意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

そうだいしょうがしきをとれませんでした(アニメ感想)

2011-04-05 19:18:48 | アニメ感想(2011・1期)







DOG DAYS 第1話 「勇者誕生!」 △






風雲!犬耳城






こんだけ安全装置を配置しておけば3話でメインキャラが死んだりは
しなさそうですねw
逆に言えばこの方向性でどんだけ面白いことができるのか、というのには
いくばくかの興味をおぼえる。「IS」っちゅう無敵フィールドがウリの
前期の番組はそのあたり後半は(終止?)結構いい加減だった気がするから
どうせやるならテッテーして人畜無害にしていただきたく候。











日常 第1話 「日常の第一話」 △+






「アニメの省略部分」をあえて引っ張ってきて動画的強度の満足値まで
引っ張りあげるのがキョウトさんのやり方のひとつですけど
この「既存のマンガ文脈にあがく」おはなしとの親和性は言うまでもない。
ただまーあがけばいい絵になるかっていうとなかなか
例えば「空から何かが落ちてくる」ってネタだったらどうせやるんなら
シャケでオとすよりワケ分からないものを大量に落とすとかやった方が
見栄えはするわけで、それなら摩擦係数ゼロのタコさんウィンナーとかは分かりいい。
逆に静かにいくんなら「マンガ既存文脈」に対する大量の知識と化学反応の
読みの鋭さが必要なわけで、非日常を描くのも大変ですよね。












花咲くいろは 第1話 「十六歳、春、まだつぼみ」 ○






なりたいオトナになればいいじゃん





けっこうな強度で「どん底人生」が描かれていますよね
それに対してがっぷり四つで立ち向かう主人公が「家系」をガッツリ描く
ことによって説得力をもって成り立っている。あーこの娘なら頑張れそうだって。
ふつーのアニメ作品だといのイチで捨ててしまう「血(統)」という設定に
初話で立ち向かわせる物語力の強さと自信はいかばかりか。











戦国乙女~桃色パラドックス~ 第1話 「転送乙女」 △






裂界武帝・豊臣秀吉降臨!




「どじっ娘」が志村けんにせまる勢いのドジ連鎖で
これならまあ「過去にいっちゃいましたーテヘ」って言われても諦めもつくわw
「血なまぐさい戦国絵巻」なんて一毫も期待してないんで
おもしろ珍道中をがんばって下さい。











STAR DRIVER 輝きのタクト 第25話「僕たちのアプリボワゼ」と
青春なんてなかったんや!って人の戯れ言 ○






やっぱヘッドみたいに人の上前だけハネてええとこどりしようなんて奴は
メッチャ許せませんよねえw ま、逆に言えばこの小者ぶりは物語的には
うまみがあったかもな。
最後までダーッといくのが実に気分がいいですね、1話1話がキビキビしていたから
視聴していて気分がよかったのを思い出しました、それどころか登場人物のせりふ廻しや
行動に無駄なところがほとんどない、あえて言えばマドカとかコウとかのあたりは話しが
間延びしたかもしれない、まーかといって綺羅星な人達にもちょっと変化が欲しかったかもだし、
難しいとこではあるけどね。
ま、総じて見ると「銀河美少年」とか「綺羅星」とか正気を疑わんばかりの
アホさ加減にまっこうから立ち向かってねじふせてしまったアニメ的強度はすごい
最初からそういうハードルをあえて課したってことなのかもしれないけどそういう
克己心に対する真摯さとか爽やかさは「青春物語」の題にまことそぐわしかったとはおもう
このアニメは強かった!











とある魔術の禁書目録II 第24話「武装集団(スキルアウト)」と
まとめ △+






ホント不思議な話だよな、上条ちゃんに関係が近くなればなるほど
不思議パワーがひどいインフレを起こして地に足がついたキャラクターでなくなる。
で、彼らが通り過ぎた跡に芽がでてそれが根付き、日を浴びて成長する
一通さんはそれの顕現だった、と。
「ブギーポップ」なんかもちょっと似た構造だったような気はする
まああっちは流石に「お説教」なんて恥ずかしい真似はせんけど。


そうやって考えていくとなーんで上条ちゃんが好きになれないかようやく
分かった気がするのね、彼はこのセカイにおいて世界観や設定を掘り下げるための
超強力掘削機みたいなもんでなんなら神にーさまみたいなものともいえる
だからこそ彼は説教をし、記憶を持たず、いつも傷ついて病院に収容され復活する
なんちゃらのイエスの再来。
そう言われれば何かにつけ「不幸だー」って言う理由も納得がいく
彼は表向きは直情主人公をよそおいながら皮肉にも一番血肉の通った人間のように
描かれていないから、「なにこのエロゲの主人公」ってかんじだもの
そしてその傍らには「10万3千冊」を「利用されるしかない」運命を背負った
少女がいるわけで、ある意味お似合いなのかもしれない。
主よ、願わくば彼らに憐れみを与えんことを。











これはゾンビですか? 第12話「はい、まだ続きます」 △+







最終話、歌とサービス回でやっつけたなw
いや、そう言ったら毎回やっつけやっつけでいってたかもねえ。
ただ、やっつけを惰性でやっつけてるのではなくて
「やっつけてやんよ!」ってやっつけてるからやっつけられるのよな(何だ)



「自分殺人事件」のカマシは相当効果があって、あとはその流れで
「疑似家族」ルートに入っていったから、そこが崩れなければ1クールは走りきれる
「ゾンビ」になって四肢がバラされても「絆」はバラされないよう頑張るってのが
「ぼくらの」おそらくジャスティスなんでしょな。
体をバラすほうもこのご時世に容赦なくやってくれたから誠実だよな
ええ、ええ、チープな感情操作ですよ。でも「ゾンビ」や「ラノベ」ってもともと
そういうものじゃね?



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「綾辻さんは裏表のない素敵... | トップ | あーカツサンドうめえなあ(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アニメ感想(2011・1期)」カテゴリの最新記事