プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

引き続き吉田秋生作「夜叉」です

2008-07-30 02:45:42 | 読んだ本
「イブの娘」を返しに行った帰りに「夜叉」を借りてきてしまった。
明日から渋谷区、北区と研修が詰まりに詰まっているというのに…。
打ち合わせもいっぱいあるというのいうのに…。
途中でやめられず、3巻までしっかり読んでしまった。
きっと次も借りちゃうんだよね、返しにいった帰りに…。
1冊100円ぐらいだし。子どもにつられて「夏休みモード」

特殊な才能がなくても、2人の人の間で
気持ちがわかったり、伝わったりするのはどうしてなのか、
とっても不思議です。
何をもって「わかった」ととらえるか、
どれくらい「わかる」ことが「わかった」ことになるのか、
という面はあるにしても、
「あ、こんな気持ちじゃないかな~」ぐらいでも、
「わかる」ということがとても不思議。

私はあなたじゃないのに…。

吉田秋生作「イブの娘」読みました

2008-07-29 09:59:54 | 読んだ本
杉並区のいいところは貸本(マンガ)屋さんのあるところ
「モンスター」を借りようかな、と思って行った貸本屋さんで、
ふと、見つけて吉田秋生作「イブの娘」借りました。
「魂(マブイ)が無い」というフレーズが印象的。
感情と魂は関連が深そう…。

魂関連で思うのだけれど、
トランスパーソナル的な考え方や禅的な考え方は
自分のイントラサイキック(精神内)を考えるときには
面白いし、参考になるし、「そうだよね~」とか
「そう考えると納得しやすいな~」と
思うところはいっぱいある。

けれども、これをカウンセリングの場面や人間関係という
インターパーソナルな場面で考えようとすると、なんか
うまくいかない。急に宗教っぽくなってしまう

「自分がどう世の中を了解しているか」
は十分に自覚していることが大事だけれども、
それを相手に「こう考えてみては?」と
提案することには、すっごく慎重になっている
からなのかもしれない。

ecomom、今日リンクはります

2008-07-28 14:24:46 | おしらせ
「できな~い」と騒いでいたのですが、
「コメント管理」ができるようになりました
ですが、「リンクを張る」はまだできません
今日、リンクをはっていただきました

ecomomです。

お待たせしました。リンク完了です。↓下の記事をご覧くださいませ。またご感想などお寄せくださると、とても幸せです

ecomomの記事

2008-07-28 14:15:37 | 考えたこと
まだ、下の子が幼稚園生だったころ、
ecomomのサイトに連載を持っていました。
よんどころない事情で、年長さんになるころに
中断したのですが、ここからリンクを張ってもらおうと
思います。(金曜日にリンクができる予定です)

さっき見てみたら、「コラム」のところに残っていました。
けっこう、ジタバタ、子育てしていたようです
(すぐ、忘れます)

それにしても、ブログを書くときのあれこれの細かいこと、
「そろそろ覚えて、自分でできるようになれば?」
と一方の自分が言っているのですが、もう一方で
「できな~い」と言ってだれかにやってもらえる
快感を味わっているのです

「できな~い」なんて、口が裂けても言うもんか、
と思って仕事していた20代~30代がうそのようです

昨日の自分のライター経験のブログを見ていて、
「う~ん、これは鶴の恩返しじゃなくて、女工哀史かも」
とちょっと思いなおしました
深夜労働、明け方の書き直し。
「ここ、織がちょっとひきつれているんじゃない?」
なんて、上手く書けてないないところをチェックされ~。
フクヘンはまさしく現場監督だったもんね

Web担当Alohaです。遅くなってすみません。ecomomリンク完了です。私も最近は、できないことは「できない…」と言うように、だいぶなってきました。でもまだまだだなあ

「こころのサイエンス」という雑誌もあります

2008-07-28 10:41:24 | 考えたこと
ヤマト先生のお書きになっている「こころの科学」。
このほかに「こころのサイエンス」という雑誌もあります。

日経サイエンスの臨時増刊ですが、
「偽りの記憶が生み出したPTSD」という特集が載っています。

記事を読むと、トラウマティックな記憶を呼び起こすことは
いいことなのか、避けるべきなのか、といったことを
考えざるを得ない内容。

ここでのカウンセリングではあまり、
過去について語ることを主とはしないのですが、
語るタイミングを間違えないようにすることが重要な気がします。

Eduの取材でした

2008-07-26 14:39:09 | 考えたこと
昨日はeduの取材を受けました
ライターが小林さんで、
彼女とはコスモポリタン以来、
同じ会議室で仮眠を共にした仲です
感じない子ども~」でも、お世話になっています

その取材のなかで、「幸せ」って何だろうね~、という話題に。
今、自分が幸せじゃない、っていうときはわりとわかる。
だけど、「幸せだな~」ってどういう状態なのか、
よくわからない。実感することが少ない。自分にとって、
どんなふうになったら幸せなんだろ…、みたいな話に。

少なくとも、おいしいものを食べているときは幸せだけどな…
「幸せ」について、ちょっと考えてみたくなりました。

モンスターの飼いならし方

2008-07-23 17:30:03 | 考えたこと
昨日の東京FM、「モンスターペアレンツ」がお題だったのですが、
学校現場ではこの用語はあまり使われません
だって、そんなレッテル貼りしたら、上手くいくはずないですもの。

ちょっと揶揄するような、面白がるような感じがするので、
「モンスター」という呼称が一般化してるようだけれど、
ある人全体がモンスターということはないですよね。
モンスターじゃない部分で、
ちゃんとやりとりしていこう、という姿勢です

自分のなかにモンスター的なるものがあるな~、と時々感じます
でも、ちゃんとその存在を認めて「よしよし」と、プチモンスター状態
で、飼いならしておけると、いいんじゃないかと思っています。

東京FMさんからまたもや

2008-07-22 10:44:33 | おしらせ
昨日、仕事場のメールチェックをしていたら、
なんと、またもや東京FMの高橋さんからメールが!!
あの、スペイン坂スタジオで6時20分ごろとのこと。

ちなみに番組名は、Tokyo FM Wonderful Worldです。

日常とは違うことばかりの起こる今日この頃。

基本的に何でも引き受ける私としては、
今回も伺うことに。お題は「モンスター」。
事務局Alohaの影響でモンステラは好きだけど…。
たしかピンクレディの曲にもモンスターというのがあったような。
「モンスターが来るぞ!」のリフレインを思い出してしまった。
ちょっとコミカルでちょっと不気味。

モンスターね…。

Web担当Alohaです。モンステラの語源は、その葉っぱの大きさからモンスターとも言われているそうですまあ、かわいければなんでもいいですよね

高橋カオリ作「過食日記」いただきました

2008-07-21 15:02:53 | おしらせ
山登敬之氏から「過食日記 ダイエットから摂食障害になった私」いただきました。
飛鳥新社刊 高橋カオリ作
ありがとうございます!

帯に過食症度チェックがのっています

山登(やまと)先生とは20代からの知り合いで、
当時、多文化に関心のある精神科医の卵さんでした。
不登校にかかわる仕事で知りあい、なんとなく、
その後も折にふれて、知り合いです。
劇団向けの脚本なども手掛けている面白い方です
現在、恵比寿で東京えびすさまクリニック院長です。

平木典子ほか編著「カウンセラーのためのアサーション」金子書房刊

2008-07-19 13:25:37 | アサーション
夏から秋にかけてアサーションの研修をいくつかやるにあたって、
関連本を読みなおしている。
「カウンセラーのためのアサーション」のなかでも、
「人間存在の独立性という前提」の部分。
以下上記本からの一部引用です。

~他者の感情はその人自身のもので、自分の望むままに変えることはできないし、
そうすべきものでもないということです。
この感覚からいえば、他者の抱く感情はその人自身に責任があるのであって、
相手にも相手なりの事情や考え、選択があるのです。
~相手の感情に対して自分が責任を感じる必要はないし、
むしろ、相手の感情に対してそのすべての原因であるかのように
自分が責任を感じるのは相手に対して失礼なわけです。~

感情を扱うことがカウンセラーの仕事なのですが、
日常のなかでは、日常モードになってます。
特に「対子ども」という場合に難しい。
自分の感情と相手の感情との境目が
あっちゃこっちゃしてしまいやすいです。



それでも田口ランディ著「寄る辺なき時代の希望」読んでます

2008-07-18 08:46:32 | 読んだ本
アマゾンで頼んだ「寄る辺なき時代の希望」が届きました。
下の子どもから「また、買ったの?! そんなに買ったらうち、
お金なくなっちゃうよ!!」と抗議を受けながらも、
欲しい本はあまり我慢しないことにしています。

多分、このところ読んでる本のタイトルが
「生きていてもいいですか」とか
「人は死ぬのになぜ生きるのか」とか
「生きる意味を教えてください」とか
生きるの死ぬのという本ばかりなせいで、
心配になったのかもしれません。大丈夫だからね。

どうも私はランディ氏の「体験&思考」というスタイルで書かれたもののほうが
好きなようです。なにか心のまんなかのほうまで「ぐいっ」とくるような感じで。
好きなものは好きだし、いいものはいいのです。

この本を読んでいて、平等について氏が
『私にとって平等は「生まれながらにして不平等である」という点において
平等だと思える』と記述してある部分を見つけて、びっくり。
ほぼ、おんなじフレーズで私もおんなじように思っているから。
自分とおんなじようなことを言ったり考えたりしている人を見つけると、
嬉しいような、悔しいような気持ちになる。不思議だ。

ああ、小学校とかで「はい、はい!」とか手をあげて、
先に答えられてしまったような感じと似ているのかな。
「私もわかってたのに~」という感じとともに
「あ、あってたんだ」とちょっとほっとするような。

トランスパーソナル学会以来、いろんな考えが考えを呼んでいます。
トランスパーソナル、〝意識の変性"に関する学会だからな~。

言葉には力があるな~

2008-07-17 09:15:37 | 考えたこと
大好きな物書きのお一人に池田晶子氏がいる。
(一方的に好きなだけで、面識はない。亡くなってしまって、すごく残念)
彼女の文章のなかにも、カウンセラーや精神科医に対しての、
批判を見つけたことがあり、「うう~む。気をつけなくては」と
肝に銘じたことがある。

今回のできごとも同様なのだけれど、動揺の度合いが大きいのは、
直接かかわりのあった直後だったせいかもしれない。
自分のなかの、人を決め付けたり、分析したり、もっとこうすれば?
といった心の動きに気づいているからかもしれない。

10代~20代だったら、この状況はきつかろうな。
妄想が妄想をよび、被害的な気分に陥ってしまっても
おかしくない感じがした。こういうことが起こっているのか。

自分のことかも、と思うようなコメントを発見する。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
確かめられそうな、確かめられなさそうな…。
不安が強まって、それで何かを書きこまずにいられなくなる。
書いて一応安心するけど、また、何かを見つけてしまう…。

ブログのインパクトは予想外に大きい。
私自身、ここに書くときには連想が連想を呼び、
思い出が刺激を受け、勝手なことを、思いのままに、
あまり考えずに書いている。
ecomomに書いていたときと比べると、得手勝手さが全然違う。

だけど、言葉は言葉だ。何らかの影響がある。
気をつけよう…。






田口ランディ著「キュア」読みました

2008-07-15 09:32:27 | 読んだ本
昔々、私がアルバイトで雑誌のライターをしていたころ。
メールはもちろん、ファクシミリもまだありませんでした。
なので、締め切り直前は出版社の地下にある会議室で、
睡魔や疲労、不平不満などと闘いながら、原稿用紙を埋める、
ということがほぼ日常となっておりました。

今はもう休刊になってしまった「コスモポリタン」という雑誌で
心理モノにかかわることが多かったのですが、「恋愛」や「会社の
人間関係」などというテーマが次々と降ってくるなか、
20代の経験などたかがしれているので、ライター仲間と
「どうしてる? どうだった?」と情報交換しながら、コンテンツを
膨らませては書いていたのです。

そんな寝不足のそう状態の中で思いついたのが「鶴の恩返し」のストーリー。
ライターたちが経験という羽を抜いて、ハゲチョロケになりながら、
人様にお見せできる反物を織りあげる。それをフクヘンが背負って、
売り歩く、という図です。フクヘンが男性だったのでよひょう(だったっけ?)
のイメージが出てきたのかもしれません。

前振りが長くなりましたが、ランディ氏のこの本。ブログやノンフィクションを
たんまり読んでから、読んだせいか、この部分はあのエピソードから
出てきたのかな、なんて勝手に想像しちゃいました。

作家さんたちはホントにサービス精神がいっぱいだと思います。
途中でめんどくさくなって、切って捨てたくなるようなこんがらがった糸を
根気よく、じっくりほどいていく。さらに、その糸を使っていろんな布に
織り上げていく。そういった作業をキチン、キチンとやっていく。

そして、読者である私はその布の織や風合いやデザインを
勝手に楽しませてもらえる。
ありがとう!




日本トランスパーソナル学会、懇親会に出ました

2008-07-14 16:08:24 | 考えたこと
懇親会に出ました。

ひとりぼっちだったらど~しよ~
と思っていたのですが、
当日だけの会員か、トランスパーソナルの正会員かは
名札のひもの色でわかるようになっていたらしく、
当日だけ会員の人から声をかけていただきました。
良かった! 

彼女もランディさんのファンだということで、
「話に行く? どうする?」みたいな、
上級生に憧れる女子生徒のような感じで
ワクワク・ドキドキしてました。
同志がいて、心強いでした。
ありがと~クーミンさん。

キュアにサインをしていただき、宝のように持ち帰り、
この土日で読み切ってしまいました。



そして、さっき事務局Alohaに見せびらかしていた次第です。



行って良かったでした

Web担当Alohaです。はい、見せびらかされました。羨ましいです。ムキーッ!