意志のなかにいる

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気がつけば畑亜貴の曲ばかり歌ってた (アニメ感想)

2014-09-27 19:31:24 | アニメの感想2014年 秋








六畳間の侵略者!? 第11話  いつかあの人と… △(+)












「よくも平和を願っていた~を殺したな!もう戦争しかない!」ってパターン
ほんとうんざりしますよねえこれは「アニメじゃない」現実でもいっしょ
戦争になるしかるべき理由があるのにそれを個人的感情にすり替える
扇動的・政治的な醜悪さといったらないね、「人は真実を欲さない」とか言ってみる?
さて、キリハさんの「初恋の人」ってのと孝太郎がどういう関係があるのか
少ない根拠だとどうにも「同一人物」にしか見えないのよねえ
もちろん「ミスリード」を誘うための一法でもあるのだけど、むしろ
「時間と空間を越えて」「ころな荘106号室」に
彼女たちを集結させる為に孝太郎があれやこれやの大活躍をしていたって
ほうが座りがいい気がするのよねえ。これは「トンデモない事態」ってのを
冒頭でかまして、後からちまちま理由付けをする典型的ラノベ的な展開にも
そぐわしいとおもうけど、どうだろう。















ヤマノススメ セカンドシーズン 第12話  Dear My Friend ○












なんて美しいおはなしなんだ、とおもう。
あおいが何となくぐったりってなってるとこも的確に描かれているし
ひなたの富士山からの手紙で想い出の山「天覧山」に行き
そこで偶然にひなたに会う展開、そしてその山にもまだ「続き」があるという
1クール目の折り返しとしては奇跡的に綺麗な着地の仕方だったかと
小道具の使い方もうまい、心残りの象徴だった「羊羹」と「ふじちゃん人形」が
見事に昇華されとったね、ふじちゃん人形も笑っているように見える
まさしくかえでさんが言うとおり「ステキな想い出だけが残る」ということだ
ここまで濃密な内容を15分でやっているのだからまあ凄い仕事ですよね
また、短いからこそホリがかえって深いというところもあると思う
当作品を見ているととても気分が良くなるね
あおいとひなたとかえでさんとここなちゃんと、そして山に感謝だ。
と、まとめっぽくなったけどまだ2クール目があるんですよね
あんまりにもキレイにいったからついなw















モモキュンソード 第12話  桃色幻想!モモキュンソード♡ とまとめ △(+)











こうやって見てるとキャラクターが主人公の桃子まで含んで「人外」のそれでできてるね
出てきた人間はおじいさん・おばあさん、ギリギリ晴明ぐらいまでか
基本「人間」でないのだから何をしようとそれこそ「自由」なワケで
そこは大本の「桃太郎」―つまり人間は何もせずに見守っているだけで
桃の子とかいうワケのわからんのがだんごと獣の力を借りて鬼を調伏して
金銀財宝ウッハウハという極めて嘘くさいお話―を踏襲しているといえよう。
こちらでも「修羅道」的なパワーゲームは最後には敗れて
邪鬼王や妖鬼のように退場するワケなのね、そのあたりをグダグダやらんかったのは
よかったとおもう。海辺で遊んだり、温泉で下着を盗まれたり
そういう「深夜アニメで何をすればいいのか」ってのを人ならざるキャラクター達が
おっとりした調子で愚直に演じる姿がまあ「桃太郎」っちゅうもうどうにも
いじりようのない完成されたおはなしに対する正しい態度だったのかもしれない。















残響のテロル 第11話  VON とまとめ △+










「爆弾犯」ってーと「自己主張」という側面と切っても切り離せないとこがあるよねえ
あの音と物理的影響は他者に否応なくその注意を向けさせる、ということ
「知能が優れていて」かつ「自分の存在をアピールしたい」という条件の人物には
うってつけの道具ではある、去勢化された当邦のアニメ事情においてもそれは
忘れかけていた「何か」を目覚めさせるのに十分な道具であるのには違いない
スマホをいじって人の面を見ようともしない連中にはなおのことだ。
そういう「アニメで何かを主張したい」的な今日ではあんまし表だって主張しなく
なった要求を、当作品は「爆弾」と「リドル」でもって充分に視聴者に見せつけていた
とおもう、特に初話の「原爆」の奪取とかね、1年前だったらもう難しかったかもしれん
ただ、途中、そう「女」が2人、出番が多くなってから
刺激的な視聴者に対する「挑発行為」がアメリカ式の身も蓋もないパワーゲームに
変異していったようなそんな印象がある。もちろんそれはある程度「リアルに」
物事を描こうとしようとするなら避けては通れない道ではあるし「知能犯」が
そういう「しょうもないこと」によってピンチになるのこともまた盛り上がる要素の
ひとつではあるのだけど、「11話」でそれをやろうとすることの消化不良ぶりは
いかんともしがたかったかという印象。
まあ、最終話の「VON」の後の人のいなくなった東京の空虚さ
ナイン・ツエルブ・リサ・が3人で遊ぶシーンの美しさ
そういうのから「一(ひと)夏の太陽のように鮮烈なおはなし」という印象は
受け取れたので、そこで充分にモトはとれていたと思う
オイディプスは傲慢な親を告発し、スピンクスは死に、あとは蝉声が響くのみだ。














まじもじるるも 第12話  るるものいない日 とまとめ △+









今の楽しいこの時間がずっと続きますように








「魔女」が主人公なのに驚くほど「魔法」に頼るところが少ないよね、この作品
まあ代価が「命」なんだから当然っちゃあ当然なんだけど
恥ずかしがり屋なるるもらしく、奥手でピュアなおはなしであった。
まあ「ちょっと変わった転校生」ぐらいの距離感が懐かしいというか
少年誌らしい「ちゅーまでだぞ」ぐらいのこそばゆさやねえ
まあ柴木とかエロエロじゃんって反論すっかもしれんけど
リアルに男子高生を描くんなら1話の時点で押し倒してますからねえw
そんな感じで「魔法」とか「エロ」とかで外見をよそおいつつ
実は堅実に奥手の女の娘との交流を描いているというそういう上手さ
「不器用」ってことを漫画的に逆手に取った描き方のよさがある
最終話の今回だとるるも、だんだん「あって当たり前」になっていた
モノが突然無くなることの違和感が存分に描かれていたかと
1人欠けてる食卓、誰だか分からない人が写っている写真、実に手堅かったかと
ただ最後にちょっと不安要素が残ったよねえ、そう命が代償の「魔法」の件
時計の針が「4」≒「死」をさして終わるラストシーン
とても安定している世界観のなかでそれでも「嫌なもの」が残る
そういうリアリズムと、アニメだとどうしても「中途半端に終わる」という
そういうのが覗える、そういう幕切れだった
らしい、と言えば実にそうかもしれないけど。















ペルソナ4 ザ・ゴールデン 第12話  Welcome Home とまとめ △(+)












いつまでも皆といっしょ










マリーちゃんや足立とかを通してこの「ペルソナ4」の「真実」を
伝えるってことがこの「2周目」にはあったと思うんだよね
まあそれは正しかったと思うけど、あまりにも彼らにかかずらわって
何というか「稲羽市の懐の深さ」ってのが前期の視聴者やあるいは
ゲーム経験者でないと感じられなかったんじゃないかなーとおもう
ぶっちゃけると「ペラい真実」という印象になったのでないか、と
2クールかけた前期に比べて「ここだけで」何か結論をだそうとすると
どうしてもぼやけた感じになってしまうのよね
あああと「格闘ゲーム」の続編が出るっちゅうのに
「戦闘シーン」がイマイチだったのもマイナスだったとおもう
まあアニメで「戦闘シーン」をガッチリ描くのはとてつもなく大変なんだけど
それができぬくらいに「やるだけで精一杯」ってのは「2周目」らしからぬ
余裕の無さだったかもしれないね、まあ「P4G」で追加されたイベントとかを
見られたのはそれだけでよかったとも言えるけど
「補完」には尺が長すぎて、「完全版」と言うには不完全
そういう難しさが「P4Gアニメーション」にはあったとおもう。











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