《シャンジュマン・ド・ピエ(=Changement de pieds)》を確認しながら練習しましょう。
シャンジュマン(Changement)とは、“変化・変更、交替”という意味で、ピエ(pieds)は“足(足首からしたの部分)”のことです。ですから、《シャンジュマン・ド・ピエ》は“足の交替、足を前後に入れ替える動き”ということになりますね
それでは、両手でバーにつかまって、鏡の方を正面にして練習しましょう。
右足前5番ポジシオン“ドゥミ・プリエ”をして、真っ直ぐに飛び上がり、左足前の5番ポジシオン“ドゥミ・プリエ”に着地します。もう一度真っ直ぐに飛び上がって、右足前5番ポジシオン“ドゥミ・プリエ”に着地、この動きの繰り返しです。
飛び上がる時は“足の裏全体で床を押して自分の足元から遠ざける”とイメージしてみて下さいね。
両膝と足首をしっかり伸ばしましょう。
足首が緩んでいたり、膝が曲がったままで飛んではいけませんね。
着地するときは、“爪先から”ですよ。足の裏全体で、“ベタッ”“ボタッ”と落っこちて来るようでは、アキレス腱や膝・腰に負担が掛かってしまいますよ
動きに馴れるまでは少しゆっくりでかまいませんから、丁寧にジャンプをくりかえしましょう
《エシャッペ》のところでもお話しましたが、着地した後の“ドゥミ・プリエ”で、床を押すことを忘れて、中途半端にトルソーが浮き上がってはいけませんね。次のジャンプのための“バネ”を貯めることが出来なくなります。
“ドゥミ・プリエ”では、骨盤を床に対して垂直に保って、股関節の“ターン・アウト=アン・ドゥオール”を守りましょう。股関節の“ターン・アウト”が崩れると、後ろ側のかかとが床から離れたり、両膝を前に押し出したり、お辞儀のようなプリエになったりして美しくありませんから、気を付けましょうね。
着地する前に、空中で足の前後を入れ替えますが、両足を開きすぎてはいけません。バタバタと乱暴な動きに見えてしまいますからね。
アンサンブル・ド・ミューズでは、“5番ポジシオンでの左右の爪先と爪先の範囲内”を基準にしています。
最初から最後まで“ドゥミ・プリエ”はいつでも同じ強さ・同じ深さの“ドゥミ・プリエ”が出来るように、5番ポジシオンを守りましょう。何回も続けるうちに股関節の“ターン・アウト”が崩れて、平仮名の“くの字”のような5番ポジシオンになってはいけません
《シャンジュマン・ド・ピエ》にはこのほかに、床からほとんど爪先を離さないで飛ぶ《プティ・シャンジュマン》や、真っ直ぐに高く飛び上がって着地の直前に足の前後を入れ替える《グラン・シャンジュマン》があります。
《シャンジュマン・ド・ピエ》は一見、シンプルで簡単な“パ”ですが、
強く大きく、あるいは優しくエレガントに、または素早く軽快に可愛らしく、と様々に表情を変えることが出来ます。ですから先ず基本の動きを大切にしっかり練習して身に付けましょうね


それでは、両手でバーにつかまって、鏡の方を正面にして練習しましょう。
右足前5番ポジシオン“ドゥミ・プリエ”をして、真っ直ぐに飛び上がり、左足前の5番ポジシオン“ドゥミ・プリエ”に着地します。もう一度真っ直ぐに飛び上がって、右足前5番ポジシオン“ドゥミ・プリエ”に着地、この動きの繰り返しです。



着地するときは、“爪先から”ですよ。足の裏全体で、“ベタッ”“ボタッ”と落っこちて来るようでは、アキレス腱や膝・腰に負担が掛かってしまいますよ

動きに馴れるまでは少しゆっくりでかまいませんから、丁寧にジャンプをくりかえしましょう





最初から最後まで“ドゥミ・プリエ”はいつでも同じ強さ・同じ深さの“ドゥミ・プリエ”が出来るように、5番ポジシオンを守りましょう。何回も続けるうちに股関節の“ターン・アウト”が崩れて、平仮名の“くの字”のような5番ポジシオンになってはいけません


《シャンジュマン・ド・ピエ》は一見、シンプルで簡単な“パ”ですが、
強く大きく、あるいは優しくエレガントに、または素早く軽快に可愛らしく、と様々に表情を変えることが出来ます。ですから先ず基本の動きを大切にしっかり練習して身に付けましょうね

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