プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
こちらもどうぞ→ https://note.com/nana_horoiwa

今日のルーティン "Two eggs, please"

2019-03-31 23:26:08 | ルーティン
夜のダイナーにいろんな動物がやってきて、
卵2個を頼む。
卵2個なんだけど、
みんなその調理方法の注文がちがう。
目玉焼きだったり、固ゆでだったり、
ポーチドエッグだったり、スクランブルだったり。
付け合わせにハッシュブラウンやベーコンを頼んだり。

みんな違うんだけど、同じ。
絵の雰囲気やいろんな卵料理が出てきて楽しい。
同じだけど違う、
みたいなことや
バラバラなんだけど同じ、
みたいなことに
目が向くようになる感じ。

今日のルーティン "DON'T CALL ME LITTLE BUNNY"

2019-03-30 10:16:01 | ルーティン
実家に泊まりに行ったりしていたら、
ルーティンが崩れてしまった。
まあ、ルーティンにこだわりすぎなくてもいいか、
校長先生も許してくれるだろう。
そういえば、鎌ちゃんは
坂口校長が総理を務める内閣の
厚生労働大臣だそうだ。
この間、新宿のベルグでお茶して
一緒に映画見に行ったときに言っていた。

今日の絵本はうさぎの絵がいいなぁと思って
選んだ”DON'T CALL ME LITTLE BUNNY”。
実はあまりススメではない。

自分には因果応報的な予定調和を好む
マインドセットがあるんだなぁと思い至る。
Little Bunnyと呼ばれるのが嫌でしょうがないうさぎ君がいて、
自分はLittleじゃないと、銀行強盗をしたけど、つかまって牢に入れられ、
そこで出会った小さなうさぎ君と脱獄し、森に隠れて、
新聞でgreat escapeと書かれているのを読む、
みたいな内容。

もちろん、規範を外れていることにおかしみを感じたり、
意地の悪い校長先生にたてつく、とかいうストーリーに
「やれ! もっとやれ〜、やっつけろ〜」的なワクワクを感じたり、
罰せられるべきことを、
うまくすりぬけちゃった、という場合も
いつでも「ちゃんと罪をつぐなうべき」的な
ものが湧き出るわけではない。
たとえば、不当にひどい待遇を受けているとか、
罰に余りあるなにかを強いられているとかがあったら、
「そりゃ、逃げるわよね」的に受け入れられる。

このお話では、銀行強盗である必然性がない。
仲良しと出会うのに、牢獄である必要はない。
自分がOKな存在であることを、
新聞のニュースにとりあげられることで確認するっていうのが
気に入らない。
というようなことが頭をよぎる。

この絵本にはストーリー性がないのかもしれない。
挿絵は好みなのだが、
後味がよくない。
「で?」みたいな気分が残る。

今日のルーティン "A TREE IS NICE"

2019-03-27 20:52:57 | Life in Suginami
木っていいよねぇ、
っていうことについて、
こんなこともできるし、
こんなふうにも使えるし、
といろんなシチュエーションが
登場する。

シンプルな言葉なんだけど、
リズムがあって、
ふふふ、と思いながら読める。
最後には自分の木が植えたくなるし、
どこか木がいっぱい生えているところに
ピクニックかハイキングに行きたくなる。

作者のJanice May Udryをググったら、
「きみなんかだいきらいさ」の作者でもあって、
びっくり。昨日のルーティンの絵を描いた
モウリス・センダックがその挿絵を描いている。

Marc Simontもググったら、
Happy Dayの挿絵の人でもありました。
全然、雰囲気が違うなぁ。

今日のルーティンと昔話の絵本

2019-03-27 19:12:14 | ルーティン
ルーティンのために図書館に行き、
むかし話コーナーを覗き込む。
ジャケ買いじゃないけれど、
表紙の絵で選んでくれば、
どれも面白いお話。
むかし話、最強。

「こめんぶく あわんぶく」
はまさに、日本版シンデレラ。
履物を落としてくるところまで同じ。
ただ、助けてくれるのが
おどろおどろしい山姥ってところが
なかなかで、
労働を美とする日本っぽい。
越後のむかし話とのこと。

「ちんころりん」
は高知のむかし話で、
桃太郎のように、上流から流れてくる
おひつの中から、目が一つ、口が二つの
おばけが出てくる。

「きつねのよめとり」
は大事な黒髪と交換でねずみから知恵を
教えてもらう、女の子の物語。
嫁取りや母娘関係について、
考察できそう。

むかし話は荒唐無稽なものを含みつつ、
だからといって、バカバカしくて
いやになるということはない。
特に何か「だからこうしましょう」的な
寓意があるというわけでもなく、
何かを学ぶということでもない。
けれども、こころのどこかをくすぐる。
読み終わったら、また、繰り返して
読みたくなる。あるいは読んでもらいたくなる。
物語の力、みたいなものを感じるものが多いなぁ。

今日のルーティン "I'LL BE YOU AND YOU BE ME"

2019-03-26 18:56:30 | Life in Suginami
モウリス・センダックの絵がいっぱいの
短いお話というか、
詩のような言葉に小さい絵が
たくさん載っている絵本

センダックの本に
「君なんて大嫌いさ」という
二人の子どもたちがケンカして
仲直りする本がある。
小さな赤い本でかわいいのだが、
それに似たタッチの絵。
内容も子どもたちの日常が
ぴりりと切り取られている。

ところどころ意味がよくわからない
単語がありながらも、
内容自体、ナンセンスというか
子どもらしくぶっとんでいるところが
満載なので、イラストの方を見て、
内容を補うしかない。

イラストがどれもかわいらしく、
ラインステッチで布バッグとかに
刺繍して見えるところに置いておきたくなる
感じの本。

麻布十番、ぶらぶら

2019-03-25 16:20:53 | Life in Suginami
両親の家に泊まりに行き、
お蕎麦を食べに、麻布十番の永坂更科
布屋太兵衛へ。
「永坂更科」と名のつくお蕎麦やさんが
近辺に3つあって、その中のひとつ。

近くに有名どころの鯛焼き屋さんが
あったはず、とうろうろしたら、
ありました。
いろいろ、注文が多い鯛焼きやさんだ
と母が言っていた通り、
すぐには食べられず、
注文を受けてから15分ほどして
焼きあがる。

それを待ちながらコーヒー。
dean & delucaがあったので、そこへ。
焼きあがった鯛焼きを受け取り、
神社の桜を眺め、
桜の苗が売っていたのでそれを手に入れ帰途へ。
家で開けてみたら、かわいいお守りが一緒に付いていました。





今日のルーティン "The Ainu Wind Goddess and Okikurmi "

2019-03-24 11:47:03 | ルーティン
みんながちやほや遊んでくれるのは、
たまたま、遠くからきたマレビトだからだとは
わかっていても、とても刺激的で楽しい。
ありがたい。
昨日はバタバタしすぎていて、
投稿する暇がなかった。

今日の絵本はアイヌの風の神さまと
里で暮らすオキクルミという神さまのお話。

風の神さまピカタカムイは気まぐれに
アイヌの村を吹き飛ばしてしまう。
そんなことが数回あった後、
ピカタカムイを訪ねてくる人があり、
それが後でオキクルミという人里で暮らしている
神さまであることがわかるのだが、
その神さまにおしおきされて、
気持ちのいい風を吹かせることになる、というお話。

感情のコントロールとか、
父性的なるものとか、
女性役割とか。
チラチラと頭をかすめつつ、
刺繍とか風を操るとか、
素敵だよなぁと。

女性が高ストレスでも長生きするのは
毎日、ルーティンの中クリエイティビティを
発揮する場がいっぱいあって、
それが、目に見える形でフィードバックされるから
だよなぁ、みたいなことを考えた。




「ちいさな死神くん」読みました

2019-03-22 06:29:00 | 読んだ本
ルーティンの英語絵本を借りに行って、
気になって借りてきたこの本。
キティ・クローザー作、翻訳はときありえ。

死んだ人を死者の王国に連れて行く役目の死神くん。
いわゆる「死神」のおどろおどろしい感じは全くなく、
「死」に対してのイメージを変える描き方。
「死」がこんなふうに訪れるのだと思えれば、
もうちょっと安心して「死」に臨めるかもしれない。
そんなことを思ったり。

さらっと何気なく置いてあって、
ほかの絵本と一緒にすっと読んで、
心のどこかに残っているっていう感じに
なるような、そんな絵本。
一冊、買って帰ろうかなぁ。



今日のルーティン "EXTRA YARN"

2019-03-21 19:10:50 | ルーティン
どんよりした雪の日の風景に
カラフルな毛糸で編んだセーター。

編み目を一筆一筆描いたイラストの
色のコーディネートがなんとも
素晴らしい。

からかわれても、
叱られても、
じゃんじゃかセーターを
作っていくAnnabelleが頼もしい。

扉の見開きのはじっこに
このお話はよくある
箱いっぱいの毛糸のお話みたいですが、
どうも、そうじゃないようです〜

って始まってるのもかわいい。

このイラストを描いたのはJon Klassen
「どこいったん」っていうぼうしの本が有名。

のみCafeとテンセグリティヨガ

2019-03-21 09:10:13 | Life in Suginami
伊豆で自然農をやりながら、ヨガ教室を開いている
のみさんこと、野見山先生主催のワークショップに出た。
初めてお目にかかったのはハワイで。
その自然な雰囲気と身体だけではなく、
こころにもアプローチするような
ワークショップのスタイルが興味深く、
機会があったら参加したいなぁと思っていた。

数年前、下北沢であったワークショップにも参加した。
そのときはプレイバックシアターをしている方との
コラボレーションで、サイコドラマをやっていたことがある私としては、
何が起こるんだろうと思いながら
ワクワク参加した。

今回も、テンセグリティヨガのACO先生とのコラボ。
ヨガ、月に1回が2回しかやってないけど、
参加して大丈夫かなぁと思いながら、
日程的にぴったりだったので、申し込み。

ワークショップでは身体をほぐした後、
平成という時代について、振り返ったり、
これからどんな時を過ごしていきたいかを
イメージしたり。
みなさん、初めましての方々でしたが、
とてもタイムリーなテーマで、楽しかった。

Acoさんの「テンセグリティ」のお話や
その考え方に沿ってのヨガのポーズ、
新たな視点が加わるだけで、身体の動きが変わる。
どんな枠組みで自分の身体や動きを捉えているかで、
どんなふうに動くか、どう身体を使うかが変わる。
とても、面白い。

もう一つ、周りの人との関係性についての視点も
入っているのがとてても興味深い。
修行もそうなのだが、なぜ、サンガでやるのだろう?
あるいは、
自分について掘っていくとき、他者との関係は
どうなるのだろう?
というのが私の中の疑問の一つなのだけど、
ACOさんのヨガにはその答えのような部分がある。
もっと、ACOさんから学びたいなぁと。

いつかハワイでのみさん、ACOさんの
ワークショップ、できますように!




今日のルーティン "The Very Clumsy Click Beetle"

2019-03-20 08:19:03 | ルーティン
はらぺこあおむしで有名なEric Carleの絵本。
click beelteって何かなぁと思ったら、
コメツキムシ。
プチって音をたててひっくり返るとのこと。

コメツキムシ、覚えがないなぁ。
見たことあるのかもしれないけど、
ちゃんと認識してなかった。

素材を作るところから始めるEric Carle の絵。
どのページも味わいがある。
そして、ひっくり返ったままのコメツキムシくんに
「大丈夫なの?」とちょっとハラハラしながら、
次のページに進む。

clumsyというなんか、
思い通りに動かないなぁって感じの音どおり、
自分のぶきっちょな身上と重ね合わせながら
次は何が出てくるかな?と読める絵本。


今日のルーティン "BORKA The Adventures of a Goose with no Feathers"

2019-03-19 06:52:11 | ルーティン
今日も同じくJohh Berninghamの絵本。
羽毛のないガチョウ、BORKAのお話。

羽毛のないことをからかわれたり、
家族や兄弟が渡りで飛んでって
ひとりぼっち残されてしまうのが、
なんとも物悲しいのだが、
ハッピーエンド。

どういうわけか、自分の中で「船乗り」には
無条件に良い印象を持っていて、
ここに出てくる船乗りさんたちも良い人たち。

ガチョウは西洋のいろんな物語によく出てくる。
手がくっついてしまう金のガチョウとか、
金の卵を産むガチョウの話とか、
マザーグースとか。
ドリトル先生のダブダブはあひるだったか。

ガチョウが渡りをするのかなぁと
ぐぐったら、家禽化されて飛ぶ力はほとんどないと。
雁に近い種類のガチョウもいるのかな。

絵本の絵ってすごいなぁ

2019-03-18 20:29:43 | あれこれ
ルーティンとして、英語の絵本を
毎日のように見ている。
先日は図書館に行って、
目についた絵本をはじから借りてきた。

ブログ用に表紙を写真に撮ってアップしながら
「これはすごいなぁ」と心から感心した。
写真がとても魅力的。
つまり、写った絵が魅力的なのだ。

思えばプロのイラストレーターやアーティストが
子どもたちに向けて
「伝われ!」と渾身のエネルギーで
描いているわけで、魅力的でないはずがない。
限られたスペースにギッシリ詰まってる。
それが、次から次へと現れるのだから、
絵本、美しいわけだ。

なんだか、とっても得した気分。
挿絵が気になった日本語の絵本も借りてきて、
内容もさることながら、
絵を楽しく見ている。

今日のルーティン "Where's Julius?"

2019-03-18 08:38:04 | ルーティン
昨日と同じ作者John Burninghamの作品。
朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんのたびに
「ユリウスはどこ?」と聞くと、
カーテンと椅子でお家を作っていたり、
地球の反対側への穴を掘っていたり、
川でカバにみずをかけて冷やしていたり、
チベットの山の上で夕日を眺めていたり。
その度にお父さんやお母さんが
食事を届けに行くというストーリー。

やっぱり絵がいいねぇ。
そして、食卓に戻りなさい!って言われないで
出かけた先々においしそうなご飯が届く。
ご飯がまた、美味しそうなのですよ。
私のなかのこういう部分も、もうちょっと
発揮して子育てしても良かったなぁと、ふと反省。

ランディさんに連絡をしたら、
31日にワークショップをするという。
その日は帰国日だけど、時間的にはばっちり。
演劇ワークショップ。
以前、下北沢の稽古場に見学に行って、
アニシモフ監督の「愛」に、
思わず感涙してしまったことがあり、
その、アニシモフ氏に直接、
何かをご指導いただけるチャンス。
やりたいことは、やる、と決めているので、
それが何のためになるのか、とか、
どういう意味があるのかとかは別にして、
参加することに意義がある、と。
目下、「かもめ」読み読み中。

今日のルーティン ”SEASONS” John Burningham

2019-03-17 06:44:03 | ルーティン
昨日の「小さいお家」を読みながら、
あら、お家はsheなんだ、とか
「小さいお家はそれをずっと見てました」
にあたるフレーズはなくて、
「彼女は〜を見ていました」という形で
1ページに何回もwatchingが出てくるのだなぁ
なんて、見てました。
後で、日本語のほうの絵本を借りに行ってこよう。

今日はJohn Burninghamさんの
SEASONSという絵本。
動物と自然のイラストがいい感じ。
決して写実的ではないのに、
そうそう、こういう感じ、こういう感じ!
というふうに思える。
色もふんわりしてるけど、甘くない。
この、ちょっと大人な感じが好きだなぁ。
絵本だし、言葉はちょっとしか出てこないけど、
わからない単語が必ずある。
今回もいくつか調べたけど、
weblioで見ると英検1級レベルとかなってたりする。
日常的な言葉ではないとしても、
英語文化圏で暮らす子どもたちにとっては、
暮らしのなかで自然に触れる言葉なのかも。

ふと思いついてしまったルーティンで、
しかも「何かのため」にやるのではないものを選んだ
つもりだったけど、お勉強になったり役に立ったり。
何が何につながるか、一瞬先は別世界だったりします。

John Burninghamさんをウィキペディアで調べたら、
今年の1月に亡くなったとありました。
ご冥福をお祈りします。