不気味な理科室の香り
レンウォ-ル・ボックスアートギャラリー
レンウォール倒産後、金型を引き取ったレベルから
「ヒストリーメーカーズ」シリーズで再デビュー。
けっこうデカいキットで、そのボリュ-ムにビックリ。
圧倒的な存在感は、横綱クラス。
第三次世界大戦をイメージさせるボックスアート。
臨場感タップリでいいですね。
こちらは、レベルのナイキ・ハーキュリーズ。
上のボックスアートと、ほぼ同じ内容に驚く。
当時のアメリカ人がもつ核戦争のイメージが
わかって興味深い。
こちらも、核戦争をイメージさせるボックスアートが秀逸。
モクモクとわき上がる原子雲がいいネ。
こちらは、レベルの「ヒストリーメーカーズ」シリーズで、再デビュー。
パットン、ブルドックともに砲塔を後方に回して、戦車砲を撃って
います。どんな状況なのか、よくわからないですが、戦場の雰囲気は
よく出ています。
M50インストより掲載
「AERO SKIN」と銘打った、レトロなWWⅠ機シリーズ。
レンウォールで、忘れてはならないのが
コレ! ジャジャーン!!
学校の理科室の不気味さが体感できるキット。
背景が黒なので、余計に気持ちが悪い。
しかし、キットそのものはよく出来ており、
現在まで、これを超えるものは出ていません、ホンマ。
妊娠状態にできるコンバーチブルキット。
胎児のパーツ付で、男性版よりこちらの方が
人気大。
背景が白になり、気味悪さがかなり
改善されています。
理科の教材キット的イメージ。
レンウォール倒産後、レベルが
再発売したときのボックスアート。
レンウォール時代のイメージで
新たに描かれたもの(女性の髪形が
違うのでわかります)
実物大というのが、超スゴイ!
空前絶後!
動物モノもありました。
こちらは、ワンちゃんバージョン。
背景が赤であるのと、学生(?)のイラスト付で
かなり明るいイメージ。
純然たる理科の教材風ボックスアート。
かつて、マルサンでもこれらのキットをコピーして
発売していました。
「驚異の人体(男性版のみ)」価格¥1250(当時)
「偉大なる頭脳」¥3000
「忠実な犬」¥1500
「魚の神秘」¥1500
「平和を呼ぶ鳩」¥1200
「昆虫の不思議」¥1200
「栄光の馬」¥2000
「乳牛の秘密」¥2000
キットのタイトルもいいですね。
購入者の関心というか、興味を引くには
これらのタイトルがあった方がベター。
マルサンの商売上手な一面が出ています。
小学校のとき、友人のオヤジさんがいくつか
買い込んで作っていたのを見て、興味をもちましたが、
100円、200円のプラモをようやく
買えるようになった自分にとっては高嶺の花。
手が出ませんでした。
なお、上記マルサンのキットについては、ブックマークの
「創製の模型屋たち」、マルサンのコーナーを参照
してください。
植物をテーマにしたキット。
相当マジメな内容ですが、はたしてどのくらいの需要が
あったことか。
こちらは昆虫モノ。
ちょっとキモイ雰囲気ですが、純然たる教材と
割り切ってしまえば、よくできています。
次回は、11月15日夜更新予定。
いよいよ、オーロラのボックスアートに突入じゃ!
昔なつかしいキットの、オンパレード。
涙なくして、見られない?
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当時の日本においては、一種のステイタスで
あり、リッチでないとなかなかそのステイタスを享受できませんでした。
小遣いが乏しかった子どもには、とても
ムリな話で、その反動が今のブログに
つながっているのかもしれません。
もう10年位前の話ですが、レベル・モノ
グラム時代に、復刻版が多数発売されたことが
ありました。
当時と同じパッケージ(貼り絵式でなかった
のは残念、コストの面でやめたのかも)で、
感動モノの逸品ばかりでしたが、その時から
古いボックスアートを集めて、何か全集的な
ものを作りたいと考えるようになりました。
ようやく実現できたわけですが、毎回試行
錯誤の連続で、はたして読者の皆さんの
評価はいかに…と、気になるところでは
あります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
たまたまレンウォールで辿り着きました。
いやぁ~、よくぞここまで箱絵を揃えられましたね。しかも往年のレベル、モノグラム、レンウォール、オーロラといった当時デパートや模型店の高いところに鎮座まします高価・貴重なものばかり。貧乏人の私としましてはいつも指をくわえてはヨダレを垂らしていましたよ。笑
で、その反動というか4~5年前にネットオークションでかのプラモを大量にゲットしました。あの頃高くて買えなかったプラモを必死で蒐集している中高年マニアは結構いるかと。私の場合も長い時の流れを超えてかのプラモ達とやっとのことで再会し、箱絵をしばし眺めたり、おもむろに箱を開け未組み立ての様子にこれまた、ただただ感涙するのでした・・・
という訳でレンウォール。
特にエデュケーショナル・シリーズ(ビジブル=透視模型)に興味があり片っ端から集めました。人体(男・女)、犬、馬、鳩、魚、昆虫。
後にマルサンや米レベル、スキルクラフト等に金型が渡り再販されたのはご存知の通り。けれど、箱絵の素晴らしさやインスト、内部パッケージ・レイアウトなどはレンウォールが最も素晴らしいですね。勿論、模型そのものの造形もピカイチです。
機会があれば私の他のコレクション(50~60年代の主に米国製プラモデル中心:飛行機、ロケット、科学)をブログでご紹介いたします。
それでは、また!