うらら迷路帖 第1話 少女と占い、時々おなか △++
腹を割って話そう
「野生」なんで「腹」を出すことに必然性があるね
それで女の娘が肌をさらすのに面倒が減って、いい設定だ
こういうのは「新しく始める」時にしぜんと思いつくアイディアっぽくて
もうネタがなさそうな「萌え4コマ」にもまだ資源が残っているようで
ちょっと安心したりする。さて、肝心の「おなか」だけど
ま、キレイな肌だよね、それこそアニメみたいに
あと「くびれ」がほんとうに微妙なぐらいあって「女でも子供でも無い」
っていう「萌えキャラ」のびみょうなラインを遵守しているかんじ。
ほっとくとハラのハナシで終わっちゃうなw
こういう話のデフォルトの「おんなのこ4人」があっという間にそろう
「うらら」っちゅう「目標」があるからそれの説明と各自の
ポテンシャルを示せばあっという間だね
非常に構築性のつよい世界観もあって「ごちうさ」の和風テイストのような
印象があり、それなら視聴しなければならないではないか、とおもう。
セイレン 第1話 ケツダン △+
私はカブトムシになりたい
いつもどおり「アブノーマル」でありながら「いかにもなハーレムアニメ」よりは
ちょっと高尚に仕上げてザワザワするのが持ち味よなあ。
常木さんや姉ちゃんをはじめとして同年のオンナノコにからかわれるのがよいね
リアルにあいつら乳とか尻とか育ってきてるだけじゃなくて
それに併せてメンタル的にもアダルトになってきてるからね
オトコノコも背とかは抜かすけど、童貞なんかだと歯が立たないかもな
逆に言えば「童貞」を真面目に描こうとしてるのかもしれん
それは前作の「変態」を描くことよりエキサイトすることかもね
じゃなきゃ「塾の合宿」とかおおよそ色気のない展開にもっていこうとはすまい
ところで「カブトムシ」ってのはこうなかなか意味深い将来像ですね
「獣」のようにがっついてなくて「ムシ」のくせに強い
そういうオトコノコには有難い憧れではある。
風夏 第1話 風夏! △+
いつもどおり「サイッテー」なところからがスタート地点だ
母親似の容姿に父親似の性格ってな感じのヒロインが出せるのは
長いこと漫画を続けてきたからこその功徳ではあるね
と、同時に「音楽」っちゅうこれまたスポーツとは別の「青春」に
世界観を共有しながらチャレンジできるのもさらっと凄いことだ。
優もそうだけど風夏もいろいろとスキがあるね
いろんなモノをこわして、バラバラいろんなモノを零す
そういう「ゆるさ」が不思議と物語と、そして恋心をつちかっていく
意図的にやっているわけではないのだろうけど実にうまい「おとしかた」よな
長いことドーテーをいじってるとそいつの落とし方ぐらいわかる
ということなのかもしれないなあ。
スクールガールストライカーズ Animation Channel
第1話 出撃!フィフス・フォース △+
「ガンスリンガーなんちゃら」とか「PSO」とか「こういうの」も
結構アニメ化してきてるからね、だんだんと視聴の「やりかた」も
わかってきたというかそんな感じ。
「ゲーム」だとプレイヤーとオンナノコが個人的なつながりがあるのに対して
「アニメ」だと「パブリック」な関係性ってことになるのね
それにならって女の娘もある程度均質にとりあつかっているし
世界観の説明も「戦闘」でアニメとしての役割を果たしながら
ソツなくこなしていく、というのがこの手のアニメの「やり方」になってる
なにせ「ゲーム」の時点である程度採算が取れているのがアニメになるんで
悪く言うと「おまけ」的な扱いでアニメになっているのね
だから開発元が「滅茶苦茶してOK」的なGOサインがでないと
どうしても「まあよかったんじゃないの」的な感想で終わってしまうのよなあ
「イクシオン・サーガ」ぐらいじゃないのか、こういうので「原作」を越えたのって。
青の祓魔師 京都不浄王篇 第1話 嚆矢濫觴 △(+)
このおはなし相変わらず少年誌的に「イラッ」とさせるのが名人芸よなあ
新米でもないだろうにチョーシづいた主人公と真面目だけど融通きかない弟と
偉そうにしてるけど内部から反逆者ばっかでる味方組織と、いいとこねえw
成長してるのまろマユしかいないんじゃないのか、っておもうね
でもまあ背景とか戦闘シーンの演出はハンパじゃないね
そっちも確実に成長しているかと。
昭和元禄落語心中 -助六再び篇- △++
前期の名人の人生をめぐる感動的な話(いや噺か)から
時代を経てまた与太郎、いや「助六」のハナシになるという
「2期」を始めるにあたって非常によい時宜で
それに相応しく与太郎があたかも自分が主役でございとばかりに
いろんなとこに顔を出して、師匠や小夏とも本当の家族みたくなって
周りからも「なんかやりまへんか」って声がかかるという
その調子の良さがまあ呆れるというかなんというか
そしてそれも与太の「落語」を聴けばイッパツで理解できるというのがよいね
でもまあ賑やかなその裏で八雲師匠が与太郎に肩もんでもらったり
高座でのそのおすがたの美しい枯れ方が凄いねえ
「死神」とはかくも美しいものであったか。