家族は血でつながっている。
だけど、私の意思とは関係なく親と私は断絶されている。
私という子が存在するという事は、その私を生んだ親が存在するわけで、私を生んだ両親の子を生もうという意志と、いま存在する私とは何の関係もない。
だから私が生まれたくて生まれたという事など絶対にないはず。親とは違う生き物という点で、すでに親と私との断絶は生まれた瞬間に決定される。
生命が排泄物で、生きる事や、私そのものがウンコであるという考え方は面白い考え方だが、死を絶対視する死神の言う事だから、あまり真剣に聞かないほうが良い。
死は死神の言うように救いであり安息であり得るか?
そんな事は、死んでみなきゃ解らない。
とにかく、死神がなんと言おうと私に復讐する気はない。
それだけは確かだと思いたい。
怖いのは、死神が「愛」を口にする時だ。
私が誰にも愛されてなく、また私が誰も愛していない事を死神に証明された時に、私は正気でいられる自信がない。
それをされたら私は私をも含めた全ての人間に対して「復讐」するしか手はなくなるかもしれない。
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