「旧石器時代」
妻「アンタ!また、なんにも捕ってこなかったのかいっ!?」
夫「んなこと言ったってよ~。。。オレ、フルチンだし…皆、見て笑ってるし…」
妻「私だってノーブラだよ! こっちの方が恥ずかしいんだからねっ!
食い物捕ってくるまで帰ってこなくてイイからねっ!もいっかい行っといで!」
「縄文時代」
夫「ただいま~~~」
妻「なんだい、魚一匹だけかい? そんなんじゃ子供らだって腹はくちくなんないだよ」
子「父ちゃ~ん。オレ、肉が食いたいよ~」 犬「ワン・ワン」
妻「ほら、ボ~っとしとらんでサッサと山でも行ってなんか捕ってきなっ!」
「弥生時代」
妻「ほら、見てごらんよ。こんなにチョビっとしか米がないんだよ!
これじゃ一家で飢え死にだよっ! 山へ行ってなんか食べ物採ってきておくれよ」
夫「いいけどさ。しかし、なんでオマエだけ、そんなに太ってるんだろうね~?」
子「母ちゃん、昼に芋食ってた」 犬「ワン、ワン!」
妻「うるさいねっ! ほらアンタらも父ちゃんと一緒に山へ行っといでっ!」
なんぞという「会話」が聞こえてきそうなほど見事な蝋人形たちである(笑)
先日行った「国立科学博物館」の展示なのだが、発掘された骨のレプリカを見せられるより
こうやって時代背景を蝋人形で表す展示の方が、子供も大人も楽しめて面白い(笑)
しかし…3世代(旧石器時代・縄文時代・弥生時代)を見て思ったのだが…
どの時代も女性が強そうじゃ(ガハハハハハ)←そんな風にアテレコ入れたのはワシじゃが
特に一番感じたのは…肉や魚をメインで食っておった時代の人々はスリムなのな。
農耕が始まり、米なんぞが主食になった頃から、体の線が丸くなって来ておる。
ある本で読んだことがあるが、
農耕になったからといって食生活が安定したとは言えないそうだ
むしろ狩猟時代の方が歯を調べると、江戸時代の人よりエナメル質が丈夫だったらしい
ってことは…つまり。
やっぱメインの食事が米などの炭水化物だと、少量でも太るって事か?
見事な出来栄えの蝋人形を見比べながら、フっとそんなことを考えただ~(ハハハハ)
「ルーシー」じゃ!
「ルーシー」の友達か~?
1974年11月30日 エチオピア北東部ハダール村付近の川端で発見されたのが
この「ルーシー」。320年前のアウストラロピテクス・アファレンシスの骨であった
当時ビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」が流行っており
「調べてみたら女性の骨だしさ、ルーシーって名前にするべ」ってことで名前を付けたのだ
当時、英語圏に住んでいた沢山の「ルーシーさん」達は、天国と地獄を味わっただろう。
ビートルズの曲名に自分の名前を使われ狂喜乱舞しておったところ
猿人の名前に、いきなり「ルーシー」なんぞと付けられちまっちゃ立つ瀬がない(笑)
一部ヤンチャな男子にイジメを受けた女子も多かろう
その後、ルーシーより古い440万年前の女性の化石骨(アルディ)が発見され
ルーシーは世界最古の座から落っこちてしまった。
またダイヤモンドで出来ているという惑星が発見され
やはりビートルズの「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」から引用し
ルーシーと名づけたので、大勢の実在ルーシーさん達も名誉を復活した(笑)
猿人とダイヤモンドの惑星とじゃ、掃き溜めから一気にツルへの変身じゃ(ハハハハ)
それにしてもビートルズの影響は凄いの。あらためて驚いた。
中学生の時に、「ルーシーってどんな猿人だったんだろう?」っと
勝手にルーシーを美化し想像しておった少女は…30数年たってルーシーと初めて対面した。
科学雑誌で骨だけ見ていたもんで、この肉付きルーシーとの対面は衝撃的であった。
「ナニ見てんだよ!」っといきなり言われちまってショックであった。
確かに彼女は、人より猿に近いと言われておるが…
なにもこんなチンパンジーの怒ったような形相にしなくてもエエのにの~
これではルーシーが小・中学生に嫌われてしまう。
笑った顔とまでは言わないが(笑えたかどうかが解らんでの~笑)
せめてもそっと穏やかな顔にしてあげたら良かったのにっと思ってしもうた。
こんな形相のせいか、国立科学博物館のルーシー関連のお土産が
沢山、売れ残っておっただよ。フィギュア好きな私でも手が出なかった(アハハハハハ)
っということで、今回はココまで。
あと、江戸モノと恐竜で終わりっす~(笑)
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