、お母さんの勉強になります。
娘はサバイバル能力が高まりつつあります。
(思いつきってところの、しわ寄せがこのへんに来るわけね)

そうそう、学校なんだけど、補習校で使ってる校舎には窓が無い。
天窓はあるんだけど、この間、父母会で行ったら、窓、無くてびっくり。
クーラーはあるし、天井は高いので圧迫感は無いんだけど、
窓の無い部屋って、なんだか違和感があったな。
暑いからかな~。日差しも強いし。

娘の転入手続き

2011-04-15 17:47:17 | あれこれ
娘の現地校への転入手続き。
メールでやりとりしようと思ったら、
メールアドレスはない…。
ファクシミリの番号があったので、
Alohaさんに頼んで、日本からfax を
入れてもらったけど、学校からの返事は無し…。

これは電話するしかない、と腹をくくって
(だって、電話って、緊張するのよ~
「あの~、転入手続きに行きたいんですけど~
って言ったら
「そこに住んでいるっていう証明になる、
電気代の支払いとかの明細と、パスポート、
健康診断書を持ってきてください」
とのこと。

健康診断書はこっちに来て、
(1週間かかったけど)もらって
あったので、即、行ける状態。
電気代の支払い書は無かったので、
アパートの契約書を準備。

「いつ、行けばいいですか?」って聞いたら
「anytime!」
え、いつでもいいのか…。

それじゃあってんで、
次の日学校の事務室へ。
そうしたらあっけなく受け付けてくれて、
申し込み関係の用紙をどっさり。
その場で書くことも可能だったけど、
日本語でさえも書類を書くのは苦手。
家に持ち帰って記入することに。

基本的には名前や住所をいくつかに記入し、
ちゃんとお勉強します、とか
借りた教科書を破ったら弁償します、って
娘と親のサインをすればいいもの。
うーむ、親、本人、学校との契約なのだね。
「学校」なるもののあり方が、
そもそも違う気がしてきた。

その中で
「おお!
と思ったのが子どもの言語と人種についての質問。
言語については25種類の選択肢とその他がある。
そして、母語、家で一番使われてる言語、
子どもが一番使っている言語を答えるようになっている。
人種については15種類の選択肢とその他がある。
そして、primary ethnicity/race を答える欄がある。
「多様である」と聞いてイメージする以上の多様さ!
すごいなあ。
それぐらいいろんな人が
一緒に暮らしているっていうことだよね。

そういうこともあって、
英語がヘタクソであることはめずらしくはない。
うまく通じなくても、
「自分のせいかな?」
ってお互いに思ったりすることも多いので、
「わかんないこと言ってる」
っていう状況にかなり寛容な気がする。
(それが予想されるので、できれば避けたい! 
って感じの伝わってくる店員さんに出会うこともあるけれど)

この寛容さ、大事だよな。これから。









アロハな本、2冊

2011-04-14 19:40:29 | 講演会
本ががんがん読める。
(原稿もがんがん書けてもいいはず、
ということでもあるのだけれど)


ブックオフで見つけたAlohaな本2冊。

永田広美著
優しく劇的に明日が変わる!「楽園セラピー」気持ちいい毎日”がやってくる』王様文庫

イヘレアカウ・ヒューレン著
ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方

どちらも、ここで読むと、そうかもな~と。
よりよく生きたいと感じて、
どうすればいいだろう? と立ち止まったとき、
具体的にこうしてみては? という提案がいっぱいある。

今、自分の身にふりかかっていることを
どんなふうに受け取ればいいだろう?
というようなときに、自分の視点をずらしたり、
少し離れて見てみたりするときに役立つ。
息を詰めたり力が入っているときに、
ふっと深呼吸したり、力を抜いたりする
手助けをしてくれる。

仕事でカウンセラーをやっているとき、
これらの本に登場する方法はほとんど使わない。
(そういうトレーニングは受けていないので使えない)
もちろん、共通するところもあるのだけれど。
スピリチュアルカウンセリング的なことは
全くしていない。(できないわけなんだけど)

私自身がスピリチュアリティの本を読んで面白いと思ったり、
関心を持ったり、自分自身のなかをその視点で見てみたり
することと、カウンセリングにその視点を持ち込むという
こととは、私にとっては、全く別のことなんだよね。
このことを思うと、カウンセリングの枠組みってこと
なんかをキチンと考えてみたくなる。
(このアロハな風の中で海を見てると、
どっちでもいいじゃんという気にもなるのだけど)

そうそ、実践の場を離れてしまうと、
腕もおちるんじゃないかな。そこが心配。
フィジカルなトレーニングと同じで
実践の場を離れると、みるみるヘタクソになるんだよね。







吉田秋生作の漫画

2011-04-12 13:06:43 | 読んだ本
ブックオフで「ぼ~」をしていて見つけた
吉田秋生作の本。
登場人物の名前が息子と同じで、
つい、買ってしまいました。

娘に対して
「いい旦那さんを見つけなさいね
という気持ちはほとんど無いのですが
(「だめんずにひっかからないでね」とは思うけど)
どういうわけか、息子に対して、
「いい奥さんを見つけてね
という気持ちはかなり本気で出てくるのです。

自分でもとっても不思議なのですが、
これはなんなんだろう?

母親が一生懸命、息子の妻を探す、
というエピソードはときどき耳にしたり、
「結婚できない息子はかわいそうだ」
というコメントを見たりするのだけど、
それに近いのだろうか…。

自分たちの老後の面倒とか、全然、期待して
ないんだけど、それでも、息子のサポーターとしての妻を
期待しているのかな。
だとすると、因果はめぐる状態から脱却できないじゃん、
みたいなことを思ったりする。

こういうとこで、自分のなかの
「感じること」と「考えること」とが
やいのやいのやりだすのが、これまた、可笑しい。

で、当の息子はまだ4年生なんだけどさ。

益田ミリ作「すーちゃん」(幻冬舎文庫)

2011-04-05 12:40:59 | 読んだ本
今、住んでいるところから徒歩10分ぐらいのところに
アラモアナショッピングセンターという
巨大ショッピングセンターがあります。

その中に白木屋という日本の百貨店が入っていて、



その一角にブックオフがあるんです。

毎日のように通っては「ぼー」を。
ぼーだけでは済まず、ついつい、買いこんで重い思いも。
ときどき、
「お!見つけた
っていうものもあって、
すーちゃん」はそれ。

以前、知り合いから「面白い」と聞いていて、
いつか読もうと思いながらそのままになっていたもので、
娘と回し読みしました。

「おお、あるある、こういうこと
っていう気がかりだったり、自分なりの納得に気づいたりする
日常の小さなことがたくさん出てきて、
ああ、独身のころって、こういうことで日々が出来ていたなぁと、
なつかしく思ったり。

娘にはちょっと耳年増な内容だったかな…。