プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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シンシアのGreaf Work Training Center of Hawaii

2019-09-27 10:58:54 | grief support
8月8日、9日の2日間、
シンシアのグリーフサポートの
ワークショプがあった。
日本から、すでに子どものグリーフサポートに携わっている
14人の方がいらした。

10時から5時までびっしり。
レクチャーはもちろん、特にQ&Aの部分に時間を割いて、
Joiningのスキルなどについて、その意味や
実践する上での疑問点に丁寧に答えていた。

グリーフには力がある。
グリーフを体験すると、寂しさ、悲しさ、むなしさ、
不安、落ち込みなど、気持ちがざわざわしたり、
いてもたってもいられない感じになったり、
ぐっと重たいものを抱えたような気分を味わう、
など、さまざまなものが内面で動く。

このさまざまに動くものをエネルギーと捉え、
このエネルギーの出口、表現されるところを用意する。
そんなことを子どものグリーフサポートでは
やっているのではないか、と私は理解している。

このマインドセットでものごとを見ると、
この行動や表現の後ろには、
どんなグリーフがあるんだろう? 
というような見方になる。
全てをグリーフと結びつけるなんて、無謀なのだけど、
「変化」はグリーフなわけなので、
思えば日常のなかでチリリとしたグリーフを味わってるの
かもしれない。

グリーフは周りの人のグリーフを掻き立てる。
なので、子どもたちのグリーフに関わるとき、
自分のなかが揺さぶられ、自分自身のグリーフが
わき上がってくることも当然のこと。
だからこそ、自分自身のグリーフやそのケアが重要になる。
ファシリテーターどうしのサポートが大事だ。