褒めること、叱ることについてのワークショップを
もう、10年以上もやっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
参考にしたのは
「読んで学べるADHDのペアレンツトレーニング」
ADHDの子どもだけではなく、子どもたちへの関わり方として、
とても参考になるもので、具体的な方法をたくさん使わせてもらった。
具体的な行動に注目する、というのがとても効果的だ。
数年前から一照さんのところに通っては、
野口整体のお教室に参加している。
坐禅よりも、むしろこちらに混ぜていただくことの方が多い。
そんなこともあって、ホノルルのブックオフに
野口晴哉著「叱り方 褒め方」(全生社)を見つけたときには、
「おお、こんなところに! なぜ? だれが?」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
と感動して数ドルで購入。
ところが、そのまま積ん読状態。
そして、つい先ほど前書きを読んでぶっ飛んだ。
ところどころ、その言い方はちょっと…と思いながらも、
「この人、本当にすごいなぁ」と。
特に
「褒め、叱るにはたしなみが要る。それが大人というものである。
自分を見せようとしたら褒めても、叱っても心を拓くことは出来ない。
その自分を見せつけようとする心が先に立って叱るから反抗を呼び、
褒めれば組み易しと考えるのは子どもの罪ではない」
しっかり叱る、褒めるができるようになれば、
大人っていうことなのだろうなぁ。
驚いたなぁ。すごいなぁ。
以下、本の中から抜粋。
本当の叱言というのは暖かくて、それを聞いて発奮して、
体の中の力が喚び起こされるような言葉でならなければならない。
だから愛情をこめてできるだけ短い言葉で、
しかも相手の心の向きを変える言葉を発見して言わねばならない。
そして、極めて簡潔でよくわかるように言わねばならない。
すでに、ちゃんと言語化されていたのですね。
叱るってことが、何なのか。
では、具体的にどんなふうに言うのか、というところが、
「読んで学べる〜」の本に書いてあるのです。
叱る、褒める。
奥が深いです。