2013年4月から能登自動車道が無料開放されることになりました。
それにより、観光地に気軽に行ける、早く到着できることで滞在時間が長くなるなど、イイことづくめです。
輪島の朝市は一千年以上も前から続く、歴史ある朝市です。
ところが、總持寺租院や巌門、道の駅でゆっくりしすぎてしまい、輪島に到着した頃には、朝市は終わっていました。(午前8時から正午まで)
朝市が終わると、街は普通の土産物・商店の街に戻ります。
「饅頭処 つかもく」さんでは、店内のお茶の無料サービスもあり、「えがらまんじゅう」をその場で頂くこともできます。
「えがらまんじゅう」は煉ったモチ粉でこしあんを包み、くちなしの黄色で染めたモチ米をまぶして蒸し上げています。
できたての「えがらまんじゅう」を頂いたので、まんじゅうはまだあたたかくて柔らか、ほどよい甘味です。
朝市も終わるとちょうどお昼時のため、お食事処は並ばなければならないようでした。
お土産に「涛華堂 八井浄 漆器本店」さんで輪島塗の百回塗のお箸を購入しました。
こちらのお店は、とても解りやすい説明をしてくれますので安心して良いものを求めることができます。
1800点を超える輪島塗を扱っておられますが、ほんとうにいいものは良く、値段もそれに付随してきます。
輪島塗は、生漆と米糊、焼成珪藻土(地の粉)を使用した丈夫さが特徴で、椀の縁や高台・箱ものの角など傷つきやすい所の木地には布を巻き、補強を施すという手間のかかる工程を経て職人の手で作られます。
いろんなお店があり、気軽に入れる気楽な雰囲気も輪島の良さですが、こだわっている作品も大変多いです。
「柚餅子総本家中浦屋 わいち本店」さんでおだんごを買い、歩きながら食べようとしたのですが・・・
この写真撮影の後、一瞬で団子が目の前から消えてなくなりました。
「え?」
「どうして?」
戸惑う私に、近くの観光客の方が驚いた顔をしていました。(トンビが急降下し、まばたきの一瞬の間に団子の串を咥えて逃げたのでした。)
和菓子屋さんに戻り買いなおしたのですが、今度は店内でお茶を出してくださいました。
「外で食べようとすると、トンビに奪われる」のはここでは常習とのこと。
ぶらぶら散歩していると飲泉所がありました。
輪島温泉はしょっぱいお湯です。
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