意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

影踏みのはやい鼓動かさねてぼくらはであった (アニメ感想)

2020-06-26 20:57:39 | アニメ感想2020年S2





乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
第12話 最終イベントが来てしまった…  とまとめてしまった... △+






「主人公がクズ」っていう設定は当邦ではむつかしい問題を
はらんでいるよね、もの凄い悪党なら別だけど
仮構の世界ではまったくもって許せないってのが現実だ。
ちゅうことは当作品は単なる「主人公の交代」が
あったにすぎないってことではあるね、ほんらいは
主人公のマリア(だっけ)を通してプレイヤーが楽しむ
異世界学園生活を、敵キャラが交代したってことだ
だとすればマリアが乙女ゲーのテンプレ的存在として
視聴者はそういうゲームのイベントとか展開を理解している
のがある程度望ましいわけね、そしてまあ「人格」だけで
この世のすべてを丸く収めるのだからそれは「チート」の
ちからそのものと言っていいのかもしれないねえ
あるいは「世界の中心」というのは物理法則を超えた
豪運の持ち主ってことなのかもしれんね、しかしそうであるがゆえに
カタリナ自身は誰ともねんごろになれないというジレンマがあるね
アニメーションのような一本道ならなおのことむつかしいとこだ。







継つぐもも 第12話 決意 とまとめ △+





「かずやママが全ての元凶」の裏でいろいろと
地味に積んできた要素がないがしろになったわな
「すそがえし」を扱ってた「学園パート」とか
つぐももと人間の関わりを扱ってたマヨイガのとことか
生煮えのままに強敵が踏みつぶしてしまったようなな
いや、こっちの都合なんてしったこっちゃないだろうけど
「記憶喪失」だの「時間停止」だのその場こっきりの解決法で
ハナシが構成されているのが事態の深刻さと乖離しているかと
まあヒロインの桐葉さんが今回戦犯っちゅうか、いろいろね
こんだけ実力差があったのにどうやって以前は「殺した」のか
わからんし、何にも備えもなく学園パートやってたのも
疑問を覚えるし、ほかにもいろいろね
ぬるい学園調伏譚やってんならすなおちゃんがヒロインぐらいで
ちょうどいいわけで、本来は「中ボス」をはさみたいところ
だったようなハナシだったわな。






 
邪神ちゃんドロップキック' とまとめ △+





見所は屈斜路湖を邪神ちゃんの血で穢したところ
だったかとおもうねw
まああとは神保町を千歳に舞台を移したぐらいで
しごくまっとうな観光だったかとおもう。
こんな感じで邪神ちゃんのイキり芸を罰しながら
あとはゆるい異邦人受容生活を送るのが当作品のベースですわな
異邦人の「非常識」は邪神ちゃんがほぼ全部肩代わりで
(あとはぺこらがちょっと受け持ち)漫画的にはそれで平和だ
ただ、当作品時折鋭い部分があって(すぐには思い出せないけど)
そこでぶすっとやられることがあるのよね
ぺこらのブラックバイトのとことかそういうとこ
そのあたりも「スプラッタスラップスティック」たる当作品の持ち味かと。







BNA ビー・エヌ・エー 第12話 Anima-City とまとめ △+






さいしょは「人間に戻りたい!」ってみちるがウザかったのね
それが最後の方は「獣人は自由だ!」って大神さんのほうが
ウザくなるっちゅうのだから勝手ですわな。
しかしまあこれは普通の人間には当然の我が儘ですわな
大神さんの意見もけしてただの馬鹿では済まない「本能」を巡る
簡単では無い問いになっているかと。
しかしまあそれを1クールでカタつけようとするのは
力業もいいところだったわなあ、最後は怪獣大戦争だったし 
こういう「亜人もの」って究極てきに「違和感」があるよね
仮構の作品では「寛容・受容」をいつも高らかに謳うけど
現実はまったくもって不寛容で、それがちょっとでもアタマが
はたらく人ならしこりにかんじるだろう
まあ、当作品はそこまで完璧な理想論でなくワイルドさがあって
そのあたりの「現実」との不整合を埋めていたような気がする。







プランダラ 第24話 私の撃墜王 とまとめ △(+)





こ・づ・く・り、しまっしょ♡




「人を殺さない軍隊」とか「正義の海賊」ぐらい
糞にまみれた考え方ですわな、ただそれを踏まえると
「撃墜王」っちゅう「戦闘機に乗った大量殺人者」が
セイギノミカタのようにおもえてくる欺瞞と一致するってとこはある。
当作品はまんが的に殺戮者として力を持った主人公が
極めてふつーに不殺のむつかしさに屈して「平和の為の殺戮」の
はさまで苦しむっちゅう極めて「ありがち」な展開になっているわけで
なんというかこの設定は安易に触れない方がいい気がするのね
当作品、あり方は当邦の平均的な異世界バトル漫画なんだけど
物語のモチーべーションがあまりにもむつかしい作品で
まあそれを強靱に消化できたかっていうとどうかといったところで
かといってアニメーション的にも満足だったかというと、んー
そして肝心の「お色気」もヒナちゃんの「好きな人には股を開け」
てきな考えは萎えるねえ、まあいろいろがっかりしたよ。





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