山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

【重要】四国遍路を検討されている方へ

2020年04月16日 | 神社・仏閣

4月16日本日、国の首相が緊急事態宣言の対象区域を全国に拡大すると表明いたしました。

今回のウィルスの性質のわかりずらさの事態の中で考えた結果、食や旅行を日記として綴ってきた私としては、当面の間ブログの新規投稿を急遽休ませていただくことにします。

なお、四国遍路を検討中の皆様には、四国霊場会より、コロナウィルス感染対策のために、お寺や納経所を閉鎖しており参拝が出来ない、納経が授与出来ない寺院がある旨の配信がされています。

是非ご確認下さい。

まだ大丈夫と思っても、状況は日々一転していきます。

一時閉山という、重要な決断をすでにされているお寺さんもあります。

http://www.88shikokuhenro.jp/news/korona-kannsenntaisaku/

 

巡礼の方法として、写経も自宅での読経も、思いを巡らすことでも、良いと私は思います。

今まで手の行き渡らなかった家の掃除でも良い、と思います。

先の見えない不安に心が病んでしまわないよう、心を強くして頑張っていきましょう。

命はそれは一個しかない、かけがえのない、大事なものです。

皆で大事にしていきましょう。

ガンバ!

ガンバ!

 

 

 

 

 


四国逆遍路ツアーバス3日目

2020年03月25日 | 神社・仏閣

3月上旬、善通寺宿坊を発ち、ツアーバスは70番を目指します。

その日の打ち止めは、61番さん。

 

70番本山寺。

宗派:高野山真言宗
本尊:馬頭観音
開基:弘法大師

国霊場では竹林寺・志度寺・善通寺とこの本山寺の4ヶ所だけという五重塔が目印で、一昨年来たときは改修工事がされていたが、現在は立派な五重塔が見れました。

本尊は馬頭観世音菩薩で四国霊場では唯一のもの。

この寺院では、六文銭を買いました。

 

68番 観音寺

宗派:真言宗大覚寺派
本尊:聖観音世音菩薩
開基:日証上人

 

69番 神恵院

宗派:真言宗大覚寺派
本尊:阿弥陀如来
開基:日証上人

68番神恵院も69番観音寺も2つの札所が同じ境内に存在しています。

今回初めての逆遍路なので、お参りも順番が逆になるので、注意しなければなりません。

 

第66番 雲辺寺

宗派:真言宗御室派
本尊:千手観世音菩薩(経尋作)
開基:弘法大師

四国霊場のうち最も高い標高911メートル、四国山脈の山頂近くにある霊場です。

ロープウェイで移動。

想像以上に寒かったです。

雲辺寺ロープウェイの駐車場にある食堂でお昼でした。

 

第65番 三角寺

宗派:高野山真言宗
本尊:十一面観世音菩薩(伝弘法大師作)
開基:行基菩薩

 

宗派:真言宗石鈇派
本尊:阿弥陀如来(伝役行者作)
開基:役行者小角

御瀧行場不動尊では、お金を投げてお不動様にくっつくと願いが叶う、というので一円玉を投げている方がいました。

一円玉は軽いのでくっつきやすいそうですが、私はそういうのは何か虚しいきがしてなりません。

 

63番 吉祥寺

宗派:真言宗東寺派
本尊:毘沙聞天
開基:弘法大師

この寺院には、成就石という手水鉢の右横にある高さ1mほどの石で、中央下に径30~40cmの穴があり、目を瞑って金剛杖が通れば願いが叶うといわれています。

 

62番 宝寿寺

宗派:真言宗単立
本尊:十一面観世音菩薩
開基:聖武天皇

【祝】2019年12月1日より四国八十八ヶ所霊場会に再加入し、第61番札所 香園寺の管理地内にある礼拝所は、もう閉鎖されています。

もう、お遍路さんを悩ませる要素がなくなったようです。

香園寺さん、今までありがとうございました。

 

61番 香園寺

宗派:真言宗御室派
本尊:大日如来
開基:聖徳太子

 

その日のお宿は、横峰寺山上バス停にある、お遍路の宿「京屋旅館支店」です。

ワンちゃん、元気でした。

夜ごはんは、好きなメニューでした。

京屋支店の朝ごはん。

 

 

 

 

 

 

 


四国逆遍路ツアーバス2日目

2020年03月24日 | 神社・仏閣

ツアーバス2日目。

3月上旬の、休暇村讃岐五色台の朝食から始まる朝。

朝ごはんに至ってまで、きちんとお品書きをご用意されているのですから感心します。

朝からたくさんのおかずでした。

ご馳走様でした。

 

80番 国分寺

宗派:真言宗御室派
本尊:十一面千手観世音菩薩
開基:行基

境内ではミニ四国めぐりが行えます。

福松です。

大師堂にご朱印場兼納経用品販売所があり、読経するとき、少し緊張します。

 

79番 天皇寺

宗派:真言宗御室派
本尊:十一面観世音菩薩
開基:行基菩薩

 

78番 郷照寺

宗派:時宗
本尊:阿弥陀如来
開基:行基菩薩

寺下の「高橋地蔵餅本舗」さんにさらりと立ち寄り、おはぎを購入しました。

優しい味わいで美味しかったです♪

 

第77番 道隆寺

宗派:真言宗醍醐派
本尊:薬師如来
開基:和気道隆

幼少のころ盲目だった京極左馬造がこの寺に祈願したところ、目が見えるようになり、医学を修め眼病治療の達人と呼ばれるほどになったそうです。

お墓を道隆寺に作り、現在では潜徳院殿となっており、納札に年の数だけ「め」の文字を書き祈願するとよいそうです。

 

第76番 金倉寺

宗派:天台寺門宗
本尊:薬師如来
開基:和気道善

 

第75番 善通寺

宗派:真言宗善通寺派
本尊:薬師如来
開基:弘法大師

鎌倉時代に佐伯家の邸宅跡に「誕生院」が建立され、江戸時代までは、善通寺と誕生院のそれぞれに住職をおく別々のお寺でしたが、明治時代に至り善通寺として一つのお寺に。

現在は真言宗善通寺派の総本山となっています。

善通寺には宿坊があり、その日のお宿でした。

善通寺宿坊の昼食。

宿坊の夕食。

 

第74番 甲山寺

宗派:真言宗善通寺派
本尊:薬師如来(伝弘法大師作)
開基:弘法大師

 

第73番 出釈迦寺

宗派:真言宗御室派
本尊:釈迦如来
開基:弘法大師

出釈迦寺の奥の院「捨身ヶ嶽禅定」があり、本堂から50分くらい歩くそうですが、そこまで行かない方には、捨身ヶ嶽遙拝所があります。

 

第72番 曼荼羅寺

宗派:真言宗善通寺派
本尊:大日如来
開基:弘法大師

 

71番 弥生寺

宗派:真言宗善通寺派
本尊:千手観世音菩薩
開基:行基菩薩

獅子の岩屋は大師堂の奥にあり、獅子が口を開いたかのような岩窟です。

大師像のほか、父君・母君・摩崖仏などが安置されています。

山上までのマイクロバスを利用しました。

待合場には、たくさんの錦札が納められていました。

 

 


四国逆遍路ツアーバス1日目

2020年03月23日 | 神社・仏閣

うるう年の2020年は「逆遍路」の年。

私にとって初めての逆遍路となります。

全食事つき、巡礼ツアーの一日目は、88番スタートの81番まで。

今回ツアーバスは概ね7時半前に出発、宿には17時半位に到着します。

新コロナウィルス対策のため、マスクや消毒、できるだけ3密を心掛けました。

3月上旬のツアーです。

 

88番大窪寺。

宗派:真言宗
本尊:薬師如来
開基:行基

大師堂脇に寶杖堂(ほうじょうどう)があり、「同行二人」を共にしたお杖や先達さんの金剛杖などが納められていて、ガラス越しに見ることができます。

 

87番長尾寺

宗派:天台宗
本尊:聖観世音菩薩
開基:行基

四国巡礼は空海さんの開いたものだから、全て真言宗の寺院さんと思っていたのですが、そうではないのです。

86番志度寺

宗派:真言宗 善通寺派
本尊:十一面観世音菩薩
開基:藤原不比等

お昼は「うどん本陣 山田家 讃岐本店 」さんの「釜ぶっかけ定食」

うどんが大好きになっちゃうおいしさ♪

85番 八栗寺

宗派:真言宗 善通寺派
本尊:十一面観世音菩薩
開基:藤原不比等

ケーブルカーを使用してのお参りです。

 

84番 屋島寺

宗派:真言宗御室派
本尊:十一面千手観世音菩薩
開基:鑑真和上

蓑山大明神が本堂の右にお祀りされています。

四国狸の総大将「太三郎狸」と呼ばれる土地の氏神で、子宝、縁結びや家庭円満などの神さまとされています。

 

83番 一宮寺

宗派:真言宗御室派
本尊:聖観世音菩薩
開基:義淵僧正

弘法大師が戒めのために作られたと伝えられる「地獄の釜」があります。

 

82番 根来寺(「ねごろじ」と読みます。)

宗派:天台宗
本尊:千手観世音菩薩
開基:弘法大師、智証大師

五大尊像・牛鬼の像・万体観音が見どころ。

玄関に置くと魔除けになるのいう「牛鬼の手ぬぐい」は、その日品切れになってました。

 

81番 白峯寺

宗派:真言宗御室派
本尊:千手観世音菩薩
開基:弘法大師、智証大師

建造物では十三重石塔2基、山門(七棟門)、御成門、勅使門、客殿、勅額門、頓証寺殿、薬師堂、行者堂、阿弥陀堂、本堂、大師堂、美術品では「頓証寺」勅額が国の重要文化財で、その他多数の指定文化財がある寺院さんです。

その日のお宿は、休暇村讃岐五色台さん。

眺めが良くて癒されます。

夕食はすごくボリュームがあって、驚くほどでした。

 

 

 


四国遍路5番~1番歩き(2)

2020年03月20日 | 神社・仏閣

第3番の奥の院「愛染院」から、途中、京料理の「佳居」さんで、美味しい食事で満たされすぎるほど満たされて、第3番さん「金泉寺」へ歩きます。

途中の神社に圧倒されます。

大木がスゴイ迫力です。

うわ~、私の住む町ではいつからか無くなった、ビールとか酎ハイとかの自販機。

懐かしい~~~。

来たよ、第3番金泉寺。

高野山真言宗。
本尊は釈迦如来(伝行基作)さま。
開基は、行基菩薩。

私のなかでは、四国の1番さんです。

なぜなら、1番、2番さん共に、初めて遍路の私は、般若心経をあげるのが恥ずかしくて、お作法もわからず、好奇心という不思議な動機で、お遍路が始まったからです。

3番さんで、ようやく下手でも般若心経をあげて鍛錬しないと、これ以上の巡礼は心理的に「なぜ?何のため?」の何故なぜ理論に負けそうで、蚊の鳴くような声で初めて声を出して読経をしました。

歩き遍路でしたが、四国巡礼の基本を知らないで強行したことが、恥ずかしくて情けなくて、1~4番さんの境内では、モタモタしてしまい、今思えば野暮ったい自分でしたね。

今となっては笑です。

弘仁年間(810〜24)になって弘法大師が四国を巡教された際、村の人たちが日照りに苦しんでいるのを見て、この地に井戸を掘られ、この井戸から湧き出た水は霊水で、「長寿をもたらす黄金の井戸」とされ、寺名の「金光明寺」を改め、「金泉寺」とされたそうです。

なんでもこの井戸に自分が映ると良い、との言い伝えがあります。

覗いてみると、映ってました。

もう少しは大丈夫なんだな、と思うことにします。

さて次は、2番極楽寺まで歩きます。

だいたい3kmくらい。

高野山真言宗。
本尊は阿弥陀如来(伝弘法大師)さま。
開基は行基菩薩。

弘法大師お手植えとされる「長命杉」は、樹齢1200年あまり、高さが約31メートル、周囲約6メートルもある霊木。

触れれば家内安全ばかりか、病気平癒、長寿も授かるといわれ、鳴門市の天然記念物に指定されています。

境内では、階段を上がったところに、本堂と大師堂があります。

第2番さんは、宿坊もありますよ。

その日、最後のお参りは第1番霊山寺。

四国1番霊場であり、順打ちで巡礼であれば、ここが発願地で「同行二人」の長い旅になりますね。

お寺さんの縁起では、聖武天皇(在位724〜49)の勅願により行基菩薩が開創された、弘仁6年(815)弘法大師が四国の東北から右廻りに巡教された際、この地で衆生の88の煩悩を浄化し、また衆生と自らの厄難を攘はらって、心身の救済ができる霊場を開こうと37日間の修法をされたといわれています。

その時、仏法を説く一老師をたくさんの僧侶が取り囲み、熱心に耳を傾けている霊感を得、大師はその光景が天竺(インド)の霊鷲山で釈迦が説法をしていた情景と似ていると感じとり、インドの霊山を和国(日本)に移す意味で「竺和山・霊山寺」と名づけられたそうです。

何度来ても、大らかなのに凛として、門戸がひろい霊場という印象を私は感じます。

四国霊場1番さんらしく、毎回来るたびに、何か学びがあります。

その日の歩き遍路はここで終了です。

 

健康でいられるから、歩けるから、たくさん四国の空気を胸にため込んで思うことは、弘法大師空海さんがその礎を築いて1200年もの長い間、四国に脈々と受け継がれてきた歴史の貴重さ。

長い歴史の間には、数々の世界戦争も起こったはず。

戦争を知らない世代の私がまず思うことは、戦後も日本各地で大地震が起きた後も、こうした文化が大事にされたこと。

四国の皆様が「お接待」などという形で来るものを拒まず、今もその文化に触れることができるのは本当に素晴らしく、まさに世界平和の考え方に寄り添っています。

歩いてみると、本当にいろいろ考えますね。

今は新コロナウィルスの問題が解決されていませんが、特効薬やワクチンができたら、また四国巡礼の文化を紡いでいきたい。

いきて、生き続けて、感謝して、がんばろ。

合掌