意志のなかにいる

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ゲームは(最低)一日一時間 (アニメ感想)

2017-06-05 22:46:20 | アニメ感想2017年・2期






アリスと蔵六 第8話  悪い魔女 △+






だめなものはだめなのだー






新しい魔女の誕生だ、紗名と違って生まれた時から「能力」持ちではなく
後天的に「能力」を得たタイプね、つまり当(日本)社会や環境に
何らかの不平不満があるものが「変化」を
求めるべく身につけた異能ということ。
不特定多数の人間をデクにするとかえげつなく強力な能力に
とまどう羽鳥っちゅう少女はちょっと前までの紗名自身ともかぶるね
「バトル漫画」だったら容赦なく戦闘になったろうけど
お互いの能力に戸惑い、行動に迷いがあるからこそ
なんちゅうか「感情」が行動の基準になるというか
紗名が能力に訴えることなくぽかぽかぱんちっちゅう手段を
とったことに「教育」の効果や、当作品の「理性」をかんじる。










サクラクエスト 第9話  淑女の天秤 △+







「そうめん祭」とかいいね、この場合は「実際に」やっちまえる程の
グッドアイディアという意味だ、つまり当作品は「村おこし」の
シュミレートをそのまま「作品」にしているということだ
「食べ物」を使ったイベントなんで、食べる側も食べさせる側も
食いつきがいいねえw うまければそれでよし、まずくてもネタになるという
「イベント」としては実においしい。
今回のアイディアは地元出身のしおりちゃんからのもので
「保守層」からのもの、ゆえに地元のものの延長で、無理が無い
それが彼女の個性とそのままに結びついていて同時におっとりしていて
しっかりものという「デキる女」とはちょいと違う視点の
女性の魅力を提示しているかとおもわれる
勘ぐれば「資本主義」としての労働力でも「性対象」としての価値でもなく
女の娘ってそれだけじゃないでしょということを彼女に託しているようにもおもえる。










ひなこのーと 第9話  がっしゅくします △+







「合宿」って実際に技量を磨く場っていうか
場所を変えて、それだけ集中して行うことによってモチベーションを高め
仲間とのコミュニケーションをはかる場って感じだから
真面目半分、気楽半分っていう珍しい状態になるのよね。
作風的には舞台を実際にやっている時以外はのんのんしてるから
合宿も「お泊まり会」ぐらいの調子にみえるねえ
ゆあちゃんのリアクションを見てそこで完結しているようなな
くいなちゃんがちょいとキャラをもてあましてるねえ
ひなちゃんと一緒にいる時でないと「脚本家」としても
「メインキャラ」としてもクセが少ないというか、なんか足りない。
でも「ネタでねー、ホン書けねー」って言い続けるのもつまらんし
そのあたり「エロマンガ先生」はうまく「作家」っていうのを
「キャラクター小説」のおとしこんでいると感心するよ。









ソード・オラトリア 第8話  穢れと少女 △++







「周囲を不幸にするぼっち」を籠絡するたのしみよなあ
そういうところをサブ主人公のレフィーヤに担わせてるのがよいかと
そもそもパーティー構成がいいね、あの乱暴者の狼くんとワンセットで
関係性が進捗するし、精神的な成長がそのまま戦闘面での成長につながり
いいことづくめで、これぞ冒険の醍醐味ってかんじだ。
逆にアイズさんのほうは「レベルアップ」とかいう
ある意味インチキ臭いRPG的「成長」で
このまえ負けた赤髪さんを圧倒するって展開で、格好いいけど
地に足がついていないって感じだわな
そんな感じで「アイズ・ヴァレンシュタイン」ってキャラは
主人公なのになんかハナシのフワッとしたところを担っているような
役どころのようにおもえる、一概に否定的なわけではなくて
「強者」のあり方とはそういうもののように思えるし
「神話」の英雄譚ってのはそういう雰囲気を有するものであるということでもある。











エロマンガ先生 第9話  妹と妖精の島 ○







正宗の人間関係(特に女性まわり)の充実ぶりが異常なり
さすが「俺の妹が~」を書いてた人達の作品よな、といったとこ。
ムラマサせんぱいが直接的にぐいぐいプロポーズしてきたのに対して
山田エミリーさんは用意周到、華麗にきますねえ
そういうところからも「作風」が想像できそうで
まあどっちにしろ引きこもりの妹もふくんで壁がいくらあっても足りない
ぐらいいやらうらやましいハーレムっぷりでさあね。
しかもさらに業腹なのはなにげに正宗がそれに
相応しいハイスペック野郎だということなんだ
高校生で、ラノベ作家で、顔も悪くなく
しかもすでに人を養うすべを有しているという
まことご都合主義なれどその言葉を吹き飛ばす豪腕と
ラノベ的な展開をさらに押し越えてくる踏破感が当作品を
「ライトノベル Of ライトノベル」の域へと押し上げているね。










つぐもも 第10話  はだかふとん △+







間接的にとはいえ「自分のせい」で他人が一生モンの傷を負えば
普通の人間のハートならひきこもりたくもなりますわなあ
奏歌さんが度量が深いねえ、そしてめっちゃおせっかいやきだ
当世ではこういう御仁はちょっと珍しくなってしまったのではないかと。
ハダカで抱きつかれたら逃げるわけにも、ハナシを聞かないわけにも
いかないわな。なんちゅうか桐葉さんも「童貞にいろいろ教えるおねいさん」
的な役どころを楽しんでいるようなところがあるな
性を金で売り買いするのでも恋愛ゲームに興じるのでもなく
かつての主への約束と、男女の情愛へのおおらかなかかわり
そういうのがタイトルそのままに覗える一話だったかとおもう
さて、あとは一皮むけたオトコノコが頑張るだけだ。










コメント
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