サクラクエスト 第1話 魔の山へ △+
何でもやります!
若人だからね、田舎の片隅で歯車として死んでいくなんて御免だろう
そこで何の拍子かまた田舎から奇妙な依頼がくるという
そうね「都会」だって手詰まり気味な国なんで、死にかけている「田舎」の
依頼はそりゃあ珍妙なものであろう、そこを「物語」が拾っている構図だ。
「ふるさと創生」っちゅう過去の遺物と田舎の描写は相変わらず的確
「王様」とか当邦においては「死にかけている」概念を職業に
しなければならないとか、その無理にて若人をハダカにするにはいいね
うまくいくかどうかではない、そこでの無理とどたばたの詳細な観察こそが
目的で、理由だ。それは全てが「経済効果」に収斂される世界における
まったくただしいアンチテーゼがはたらいているといえよう。
クロックワーク・プラネット
第1話 運命の歯車(ギア・オブ・デスティニー) △(+)
時計は「精密器具」なんで「壊す」のも簡単ということで
この世界観はとても脆い壊れ物のような印象をうけるね
「生モノ」のような穢れていて、そのかわりしぶといのではなく
創作者(神)の都合のイイ感じにぶっ壊せる、そういうやつ。
からくりメイドの口が悪い、いや、そういうのもいるけど
ぶっちゃけ悪口のひとつも言わないと場が持たないかもなあ
といった印象、当然これも悪口であるけど。
ひなこのーと 第1話 とくぎは、かかしです △+
「きらら難民」よっといで、といった感じで
「かわいい」だけで無印な女の娘が部活と仲間をとおして
「何者か」になっていく、というメソッドやな
たれもかれも「未知」なんでささいな特徴が感心をかうということで
そういうセンがしっかり守られていた1話だったかとおもう。
「カブキブ」もそうだったけど「ドラマ」にときめく気持ちは
一瞬で、しかも人には分かち難いところがあるんで
そういう意味ではそれを押しつけてくるあつかましいヤツより
こういうおとなしい娘のほうがじっくり付き合っていける、というのがある
ま、一方で情熱的にひつこくそれを説明し続けるのも一法で
そこで道が2つに分かれて、大分違うものになっていくのだとおもう
ま、深夜アニメ的には当作品のメソッドのほうが正義だろうが。
サクラダリセット 第1話 MEMORY in CHILDREN 1/3 △+
「きれぎれ」っとした感じと「説明的中二病」といった感じが
「小説原作」てきな違和感で、これは当作品の世界観と一致するだろう。
アニメ・漫画ではここ数年支配的な「時間遡航・青春もの」だけど
「文芸」に近い小説でも取り入れてみましたよ、といった印象
「能力」はあってもそれを知覚できない少女と
「知覚」はあってもそれだけでは無力な少年のものがたり
それは流行ってるけど騒がしいアニメ・ラノベ的な要素と
知性的で落ち着いているけど活気に欠ける文芸の融合という試みです
といっているかのようで、はてさてどうなるのかといったところだ。
神撃のバハムート VIRGIN SOUL 第1話 Red Dragon △+
「神に人間が逆らう」とか「笑える」ねえ、ボクが中二だった頃は
一日平均3回は「神」は死んでいたから、そういう気分だw
もしそういう「画」を説得力をもってやるならそれこそハリウッド的な
呆れるような予算と労力をかけなければ騙されるわけにもいかんけど
なんというかはんぱに予算があって、そういういきがりかたをしてるけど
ちと足らんといった印象がある。主人公がムダに元気で、ほれっぽいね
こういう何かにかっかとしている世界観が「洋モノ」の雰囲気で
イッパツで視聴者を魅了してやろうと息巻いているのが、かわいいかと。
ツインエンジェルBREAK 第1話 十五歳の船出 △(+)
「ツインエンジェル」も代替わりだ、おっぱいおばけじゃなくて
今風に等身があがってスッキリしたデザインで、個人的には好印象
中の人もM・A・Oさんに茅野さんで、当たってるとこもってきてる。
今度は最初から相方と「仲良しさん」ではないので好感度を上げるのに
しばらくハナシがさけるね、それはそれで興味深いとこだしな
こっちの主人公もアクティブなほうだけど、しゃべりの要素が大きかったり
フレンズがすぐに群がってきたり、「ココロをつかむ」やり方が
きわめて当邦的であるといえよう。
くぎみーさんがまたマスコットやってるw たまには人間もやらせて下さいw
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