バレエ・メソッド アンサンブル・ド・ミューズ スタイル

クラシック・バレエの実際のレッスンをモデルとして、正確に無理なく美しく動き踊るためのヒントやアドバイスをお伝えします。

ポワント・レッスン バロネ

2012-07-23 10:35:09 | 日記
前回練習したアラベスク・ルルヴェ、しっかりルルヴェを繰り返せるようになりましたか?
今回もルルヴェがポイントですがバロネの練習をしましょう。
ルルヴェをするのと同時に前方に移動しますから重心をきちんと引き上げることが大切です。
でははじめましょう。
左手バーで右脚前5番ポジシオン。右アームスはプレパラシオンでア・ラ・スゴンドに。
プレパラシオン→8 右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→1 右脚バットマン・フォンデュ、左脚ルルヴェ→2 右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→3 右脚バットマン・フォンデュ、左脚ルルヴェ→4 右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→5 右脚バットマン・フォンデュ、左脚ルルヴェ→6 右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→7 5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントでストゥーニュ・アン・ドゥダーン→8 右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→1 左脚バットマン・フォンデュ、右脚ルルヴェ→2 左脚ク・ドゥ・ピエ、右脚ドゥミ・プリエ→3 左脚バットマン・フォンデュ、右脚ルルヴェ→4 左脚ク・ドゥ・ピエ、右脚ドゥミ・プリエ→5 左脚バットマン・フォンデュ、右脚ルルヴェ→6 左脚ク・ドゥ・ピエ、右脚ドゥミ・プリエ→7 5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントでストゥーニュ・アン・ドゥダーン→8 左脚ドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン⇒…
いかがですか?
大事なポイントを確認しましょう。
ク・ドゥ・ピエした脚がバットマン・フォンデュをすることで重心の前方への移動をリードします。膝から下を安易に蹴り出さないように気を付けましょう。
バー・レッスンのバットマン・フォンデュのときに練習した通り、ドゥミ・プリエした軸脚がルルヴェで立ち上がるのとフォンデュする動作脚が伸びきるのとは同時です。
次に軸脚のドゥミ・プリエ、動作脚のク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンに下りるときもそのタイミングは同時です。
バットマン・フォンデュしながらルルヴェをするとき、そしてク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン-ドゥミ・プリエに下りるとき、どちらも股関節のターン・アウトが失われないように気を付けましょう。
ルルヴェで前方に移動してもトルソーの移動が追い付かず、バーを引っ張るようにしがみついて辛うじて持ち堪えるような状態にならないようにきちんと重心を移動しましょう。
それでは前回練習したアラベスク・ルルヴェとバロネをアンシェヌマンにしてみましょう。
左手バーで右脚前5番ポジシオン。右アームスはプレパラシオンでアン・ナヴァン・アロンジェに。
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→8 右脚ドゥミ・プリエ、左脚アラベスク→1 右脚ルルヴェ→2 右脚ドゥミ・プリエ→3 右脚ルルヴェ→4 右脚ドゥミ・プリエ→5 右脚ルルヴェ→6 右脚ドゥミ・プリエ→7 左脚後5番シュル・レ・ポワント→8 左脚ドゥミ・プリエ、右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→1 右脚バットマン・フォンデュ、左脚ルルヴェ→2 右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→3 右脚バットマン・フォンデュ、左脚ルルヴェ→4 右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→5 右脚バットマン・フォンデュ、左脚ルルヴェ→6 右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン、左脚ドゥミ・プリエ→7 5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントでストゥーニュ・アン・ドゥダーン→8 左脚ドゥミ・プリエ、右脚アラベスク→1 左脚ルルヴェ→2 左脚ドゥミ・プリエ→3 左脚ルルヴェ→4 左脚ドゥミ・プリエ→5 左脚ルルヴェ→6 左脚ドゥミ・プリエ→7 右脚後ろシュル・レ・ポワント→8 右脚ドゥミ・プリエ、左脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン→1 左脚バットマン・フォンデュ、右脚ルルヴェ→2 左脚ク・ドゥ・ピエ、右脚ドゥミ・プリエ→3 左脚バットマン・フォンデュ、右脚ルルヴェ→4 左脚ク・ドゥ・ピエ、右脚ドゥミ・プリエ→5 左脚バットマン・フォンデュ、右脚ルルヴェ→6 左脚ク・ドゥ・ピエ、右脚ドゥミ・プリエ→7 5番ポジシオン・シュル・レ・ポワントでストゥーニュ・アン・ドゥダーン→8 右脚ドゥミ・プリエ、左脚アラベスク⇒…
いかがですか?
少しヴォリュームが大きくなりますから無理しないで丁寧に練習して下さいね。
きちんと安定した動きが出来るようになったら、バロネを先に初めて4つ目のバロネで動作脚をク・ドゥ・ピエに戻さずにトンベをしてアラベスク・プリエになり、そこからアラベスク・ルルヴェを始めるという順番でも練習しましょう。