山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

鶴岡カトリック教会天主堂

2014年02月11日 | ドライブ

鶴岡カトリック教会は、鶴ヶ岡城址からも徒歩圏内にあり、ロマネスク様式教会建築の傑作として国の重要文化財に指定されています。

フランス人ダリベル神父の全財産と寄付により、明治36年(1903)、庄内藩家老屋敷跡に建設されました。 

バジリカ型三廊式とよばれる造りで、設計は佐渡の両津教会や京都の旧聖ザビエル教会(現在は明治村に移築)など日本の教会堂を数多く手がけたパピノ神父によるもの。

幼稚園が併設されています。

こちらは「司祭館」。

赤い塔屋がひときわ目を引く白亜の殿堂の、赤い塔屋の高さは23.7メートルあるそうです。

ステンドグラスとは異なる独自の技法でつくられた「窓絵」や世界的にも珍しい「黒い聖母マリア像」は、国内ではこの教会でしかみられないそうです。

教会内は、荘厳な雰囲気に包まれていました。

白い壁のフォルムが西洋的で、しなやかな曲線のデザインも見事ですが、丸い窓から差し込む自然光も優しく、心がホッと和むような美しい建造物です。

天主堂の窓絵は、ロマネスク寺院特有の半円アーチの枠におさめられ、ステンドグラスでも、色ガラスを組み合わせた絵でもないため、この教会の窓の絵は、正式な名称を持たないそうです。

二重になっている窓ガラスの内側から描いて外側に透明がラスを設け二枚のガラスで挟んだ「貼り絵」で、高価なステンドグラスに代えて使用したと考えられるが、現在は日本ではこの教会の他に見ることはできない貴重な窓絵です。

黒い聖母は明治36年(1903年)献堂記念として、フランス・ノルマンディー州のデリブランド修道院がら寄贈されました。

デリブランド教会にある黒い聖母像の完全ンあ複製としてフランスで作られた木の芯に石膏を被せたもので、日本では他に例を見ない珍しい聖母です、

初代主任司祭ダリベル神父の手紙には「聖母マリアのご像は私の国ノルマンディーから来ました。ノートルダム・デ・ラ・デリブランド或はノートルダム・ラボラトリエといい、日本語で御助けの聖母であります。よく御助けを願うとき、きっとかなえられます。私はこのマリア様のところに幾度も行きました。日本に来る前にそのご像の前でミサをあげてノルマンディーを出ました」と述べられているそうです。

教会を出る時も、この建築物の美しさにハッ気づきます。 

明治36年の建物ですので、修復などに維持費もかかるようです。

いつまでもあり続けていてほしい建築物です。



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