意志のなかにいる

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千羽鶴より千円寄付 (アニメ感想)

2021-06-15 22:19:59 | アニメ感想2021年其の二





SSSS.DYNAZENON 第11話 果たせぬ願いって、なに? △++





 大仕事が終わった後の空虚感がよい、この場合は「11話」
っちゅう1クールアニメの状況が加味されて「こんなんでいいのか」
っていう感覚があるわけで、それを「日常」に回帰するのを描くことと
「敵」である「怪獣遣い」たちの居場所が無くなったことを
描くことで、うまいあんばいにメタ的に表現しているかとおもう。
そう、「怪獣」が現代に蘇ることは5千年前の死体が蘇ることと
同様かそれ以上に困難な奇跡なのかもしれないとおもわされるね
そしてそれが当作品(と怪獣遣い)が最初に背負った荷物で
その重みが当作品の存在感に加重していることはまちがいない。







86-エイティシックス- 第10話 ありがとう △++





まずは「戦後」を描くのが奇跡的なイベントですわな
明日も知れない身だけど世界は妙に美しい、という次第
ここでお供のファイドから部隊の過去の映像が走馬燈よろしく
提供されるのがなんちゅうか「感傷」そのものを強いられるねえ
まあ何よりここには「敵(白ブタ)」がいないのが美しいね
それは若人が偶さかに願う理想郷なのかもしれん。







やくならマグカップも 第11話 賞がほしくなっちゃった △+




「コンペ」の気分がただしく表現されているかと
そう「じぶん」一人の作品や勉強なら評価はどうでもよくて
同好の士が投げつけてくるモノを目にするとはじめて
自分のチカラや創作物の価値を認めてもらいたくなるという気分だ。
そして実際にそれに価する作品が並べられているのがよいね
現実のコンペを参考にしているのかもしれないけど
こういうニッチな題材の場合それでも十分な価値がある。







戦闘員、派遣します! 第11話 悪の幹部の泣かせ方 △+





立場上「敵」でかつボンキュッボーンなんで当作品の
セクハラされる役をハイネさんが一手に担っているねw
味方にはおさわりはひかえめなのがラノベの主人公っぽいかんじ
昭和のおじさんは昔はこう結構同僚や部下にもセクハラしておって
それがある程度許容されていたような風潮だったけど
令和では糞虫のように嫌われるようになったからね、まあ正しいのだが
で、その性欲のやりどころが「異世界」と「悪」にたいして
ほどこされているということなのかもしれないねえ。




 

 
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