退凡・下乗の卒塔婆、外なるは下乗、内なるは退凡なり。
<口語訳>
退凡・下乗の卒塔婆、外なるは下乗、内なるは退凡である。
<意訳>
「退凡」と「下乗」の卒塔婆。
外にあるのが「下乗」、内にあるのが「退凡」である。
<感想>
テキストからの受け売りを今日も大放出だ。
この段は、『大唐西域記』に書かれたインドの話をもとにしている。
むかし、インドの霊鷲山でお釈迦様が説法をなされた。その説法を聞きに行くためにマカダ国のビンバシャラ王が山頂まで道を開き、その途中に卒塔婆を一対たてさせた。それが、「退凡・下乗の卒塔婆」である。
霊山である霊鷲山に登ると、まず「下乗」の卒塔婆がある。その卒塔婆は、ここで乗り物から下りろという事を指示する。さらに行くと「退凡」の卒塔婆がある。この卒塔婆は、凡人・凡夫、すなわち一般人の立ち入りを禁止した。
「退凡・下乗の卒塔婆」は、日本の墓場にささってる戒名とかが書いてある例の細長くてペラペラの木製の卒塔婆などではない。たぶん石などを塔のように積み上げた立派な物だろう。
ところで、乗り物から下りることを指示する「下乗」の卒塔婆。昔のインドの乗り物はどんな乗り物であったのだろう。やはり像さんだろうか?
原作 兼好法師
<口語訳>
退凡・下乗の卒塔婆、外なるは下乗、内なるは退凡である。
<意訳>
「退凡」と「下乗」の卒塔婆。
外にあるのが「下乗」、内にあるのが「退凡」である。
<感想>
テキストからの受け売りを今日も大放出だ。
この段は、『大唐西域記』に書かれたインドの話をもとにしている。
むかし、インドの霊鷲山でお釈迦様が説法をなされた。その説法を聞きに行くためにマカダ国のビンバシャラ王が山頂まで道を開き、その途中に卒塔婆を一対たてさせた。それが、「退凡・下乗の卒塔婆」である。
霊山である霊鷲山に登ると、まず「下乗」の卒塔婆がある。その卒塔婆は、ここで乗り物から下りろという事を指示する。さらに行くと「退凡」の卒塔婆がある。この卒塔婆は、凡人・凡夫、すなわち一般人の立ち入りを禁止した。
「退凡・下乗の卒塔婆」は、日本の墓場にささってる戒名とかが書いてある例の細長くてペラペラの木製の卒塔婆などではない。たぶん石などを塔のように積み上げた立派な物だろう。
ところで、乗り物から下りることを指示する「下乗」の卒塔婆。昔のインドの乗り物はどんな乗り物であったのだろう。やはり像さんだろうか?
原作 兼好法師