「可愛いトイレ」
「可愛いトイレ」ってな記事を、昨年の9月に書いただ
覚えておる人もおるかの?
作家の浅田次郎氏にソックリな、夫の友人の話での~
次郎さんは映画が大好きで、よく映画ビデオやDVDを買っては
「これ、面白かったから見て~」っと我が家に貸してくれておった
そんな記事を書いた翌日に、次郎さんの家が火事にあっての
おったまげたが、次郎さんも、次郎さんのお父さんにも怪我はなく
火災保険を使って家も建ち、かえって良かったんでないかいっと
悪友どもは話しておった(笑)
実は次郎さんは、家が火災にあう前に…リストラで会社を辞めておっての
保険で家は建つが、やっぱり多少なりとも働かねばっという話になり
夫の勤めておる会社へ、再就職することになっただ
ところが、再就職を控え、健康診断を受けた次郎さんの体に
「肝臓ガン」が見つかっての~~~。
次郎さんは子供の頃に、大きな交通事故にあい
血液製剤によるC型肝炎を患っておったんじゃ
なにより、酒が辞められん。
暴飲暴食も辞められん。腹八分で食えっと言っても辞められん。
20年前から「肝臓肥大」と言われ、
悪友一同、「病院へ行け!」っと言っておったが、病院嫌いで行かん。
肝炎を患っておると「肝臓肥大」→「肝硬変」→「肝臓ガン」へと発展しやすい
肝臓疾患の75%はC型肝炎、20%はB型肝炎が原因で起こる
今はインターフェロンという良い薬があり、30%のC型肝炎患者は治る
40%の患者は完治せずとも、ウイルスが減少し肝臓ガンへの発症率が低下しておる
ただし、薬の治療にはリスクも伴う
初期治療の段階では、悪寒・発熱など風邪の初期症状が起こり
後期になると、鬱になったり、視力が低下したりもする
しかし、それでも勇気を持って病院へ行き、治療に専念する人は沢山いる
完治せずとも、病院へ通い、肝炎と長い友好関係を結ぶためである
そんな人達の前向きな姿勢に、エールと賞賛を贈りたい
ちゃんと病院へ行き、検査をしながら気長に治療すれば
治らずとも、肝臓ガンにまで発展することは本当に少ないのだ
っと…耳にタコが出来るほどに悪友どもが言っておったのに…
次郎さんの口癖は「いつ死んでもイイんだ~」であった。
肝臓ガンが見つかり、ほどなくして肺へ転移した。
まだ、この段階では病院通いさえしておれば…生きながらえることが出来たのだが
この男。ガンを患っておるのに、酒とタバコを辞めないのだ。
よって細くなった血管に負担がかかり「脳幹梗塞」になってしまった
結果、運動障害と失語症が後遺症として残ってしまった。
今の社会情勢は、こういった患者に対し「酷」じゃの
89歳の老人一人が居る自宅でしか、療養する場がない。
病院は何処も満杯であった。
シルバーウイーク2日目の日曜日に、皆でお見舞いへ行こうっと話しておった
悪友の一人が
「じゃ、次郎さんのお父さんへ電話して都合を聞くわ」っと言ってくれた
18日の金曜日午後に電話を掛けた悪友に、次郎さんの父親が
「息子は今朝、亡くなりました」っと答えたそうな
結局、皆で次郎さんに会いに行こうっと言っておった日曜日。
その日が次郎さんの通夜となった。
なんだかな~~~。
普段、私たちが受けておる血液検査
これに「GOT」「GPT」という検査数値が出ておる
これが肝臓の細胞が壊されていないかを検査する数値なのだが
C型肝炎の場合は、隠れ肝臓肥大で検査数値に表れた時には
既に肝硬変になってしまう場合があるので
できれば、肝炎の検査を別に受けて欲しい。
BとC両方受けても1,800円くらいである(笑)
C型に関しては日本国内で、100万人以上いると言われておる
キャリアになっていたとしても、本人も回りも恐れることは何もない
同じ皿から飯を食っても、同じ箸を使っても肝炎はうつらない
変に差別する方がどうかしている。
差別する輩は、自分の無知さを露呈しておるだけじゃ。
そして何より、放っておいて肝臓ガンになり死んでしまう方がアホらしい
治療するか、静観するかは医者が決めることである
出来るだけ病院へ行って、早期発見、早期治療を心がけた方が
イイに決まっておる
夫と次郎さんは、夫が私と結婚する前から
ズ~っと同じ釜の飯を食う仲間であった。
色んなところへ旅もし、色んなアホな体験もした
一緒に大笑いし、一緒に泣き、一緒に怒った仲間である
57歳で逝ってしまった次郎さんは、夫にとっては弟みたいな悪友であろう
今回、夫はまったくと言っていいほど、次郎さんに関して何も語らない
それほどショックだったらしい。
心なしか、元気がない。
「大丈夫。これだけ縁があったんだもん。また会えるさ」
きっと今頃は…動かなくなっていた体も動き、言葉も話せ
痛いところも全部治って、憧れの細くって若い姉ちゃんに囲まれて
酒を飲み、タバコを吸って宴会やってるさ
だって、それが次郎さんだもん(笑)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
「可愛いトイレ」ってな記事を、昨年の9月に書いただ
覚えておる人もおるかの?
作家の浅田次郎氏にソックリな、夫の友人の話での~
次郎さんは映画が大好きで、よく映画ビデオやDVDを買っては
「これ、面白かったから見て~」っと我が家に貸してくれておった
そんな記事を書いた翌日に、次郎さんの家が火事にあっての
おったまげたが、次郎さんも、次郎さんのお父さんにも怪我はなく
火災保険を使って家も建ち、かえって良かったんでないかいっと
悪友どもは話しておった(笑)
実は次郎さんは、家が火災にあう前に…リストラで会社を辞めておっての
保険で家は建つが、やっぱり多少なりとも働かねばっという話になり
夫の勤めておる会社へ、再就職することになっただ
ところが、再就職を控え、健康診断を受けた次郎さんの体に
「肝臓ガン」が見つかっての~~~。
次郎さんは子供の頃に、大きな交通事故にあい
血液製剤によるC型肝炎を患っておったんじゃ
なにより、酒が辞められん。
暴飲暴食も辞められん。腹八分で食えっと言っても辞められん。
20年前から「肝臓肥大」と言われ、
悪友一同、「病院へ行け!」っと言っておったが、病院嫌いで行かん。
肝炎を患っておると「肝臓肥大」→「肝硬変」→「肝臓ガン」へと発展しやすい
肝臓疾患の75%はC型肝炎、20%はB型肝炎が原因で起こる
今はインターフェロンという良い薬があり、30%のC型肝炎患者は治る
40%の患者は完治せずとも、ウイルスが減少し肝臓ガンへの発症率が低下しておる
ただし、薬の治療にはリスクも伴う
初期治療の段階では、悪寒・発熱など風邪の初期症状が起こり
後期になると、鬱になったり、視力が低下したりもする
しかし、それでも勇気を持って病院へ行き、治療に専念する人は沢山いる
完治せずとも、病院へ通い、肝炎と長い友好関係を結ぶためである
そんな人達の前向きな姿勢に、エールと賞賛を贈りたい
ちゃんと病院へ行き、検査をしながら気長に治療すれば
治らずとも、肝臓ガンにまで発展することは本当に少ないのだ
っと…耳にタコが出来るほどに悪友どもが言っておったのに…
次郎さんの口癖は「いつ死んでもイイんだ~」であった。
肝臓ガンが見つかり、ほどなくして肺へ転移した。
まだ、この段階では病院通いさえしておれば…生きながらえることが出来たのだが
この男。ガンを患っておるのに、酒とタバコを辞めないのだ。
よって細くなった血管に負担がかかり「脳幹梗塞」になってしまった
結果、運動障害と失語症が後遺症として残ってしまった。
今の社会情勢は、こういった患者に対し「酷」じゃの
89歳の老人一人が居る自宅でしか、療養する場がない。
病院は何処も満杯であった。
シルバーウイーク2日目の日曜日に、皆でお見舞いへ行こうっと話しておった
悪友の一人が
「じゃ、次郎さんのお父さんへ電話して都合を聞くわ」っと言ってくれた
18日の金曜日午後に電話を掛けた悪友に、次郎さんの父親が
「息子は今朝、亡くなりました」っと答えたそうな
結局、皆で次郎さんに会いに行こうっと言っておった日曜日。
その日が次郎さんの通夜となった。
なんだかな~~~。
普段、私たちが受けておる血液検査
これに「GOT」「GPT」という検査数値が出ておる
これが肝臓の細胞が壊されていないかを検査する数値なのだが
C型肝炎の場合は、隠れ肝臓肥大で検査数値に表れた時には
既に肝硬変になってしまう場合があるので
できれば、肝炎の検査を別に受けて欲しい。
BとC両方受けても1,800円くらいである(笑)
C型に関しては日本国内で、100万人以上いると言われておる
キャリアになっていたとしても、本人も回りも恐れることは何もない
同じ皿から飯を食っても、同じ箸を使っても肝炎はうつらない
変に差別する方がどうかしている。
差別する輩は、自分の無知さを露呈しておるだけじゃ。
そして何より、放っておいて肝臓ガンになり死んでしまう方がアホらしい
治療するか、静観するかは医者が決めることである
出来るだけ病院へ行って、早期発見、早期治療を心がけた方が
イイに決まっておる
夫と次郎さんは、夫が私と結婚する前から
ズ~っと同じ釜の飯を食う仲間であった。
色んなところへ旅もし、色んなアホな体験もした
一緒に大笑いし、一緒に泣き、一緒に怒った仲間である
57歳で逝ってしまった次郎さんは、夫にとっては弟みたいな悪友であろう
今回、夫はまったくと言っていいほど、次郎さんに関して何も語らない
それほどショックだったらしい。
心なしか、元気がない。
「大丈夫。これだけ縁があったんだもん。また会えるさ」
きっと今頃は…動かなくなっていた体も動き、言葉も話せ
痛いところも全部治って、憧れの細くって若い姉ちゃんに囲まれて
酒を飲み、タバコを吸って宴会やってるさ
だって、それが次郎さんだもん(笑)
ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)