武装少女マキャヴェリズム
第9話 「愛」が壊れた日 △(+)
「前回倒した相手が新しい敵の斬られ役」という形式やね
「クロコダインの法則」とでもいおうかw
そしてさらに以前に倒した相手は道化まわしを担う、と
心理学的に「敵意」→「好意」→「親しみ」の順番だ「愛」は最後。
その「敵」が2種類、五剣最後の居合い切りの盲目のちびっこと
カッチカチなキルキルさんで、目まぐるしいけど調子がよくて
このまま最後までいけそうではあるね。
ちびっこが今更「風紀を正す」なんて五剣のあり方に忠実なのはかえって
おかしいね、何せ当の他の五剣が風紀を乱しているのだから。
フレームアームズ・ガール
第10話 鍋のある日/バトル!バトル!!バトル!!! △+
てめーはおれを怒らせた
季節感ないねえ、そもそもFAガールズは食品を摂取せんわな。
これを視聴する理由は「ちっさくてやさしいもの」に説明をさせているという
ことにかかっているね、生硬な文章で「説明」するのより
「簡単そう」と思わせることも重視しているってのが現代なのだ
まあそんなこと言ったら当邦のメディアってのはとにかく敷居を下げて
「どんなアホでもウエルカム」ってのがやり口みたいだから
そしてそのアホを小馬鹿にしていきがらせてもらう
大して違いもないボクみたいなアホもいるわけだ。
「バトル」に「情」をもちこむのは本来は好ましくないよねえ
ただまあ轟雷の場合はメンタルモデル的成長を要求しているわけで
それにはバトッっちゃうのがいちばんてっとり早いのはたしかである
ほとんど「1クール」しか許されないアニメ環境においてはこの
「てっとりばやさ」とも我々はうまく付き合っていかねばなるまい
「消費」でカタつくけど、それだけもつまらない気がする。
サクラダリセット 第10話 MEMORY in CHILDREN 3/3 △+
絵にかいたような冴えたやり方
パズルを解くようにみごとにピースを集めて「画」を完成させましたねえ
こういうふうにただただ「目的」の達成の為に「理知」を果断無く
用いるのが当作品の、あるいは「SF的」志向とでもいおうか
まあとにかく商業的目的のために作品の結論をダラダラと先延ばしする
てあいとは一線を画しているのは確かではある。
ただまあこういう「きれいなやり方」に「不安」をおぼえるのも確かで
相麻が「記憶と存在」を巡るパラドクス的問いかけをケイにしていたのも
無理からぬことではある、というか当作品は不断に「SF的三段論法」と
対峙しているようにもおもえるね、それはケイのように理性に支配されている
人間がどのようにセカイとむきあっているのか、ということも顕れているわけだ。
GRANBLUE FANTASY 第11話 ルリアの想い △+
非常に真正面から「ココロ」を救う回す
「サイコダイバー」的な設定は20年ぐらい前に流行った概念で
おじさんはちょっとなつかしいです。
その心理学的な正しさはともかく、「いわくつき」のヒロインを
あの手この手で救うのが王道ってなかんじですな。
海に森に、背景とそれに関連するキャラクターがでてくるのが
自然ななりゆきでよいね、また、凄い手間暇かけてそれを描いている。
じつは、なにげに凄いのはあのやられキャラのボンメルンのおっさんが
この事態をひきおこしていることだったりするのね
的確にルリアを言葉責めする様は同一人物か疑わしいぐらいだったw
こんなかんじで「悪役」が活き活きとしているのはわかりやすい
物語の「面白さ」の指標になるとおもう。