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墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

木曜の朝

2007-01-04 09:34:01 | 日常
 今朝は早朝の4時に目が覚めた。
 喉が乾き、冷蔵庫で冷やしておいた500ml ペットボトル入りの水道水をガブ飲みする。飲んだらチャージしてまたしまう。
 ただの水道水でも1日置いておくとカルキが抜けて旨いのだ。別に売っているミネラル・ウォーターとそんなに味は変わらない。カルキも抜けているので金魚だって飼える。

 昨日は9時ごろ寝たので睡眠はもう十分だ。眠くないのでジャンバーをはおって缶コーヒーを買いに外に出る。
 ミネラル・ウォーターはなかなか買わないくせに、缶コーヒーは平気で買うのだから我ながら良く分からない。

 風は弱く1月にしては暖かい。
 新聞屋のカブがヴオォォンと騒音をたてながら一本先の通りを疾走して行った。あのエンジン音はカブでなくメイトか。
 自販機までのわずかな道のり。空を見上げると幾筋かの長い雲が横たわるように広がってその雲の端々をまん丸のお月様がこうこうと照らしている。星も見える。

 部屋に戻り、タバコに火をつけ缶コーヒーを一口すすりパソコンを起動させる。さっそくネットで調べてみると、今夜の月が満月であるらしい。ちなみに今年の旧正月は2月18日だそうで、新暦と旧暦が1月半ぐらいずれている。

 パソコンで調べものついでに、このブログのアクセス履歴をチェックしてみた。今年の1月1日。元旦のアクセス履歴の検索語句でトップだったのは「女の子とSEXしたい」だった。元旦から切ねぇなぁ。
 1月2日のトップは「内山憲久」。なんの意味があって俺の本名で検索かけるんだ? その検索語句じゃここにしかこれないから止めてくれ。
 それとは別に一番おもしろかったのは「中学生のパンツってどんなにおい?」という検索語句でアクセスしてこられた方。んなキーワードで来る方も来る方だが、来られちゃう当方にも問題アリだな。

 7時すぎ、明るくなってきたので、今日も矢川緑地に散歩に出かけた。今日もカモは元気だ。
 天気は薄曇りで晴れているが晴天とは言いにくい。風も弱く、くもりのせいか暖かい。
 今日から夕刊配達のバイトがある。
 昼過ぎには出勤しなくてはならないので、あんまりのんびりもしていられない。官庁も今日は仕事始めだ。
 あーぁ、正月なんてすぐに終わっちまうな。


水曜の朝

2007-01-03 14:45:56 | 日常

 今朝は6時30分に起きた。

 くもりの天気予報が出ていたが青空が見える。
 冬らしい澄み切った青空とまではいかないがそれなりに快晴だ。
 今日は1月3日で、まだ正月休み。昨夜は少し気になる事があって夜中の2時過ぎまで起きていたので少し眠い。

 身支度を整えて散歩に出かける。

 今朝も昨日に引き続き暖かい。風も弱い。

 矢川緑地に行って今朝も餌をあさっているカモの様子を見る。
 餌を探すカモは、水たまりに浮かんでものすごい早さでクチバシを振るいながら泥の中をあさっている。
 そうかと思えば羽を広げて変なポーズをとりながらジッと固まっているカモもいれば、遊泳しているだけのカモ、首を丸めまだ惰眠をむさぼっている様子のカモもいる。
 カモはハトに比べて行儀がいい。
 普段、街で見慣れているハトは他のハトを押しのけてまで餌をとろうとするが、カモはお互いに十分な距離をとって餌を探す。他のカモが見つけた餌を奪うような真似もしない。
 カモのエサは探し出す物であって無くなるような物ではないのだろう。

 頭の中が空っぽでぼんやりする。
 富士山でも見に多摩川沿いの堤防に行こう。
 普段の矢川沿いの道ではなくショートカットのコースで手っ取り早く多摩川を目指す。歩きながら、この天気では富士山はかすんで見えないかもなと考えた。

 多摩川の土手の上にあがると危惧は当たっていた。
 富士山の方向には雲がたちこめて全く富士山は見えない。
 東西南北すべてに雲が広がる。
 たまたまこの立川の周囲だけがスッポリ晴れている印象だ。

 帰り道に朝食とタバコを買いにサンクスに寄った。
 商品を選びレジに立ってアレッと思った。
 良く知っている顔の女性がレジに立っている。
 レジに立つ女性と一瞬だけ目が合い相手も俺に気がついた。だが、彼女はフイッと視線をそらすと下を向いて知らん顔をした。
 彼女は、俺が仕事帰りによく寄るセブンイレブンの店員だ。
 仕事のある時なら週に2・3回は彼女にレジを打ってもらう。胸につけている名札から察すると彼女は中国の人なのだろう。
 セブンイレブンは仕事帰りには便利で良く利用するのだが、家からやや遠いので休みの日はまったく利用しない。また逆に、サンクスは家から一番近いコンビニなのだが仕事の時の帰り道とは外れているので平日はまったく利用しない。
 彼女がセブンイレブンとサンクスでかけ持ちのバイトをしているとは知らなかった。正月から働き者だなと思ったが、中国から来たなら親族もいない日本の正月など無関係なのかもと思う。

 サンクスの袋をぶらさげて歩きながら思う。
 カモがいて人がいて、今こうして俺が歩く地面がある。
 頭の中で地平が広がる。


火曜の朝

2007-01-02 09:39:47 | 日常

 今朝は5時30分に目が覚めた。

 ところで初夢を見た。
 実に膨大なファンタジーがかった冒険活劇大ロマンな脈絡のない初夢。

 ルパン三世と一緒に南の島に財宝を探しに出かけた。
 だが、ルパンは酒場で会った不二子についてどこかへ行ってしまったので、財宝の事は忘れて解放戦線に身を投じる。

 トランスフォーマーのような器械仕掛けの巨人達が人間を支配する王国。
 その居城に人間解放を求めて仲間と共に侵入した。多くの仲間は城のワナや番兵の手によって次々と串刺しにされるが、最後の最後に巨人達は改心して人間と仲良く共存する道を選んでくれた。
 改心の原因は俺たちの活躍とは全く関係なく、突然に落下した隕石の出す放射線の影響である。死んだ仲間は串刺しにされ損だ。
 改心した巨人達はトランスフォームしてバスや建設機械となり今も人間達のために働いてくれている。

 世界が平和になったので職を探してウロウロしていたら、どこかのお屋敷の雑用係に採用された。
 そのお屋敷は「千と千尋の神隠し」に出てくる温泉宿のような多重構造の日本建築で、建物内で迷子になりそうなぐらい広い。
 とりあえず他の雑用係と一緒に掃除をしていたら、誰かが床を水浸しにしてしまった。仕方なく俺がモップを見つけて持って行くと、先輩風のたよりないかんじの男が自分がやるからモップを貸せと言う。貸してやらせてみたらモップについた水をブンブンぶん回してはらっている。
 そんなモップの使い方があるかとモップの使い方で先輩とケンカとなった。ケンカしているうちに目が覚めた。

 ところで実は今まで隠していたが、俺はとんでもなく寝相が悪い。
 寝相だけでなく、寝言もひどいんだが、今日は寝相に話をしぼる。
 良くやるのは敷き布団の下に潜り込んで床に寝る事や、敷き布団に抱きついてよだれをたらしながら床で寝る事などである。朝起きると敷き布団も掛け布団もグッチャグッチャで、掛け布団なんか足で蹴飛ばしてるらしくいつも足元あたりに丸まっている。

 ところが目を覚ますと、今朝はきちんと布団の上で布団を掛けて寝ていた。
 自分でも夜中にかなり暴れた印象があったから、おや今朝は思ったほど寝相が悪くなかったぞ、感心感心。と、かなり自分を見直したが、小便をしに起きて便所に行き、部屋に戻って電気を点けてみると掛け布団の上に敷き布団がある。
 どうやらやはり寝ている間にかなり暴れていたようだ。いつの間にか掛け布団を敷いて、敷き布団を掛けて寝ていたらしい。
 これは掛け布団と敷き布団の上下関係の下克上であり、どんなスパイラルな寝相だと我ながら少しあきれた。

 ところでコレは内密にしていただきたい話なのだがどうやら確実に太った。年末の30日まではいていて、洗濯をした愛用のジーパンが乾いたようなのではいてみると、ベルトもしてないのに腰回りにピッタリフィットする。
 洗濯してジーパンが縮んだか、俺の腹回りが膨張したかのどちらかだと思うが、たぶん俺が太ったんだろう。
 中年親父だし太っても仕方ないかとあきらめる。

 ところで休みの日の朝は散歩に行くのを常としている。
 今朝は薄曇りで風は弱い。
 年末から元旦にかけて良く晴れてかなり寒かったが、今朝はくもりのせいか少し暖かい。
 近所にある「矢川緑地」に行くと、昨日まで霜柱でザクザクとしていた道がぬかるみ、氷のはっていた水たまりは凍らずに餌をあさるカモのせいで濁っている。
 カモ達はさかんに水たまりの泥の中にクチバシを差し込んでは何かをあさっている。あんな泥の中に食える物などあるのだろうか。多くのカモはジャブジャブと騒がしい音をたてながら餌をあさり、飛び回るカモはジャブンと水面に着水する。早朝はカモの朝食時間なのだろう。みんな張り切っている。

 ところで、この連休中は毎朝のようにカモを見てるかもと思った。


月曜の朝

2007-01-01 20:23:01 | 日常

 今朝は6時に目が覚めた。
 仕事のある日なら完全に遅刻だが、今日は正月なので休みだ。
 良かった、郵便配達の仕事をしてなくて。

 酔っぱらって寝ている間にいつの間にか年が明けた。
 今朝は2007年1月1日。
 新しい年だ、今年は心をひきしめて出来れば腹回りのだぶついた贅肉もひきしめたい。

 そんなんで、新年だし初詣に行こう。
 今年からは考え方を改める事にした。
 心をあらためて正しい日本人として『神道』で行く事にしたのだ。
 もし、外国人に「あなたの宗教は?」と聞かれたなら胸をはって「僕は神道です!」と答えられるような正しい日本人に今年はなりたい。
 その第一歩は、初詣からである。
 初詣なくして公式参拝もお伊勢参りもない!

 朝早く神社を目指して外に出ると冬のせいか寒い。
 あまりに寒いし耳も冷たいので、歩きながら寒いと思うから寒いんだよ、心頭滅却すれば火もまた涼しいんだよと自分を偽ろうと試みた。
 寒さは脳のつくる幻である。脳がなきゃ寒いはずない。
 その証拠に真冬の北極海で遊泳しているクリオネが平気で泳いでいるのは脳がないせいだと思う。
 北極のシロクマが平気なのは心頭滅却しているせいか、毛皮と皮下脂肪のおかげだろうと思う。
 皮下脂肪なら俺にもあるから寒いはずないと思おうとしたが、どう思おうと俺の脳は頑固者であるらしく寒いもんは寒い。

 今朝は寒いだけでなく、昨日に引き続き良い天気だ。
 幸い風もなく穏やかな天気で神社のお参りだけじゃもったいない。
 少し寄り道しよう。

 神社に行く前に近所の矢川緑地に寄り道したら、寒さのせいで湿地全体から湯気がたっていた。
 湯気の立つ水たまりをカモが何十羽も遊泳して餌をあさっている。すげ、まるで温泉みたいだと感動した。
 すごい湯気なので本当はお湯なんかじゃないかと疑いを抱き、確かめる為に水たまりに手を突っ込む。
 ボチャ。
 お湯ではなかったが、思った以上にぬるかった。もっと冷たいかと思ったのに。手が冷えきっているからぬるく感じるのか?

 矢川緑地と目的の神社は反対方向だ。
 このまま素直にUターンしてもつまんないし、どうせなら寄り道ついでに富士山でも見ようと思いついて多摩川を目指す。
 昨日の散歩ルートとほぼ同じ道をたどり多摩川の堤防の上から富士山を見る。昨日の方がきれいに見えた。今日は少しかすんでいる。
 ところで、多摩川沿いには何人かの路上生活者がテントなどをはって住みついている。彼らは早起きで朝早くからゴソゴソとテントのまわりで何かしている。朝食の用意だろうか、この寒空の下のテント生活、いろんな新年の迎え方もあるものだなと思う。
 多摩川と富士山を眺めつつ横目で路上生活の人達の様子を見ながら目的地である立川の諏訪神社を目指す。
 立川公園の根川沿いの緑道を歩いているうちに、トンネルの中で寝ている老人の路上生活者を見かけた。
 ビニール傘を風よけにしてジャンバーにくるまって苦しそうな寝息をたてながら寝ている。この寒いのに良く凍死しないものだ。俺は彼らに何もしてやれないし、不本意であろうが彼らにしても彼らの選んだ道だ。

 諏訪神社を目指して柴崎町にじんわり侵入。
 少し道に迷いつつ神社を目指す。
 場所は知っているのだが多摩川から諏訪神社に行くのははじめてなので、いつもと様子が違う。いつもは自宅か立川駅方面からしか行った事がない。
 ここらへんのはずと方向をさだめて歩いているうちに諏訪神社を発見。
 時間は朝の8時前ぐらい。
 着くと、まだ時間的に少し早いらしく屋台のおじさん達が開店の準備をしていた。
 参道を通り、さっそく本殿に行ってお参りと思ったら、本殿前に神主がいて大勢の人の前で朝礼みたいな事をやっていた。
 俺は部外者で、そろそろ終わりそうな気配だし行事が終わるまで待とう。
 数分待つと行事は終わった。
 さて、参拝しよう。
 帽子と手袋をとり、100円を手にして参拝の列に並ぶ。
 チャリン。
 硬貨投入、アタマも下げたし手も叩いた。
 初詣は終了である。
 任務終了。
 これで俺も立派な神道で日本人だ。

 終わってホッとして周囲を見渡すと、若い巫女さん達が赤い袴をひるがえしながらサササーと走っていく姿を見かけた。
 見逃さずパパパッと観察する。
 中でもメガネをかけた若い巫女さんがとびきり可愛い。
 巫女さん達は神社の脇にあるおみくじやら絵馬やら売っている売り場にたちまちスタンバイした。
 メガネをかけた可愛い巫女さんはおみくじを売っている。
 メガネッ子で巫女さんで可愛いのだ。これはかなりものすごく点数が高い。
 さっそく俺は占いが大好きなのでおみくじを買おうと思った。
 だが、あいにく小銭がない。財布の中には万札が1枚と10円玉が2枚に1円玉が3枚しかない。おみくじはひとつ100円だ。いきなり万札を出して彼女を困らせたら可哀想だ。
 あぁこんな事ならお賽銭は100円でなく1円玉でも投げ込んでおけば良かった! だいたいお賽銭なんかに何の意味があるのだ!
 おみくじをあきらめて立川駅方面に向かう。

 立川駅に向かう理由は腹が減ったせいだ。
 朝にバナナを1本食べたのだが、2時間近く歩いたらものすごく腹がへった。だが、こんな正月に営業している店などコンビニか牛丼屋ぐらいだろう。でも、正月からコンビニ弁当は食いたくないな。せめて牛丼をと思い立川駅を目指す。
 駅前に行くと正月の朝8時だというのにけっこう営業している飲食店があった。マックにガストに松屋。たぶん吉野家も営業しているはずだ。うーんみんな働き者だなぁ。
 でも肉料理しか選択肢がないんだよねぇ。
 働いてもいないのに朝からカロリー高いもんは食いたくないなぁ。
 ふと見ると、オリジン弁当も営業していた。あーオリジン弁当にしちゃえ。
 オリジン弁当で「ノリアジフライ弁当」(399円・税抜き)を購入。
 歩くのがかったるくなってきたので弁当をかかえて電車に乗り南武線で西国立駅に。喉も乾いたので西国立と自宅の間にある近所のコンビニでビールを購入してから帰宅。
 自室に戻りアジフライ弁当をつまみにビールを飲む。
 俺んちの正月は朝ご飯がないのだ。昼ご飯からはじまる。それまで待てないのでアジフライ。

 今年は健康的な正しい日本人になるのが目標です。


(誤解があるといけないので書いとく。「平成マシンガンズを読んで」の死神と俺は違う。俺は無神論者ではない。神様を信じていないだけで、神様がいるのかいないのかは俺には分からない。
 神がいないとまで言い切る気もないし、いるという人に文句もない。信仰は自由であらねばならないし、その基礎である神の存在を否定する気もない。
 だが、同時に神が信じられないよという俺の気持ちもそっとしておいて欲しいかなと望む。
 そんな俺だが、元々は純粋に神様の存在(宇宙の高次意識のような存在)を無垢っと信じていた。魂や転生輪廻も信じていたし、悪霊に意識を乗っ取られて暗躍する人間の存在なども信じていた。
 なぜなら、当時流行った『幻魔大戦』という小説にはまって、その内容を信じ込んでいたからだ。ただの小説などではなく平井和正の書く事はほぼ真理とまで思っていた。
 その原因は『幻魔大戦』を読む前に高橋佳子という宗教家の書いた『真創世記』という本を読んだことにある。
 その本の内容は『幻魔大戦』に通じており全ては真実であるかのように書かれていた。
 高橋佳子はその父である高橋信次の創設した GLA という宗教団体の主催者で、平井和正や大川隆法と並ぶ現在のスピチュアル・ブームの元祖のような人ではないかと思う。
 神を信じられなくなったのは、こういった人達が言う事への疑念からである。所詮は人間である者の言葉に絶対の真実などあり得ない。
 さらに最新の脳科学の分かりやすい新書などがぞくぞく出版され、臨死体験や霊視など多くのオカルトは脳の見せる幻であるという論に惹かれたせいもある。
 解剖学者の養老孟司の本は、俺にとって科学への入門書となり分かりやすく素直に納得できた。
 人間は常に誤解する生き物だ。人間の言葉に真実はない。だが、誤解を誤解と認める心のみが新しい局面に人を迎え入れてくれる。
 誤解している事を怖れずに自分の誤解を認めて正す心こそが人間を成長させる。間違っている事を謙虚に認め事実をねじ曲げずに生きていければなと思う)


いっぱいいっぱい

2006-08-17 20:13:58 | 日常
 ブログに投稿する度に思うのは、もっと時間さえあればということだ。
 もっと時間さえあれば、もっとすごいんだよという感じだ。
 ちゅーか、毎日更新する必要はないんじゃないかと己に詰め寄りたい気分だが、実際のところ更新を怠ったら負けという気分に既になっているので、更新だけはコアラのマーチ並みにパレードさせねばならない。

 だが、時間があればあったでウダウダと推敲してあげくに唐揚げなので、下手な考えは休んでいるのに等しい。

 ようするに時間が有っても無くてもこの程度だから、もう仕方ないのだ。無理矢理にでも文字を吐き出していかねばならない。
 その目的は日本人の洗脳である。全日本国民の無気力化、日本人全て負け犬にして俺に優しい世界。

 なんてのは、ウソだな。

 俺は、他人をあまり望まない。
 他人の存在は俺の「劣等感」を刺激し、また、対人関係は「自己嫌悪」を生む。
 人に対してとった自分の態度やはなった言葉。全てが己の不完全さや醜さを証明し自己嫌悪を生む。
 人に接し、そのあとで、いい気になって言っていた俺の言葉の中に、自己中心的な身勝手でかっこわるい心が潜んでいた事に気がつき自分の不完全さを嫌悪する。

 いっぱいいっぱいなんだけど、書けば後悔するのは分かっていながらも、俺は書く事をやめられない。
 きっと、俺がここにいることだけでも知ってもらいたいからだろうと思うが、どうでもいいことだ。
 俺なんか、あんたらにとって無関係なはずだし、そうあるべきだ。