満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

危険は家庭内に住んでおる

2009-03-23 | 日々のハチャメチャ
いつも遊びに行ったり、来てくれたりしておる
薬作り職人さん」の奥様が、屋根裏収納へ登る階段からコケ
頭と背中を打ったという事件を読み…
(現在は完治し、無事に病院から退院しました~本当に良かった)
他人事ではないな~。気をつけねば…っと思っておりやした

が…スットコドッコイな私も…この3連休のど真ん中で
同じような事をやってしまいましただ~(ハハハハハハ)
(大した事故にはなってないっす。ご安心して下記記事をお読みくだされ~笑)


私は3連休をゲットできたのだが…
夫は真ん中の土曜日が出勤日なもんで、何処へ行くという訳にも行かず
夫の居ない「土曜日のお天気が良い~」てな事情も手伝い
ほいだば「押入れ掃除」でもするか~っとなった

朝、8時から通常の部屋の掃除を済ませ、近所の量販店へ買いだしに行き
必要なBOXなどを購入し自宅へ戻ったのが10時
それからコツコツと押入れの整理を始め、全てが終わったのは13時であった

一度押し入れのモノを全部外に出し、押入れ内部に風を入れながら掃除機をかけ
捨てるものは捨て、残すものは整理しながらまた押入れに戻すという
単純極まりない仕事ではあったが…
押入れ内部に本棚に入りきらない本や漫画が山とあり
思った以上に重労働な仕事であったと気付いた時には既に遅く
全てが終了したときには、ヘロヘロ状態となってしまった(笑)

それでも、終了してみれば
誰が開けたとしても、美しいと思えるほどに整理された押入れ
「やるべき事はやりきった!」と、満足しきりの私であった(ハハハハハハ)

フっと見ると、足元に未使用の小箱が一個、転がっておるのを発見した
また次回、どこぞで使うために取っておこうと思ったが
さて…押入れはきれいに片付いたし…何処へ置いておこうか…
と見上げた私の視線の先に、洋服ダンスの上に空いているスペースを見つけた
「あっ、あそこなら邪魔にならないし、見栄えも悪くないな」
そう思った私は、よせばよいのに
手近にあった勉強机のイスを引き寄せ、その上に乗って洋服ダンスの上へ
箱を乗せようとしてしまった

ま、どこのご家庭でもあるイスだと思うが…
勉強机のイスってのは、クルクルと回る。
だから、危ないので絶対にこの上に乗ってはいけない。
そんなこたぁ~解っておったのに、自分の運動神経を過信し、私は乗ってしもうた

イスに乗る前に、押入れ掃除で足腰がヘロヘロだったのを、つい忘れ
ヒョイっと乗ったイスへのアプローチの角度が悪かった
イスに乗った瞬間に、イスがクルリと動き
動いたイスから落ちないように、バランスを取ろうとしたが
足腰がヘロヘロになっておった私は、踏ん張りが効かなかった。

よってイスのクルリの回転運動で弾みの付いた私の体は
弧を描くようにイスから投げ出され、床へと落下したのであった~~~

私の体重を考えれば…イスから投げ出され、床の上に転がるまでの間は
多分、僅か数秒の時間であったと思うのだが…
足がイスから離れ、床に着地する間、私としては数分間の時間に感じた
つまり、記憶の中ではスローモーション状態であった

足がイスから離れると同時に…頭の中で「ヤバっ!」っと思ったのを覚えておる
それから天井が見えたので、このままでは頭から落下するな~と考え
首を前に引き締めた
それと同時に手を後ろに出そうか?と思ったのだが
ヘタに手を出して、手が体の下敷きになり骨折しても困るな~と考え
手は出さないことにした…
その瞬間、「ド~~~~ン」と鈍い振動が起こり
私は地面に大の字になったのである(アハハハハハハ)

出来るだけ尻から落ちようとしたので、尻に鈍い痛みを感じ
落下の反動で背中が床に触れ、息が詰まった
それから耐え切れずに頭が床にぶつかり…目がチカチカした
この順番を大の字になりながら、反復しながら考え、この落ち方なら大丈夫だの
なんぞと思いながら、ゆっくりと起き上がってみた

眩暈なし、手に痺れなし、吐き気なし。。。。
体に怪我がないことを確認し、次に落下のショックに耐えられるように
もう一度、ゆっくりと横になり、気を落ち着けた(笑)

横になりながら考えたことは…
「飛び降り自殺」をする人ってのは…地面にぶつかる瞬間まで
ハッキリとした意識ってのがあるんだろうな~である
しかも、落下速度とは反比例して、スローモーションで落下が進むのだ
イスから落下した程度でも、こんなに色々と考えたり出来たのだもの
高いビルから飛び降りたとしたら、地面に落下するまでの体感時間は
そりゃ~相当長いだろうな~なんぞとボ~っと考えた
「飛び降り自殺」ってのは、辞めた方が良い
マジで、死ぬまでの時間が長そうだ

動悸が治まったので、ゆっくりと起き上がり、次に玄関へ行った
このあと、気持ちが悪くなって倒れたらコトなので
とりあえず玄関のチェーンを外しておこうと考えたのである
夫が会社から帰って来て、チェーンで家に入れなかったら困るだろう

チェーンを外しながら、「いや…待てよ」っと考え込んでしまった

チェーンが掛かっていたら…夫は家には入れない
入れないから大騒ぎするだろう。それは、それで夫にとっては良いのかもしれん。
万が一、私の具合が悪くなり一人で死んだとして
警察に一番疑われるのは夫であろう。家に入るのに四苦八苦した方が
警察に疑われるという嫌な思いをしないで済むかもしれん。
ん~~~。チェーンを外しておくべきか否か?
と、玄関で仁王立ちしながら色々と考えておって、私は大笑いしてしまった

こんだけ色々と考えられるのなら、死ぬわけがない(アハハハハハハ)
しかし、死亡事故の上位に絶えず家庭内での事故があるが
こういうことか…と、思った
どんなところに危ない出来事が潜んでいるか、解らんもんだの~
気をつけねばっとマジで思った

それから、夫が家に帰ってきて…本当はナイショにしておきたかったのだが
万が一、朝起きたら私が死んでいたとしたら…(まだ妻の妄想は続いておった)
警察へ、言い訳の一つも言いたいだろうと思ったので(ハハハハハハ)
正直に今日の出来事を打ち明けた。。。。。

案の定、エライ心配と同時に、もの凄いお叱りを受けた
妻がスットコドッコイだと解り過ぎているほど解っていた夫は
こんなコトもあろうかと、わざわざ踏み台を買って家に置いてあったのだ
「なぜ、踏み台を使わない?」
……ま、怒るのも無理はないわな・・・(笑)

あれから2日が経ったが、未だ体調に変化なし。元気である(笑)
ただ、首が筋肉痛となっておる
落下する時に頭を庇って首に力を入れたもんだから
ノドの両サイドの筋肉が痛い。。。。
あと、押入れ掃除で使ったアチコチの筋肉も痛い(ハハハハハハ)
歳を取るということは…家庭内でも危険が増すってことなのか~
反省しきりの休日であった(笑)

ただ、打ち所が悪かったのか…「妄想」が止らない(笑)
まいったな。誰か妄想の止め方を教えてくれ~~~(ハハハハハハ)


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