蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-
第1話 航路を持つ者 と 第2話 嵐の中へ △+
私を使って
当邦お得意の「モノに魂がやどりけり」といったメソッドですな
しかも現在流行中の「艦」なんで、タイムリーですね。
「モノ」は「ヒト」よりある意味何かをなしとげる為に「特化」しているから
優れているところがあるのが当然で、そこで今度はいろいろ「無駄」なことを
しだすということやね、「女体化」したりな
そうやって「ヒト」だか「モノ」だかわかんない「何か」が
ある目的を果たすのに特化した「ナニモノ」を撃破するという
定番のすべりだしで、それは遺漏無く果たされていたかと。
そしてそれを「表現」する方法論が「3Dと2Dの融合」的な攻めた方法論という
まあこの方向性はまだ成長中だからそこを見るだけでも充分元がとれるともいえる。
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。
第2話 魔王の娘さんが接客用語を覚えるようです。 △+
ぱんつやおっぱいもいいけど、「勇者」を目指していたかつての仲間が
居酒屋で夢語りをするのを聞いているわびしさとか
魔王の娘さんがひたむきに接客用語を学習しているところとかよいね
アウトブレイクカンパニーもそうなのだけど「学習態度」があるってのが
「新人」が持ちうる数少ないアドバンテージなんだよねえ
何か頭のひとつもなでたくなるよね、よーしよしよしよーしよしよしw
弱虫ペダル 第2話 部員をふやすため △++
「速度」を表示する機器とか使うのがうまい
まー自転車レースものなら当たり前だけどハッキリ
「時速50km」とか表示されると分かりがいい
その速度感は充分に動画として表現されているかと。
自転車の座高を調整するだけで魔法がかかったように速くなるって
ところはトキメキを感じるし、ともすればないがしろになる
スポーツものの女マネの存在感をうまくアピールしてる
だんだん「目的と手段」が入れ替わっていくところが
単純なオトコノコらしくてそこが実にすがすがしいね
そして「清々しさ」を表現するのに「自転車」以上に適した媒介はそうない。
東京レイヴンズ 第2話 SHAMAN*CLAN-告白- △+
この世界観において「式神」ってのがどういうモンか
ようわからんから主人公の喪失感にどうつきあってよいか微妙なとこやね
「お人形遊び」に対する態度というか、まかわいく描かれていたから
それが「亡くなった」と考えればよいか。
「反魂」っちゅう「禁忌」を阻止する設定が「陰陽モノ」として適切な
物語のつくり方かと。そしてたぶんこの物語が終わるとき(気が早いが)も
きっと「反魂」にまつわることであるに違いない
それがこの「ちょっと人間止めました」という物語には相応しかろ。
サムライフラメンコ 第2話 傘がない △+
「傘がない」ということはほぼ雨が降っているということで
こういうふうに普通に雨を降らせるのはアニメではあんましないから
技量が知れるね、もちろん充分に見られるしあがり
「傘」っちゅうのは確かに当邦では「道義心」の一番グレーなところの
ひとつなのよね、そういうトコロに目がいくのが賢い
馬鹿な人を描く人は賢いという矛盾。
「動画で話題」ってのが現代的なヒーロー像だよね
誰しもがある「枠」の中でお手軽にヒーローにも犯罪者にもなれる
今日この頃でそれよりは敷居が高い「テレビアニメ」でヒーロー志望者は
何者になれるのでしょうね、とりあえず来週には馬鹿が2人に増えてそうで、目出度いねえw
キルラキル 第3話 純潔 ○!
今までのエロスーツでも服に「着られる」状態だったってのが
おじさんビックリだよw まあ「真の力」を発揮しだしたら
もう服っつうかただ局部を通るだけの布のようになってるww
アッサリ「究極の服」に辿り着くのがまあキれてるねえ
そんな感じでこの作品「キ」で始まる単語を一杯使いたくなるのよねえ
「斬」で「着」で「奇」で「輝」で「危」で―
シリーズ セカンドシーズン 第15話 「囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ肆」 △+
セカンドシーズンになってから「物語」の「語り手」をヒロイン陣に
譲ってますよね、世界観やキャラが立ってきたというのもあるし
文体が変えられるのが有難い。
撫子も随分非道いことやってるのにあんましそれが感じられないってとこが
この文体・語りの功徳でさあね、花澤さんもやるう。
そ、「外道な行為を淡々とやる」というのが現代の流儀なのよね
「立場によって善悪が変わる病」のひとつの姿やろね
大好きなお兄ちゃんをぶすぶす串刺し(かつて神社の蛇にしたように)にする時も
焼き鳥に串を刺すようにこともなげだものね
それでも撫子は許されるのだろうねえ、だって「可愛い」のだから
「正義(ジャスティス)は勝つ!」 というやつ。
境界の彼方 第3話「ムーンライトパープル」 △+
なんだろね、きわめて「中二病」的なタームで満漢全席なのに
それを「表現」することにちっとも拘りがないというか
「メガネフェチ」とかありきたりな設定があるのに言葉遊びで終わってるしな
いや、じゃあそれやれよとは言わないけど、絶対つまらないからねw
小説原作なのに「言葉」より「動画」として贅沢にかつ
何をしたいか分からないままに速く、軽く、動かしているね
そういう中二病的「拙さ」を愛でるヒマもない奇妙な綺麗なセカイがある
京都さんは「中二病」すら飽きたってことなんかもね
で、残ってるのがあうあう言ってる女の娘と黒髪の先輩やね
ん?主人公誰だっけw
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