前回のデヴロッペ‐トンベ、スムーズに大きく重心の移動が出来るようになりましたか?
今回も引き続きトンベを組み入れたアンシェヌマンですが、少し難しいかも知れません。
グラン・バットマン‐トンベです。
ドゥヴァン、ア・ラ・スゴンド、デリエールそれぞれの方向でグラン・バットマンを2回したら、3回目にトンベを入れて移動します。トンベの後の脚は90度のデガージェに残すように挑戦してみてください。
では始めましょう。
左手バーで右脚前5番ポジシオン、アームスはアン・バからプレパラシオンでア・ラ・スゴンドへ。
7 →8 プレパラシオン⇒1 グラン・バットマン・ドゥヴァン→2 5番ポジシオン→3 バットマン→4 5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・アン・ナヴァン→7 左脚デガージェ・デリエール(アラベスク)→8 右前5番ポジシオンに左脚を引き付ける⇒1 グラン・バットマン・ア・ラ・スゴンド→2 右後ろ5番ポジシオン→3 バットマン→4 右前5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・ア・ラ・スゴンド、右へ→7 トンベ・ア・ラ・スゴンド、左へ→8 右後ろ5番⇒1 グラン・バットマン・デリエール→2 5番ポジシオン→3 バットマン→4 5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・アン・ナリエール→7 左脚デガージェ・ドゥヴァン→8 右後ろ5番ポジシオンに左脚を引き付ける⇒1 グラン・バットマン・ア・ラ・スゴンド→2 右前5番ポジシオン→3 バットマン→4 右後ろ5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・ア・ラ・スゴンド、右へ→7 トンベ・ア・ラ・スゴンド、左へ→8 右前5番ポジシオン
このアンシェヌマンで難しいのは、ア・ラ・スゴンドのトンベからもとの軸脚の上へもう一度重心を移動するところです。
はじめのトンベで右脚ドゥミ・プリエの上にトルソーを移動して左脚をデガージェ・ア・ラ・スゴンドに上げたら、すぐに左軸脚の上にトルソーを押し上げます。このとき左軸脚はア・テールです。ルルヴェはしなくても構いません。
大事なポイントは前回までにご説明したとおりですが、グラン・バットマンで脚に勢いが付いていますから、さらに注意が必要です。
ドゥヴァンの3回目のグラン・バットマンと同時に軸脚がルルヴェをしますが、このときに動きを急いで脚が上がりきる前に腰を前に押し出すようなコントロールをしてはいけません。上への吊り上げが不十分になり、“落下”するだけの動きになってしまいますよ
ア・ラ・スゴンドのトンベでも、動作脚(ここでは右脚)の勢い引っ張られて軸脚のルルヴェの重心が外れないように気を付けて下さいね。
ア・ラ・スゴンドのはじめのトンベのあと軸脚にトルソーを押し戻しますが、このとき軸脚のターン・アウトは守られていますか?そして、軸脚にトルソーを押し戻したあとのア・ラ・スゴンドの脚もターン・アウトを守っていますか?
アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、中級クラス以上の生徒には、ア・ラ・スゴンドにトンベをしてからもとの軸脚にトルソーを押し上げるときにもグラン・バットマンをするように指定しますが、生徒の状態によってデガージェかあるいはポワン・タンジュでも可としています
トンベ・アン・ナリエールの前のグラン・バットマンで動きを急いで、重心を後ろにずらして腰を引くようなことをしてはいけません。十分な高いルルヴェに立ち上がることができませんからね
トンベ・アン・ナリエールのあともとの軸脚(ここでは左脚)をデガージェに残しますが、トルソーが仰け反るように後ろに倒れて、重心がドゥミ・プリエの脚よりも前の方にズレてはいけませんね
グラン・バットマンでのトンベはグラン・ジャンプのために大切な練習です。大きく脚を振り上げて前方に跳び上がる“グラン・ジュテ・アン・ナヴァン”などは、先に振り上げる脚でトルソーを引き上げて軸脚でさらに押し上げていかなければなりません。トルソーを送り出す軸脚のルルヴェからの動きはとても大切です
今回も引き続きトンベを組み入れたアンシェヌマンですが、少し難しいかも知れません。
グラン・バットマン‐トンベです。
ドゥヴァン、ア・ラ・スゴンド、デリエールそれぞれの方向でグラン・バットマンを2回したら、3回目にトンベを入れて移動します。トンベの後の脚は90度のデガージェに残すように挑戦してみてください。
では始めましょう。
左手バーで右脚前5番ポジシオン、アームスはアン・バからプレパラシオンでア・ラ・スゴンドへ。
7 →8 プレパラシオン⇒1 グラン・バットマン・ドゥヴァン→2 5番ポジシオン→3 バットマン→4 5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・アン・ナヴァン→7 左脚デガージェ・デリエール(アラベスク)→8 右前5番ポジシオンに左脚を引き付ける⇒1 グラン・バットマン・ア・ラ・スゴンド→2 右後ろ5番ポジシオン→3 バットマン→4 右前5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・ア・ラ・スゴンド、右へ→7 トンベ・ア・ラ・スゴンド、左へ→8 右後ろ5番⇒1 グラン・バットマン・デリエール→2 5番ポジシオン→3 バットマン→4 5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・アン・ナリエール→7 左脚デガージェ・ドゥヴァン→8 右後ろ5番ポジシオンに左脚を引き付ける⇒1 グラン・バットマン・ア・ラ・スゴンド→2 右前5番ポジシオン→3 バットマン→4 右後ろ5番→5 バットマン、左軸脚ルルヴェ→6 トンベ・ア・ラ・スゴンド、右へ→7 トンベ・ア・ラ・スゴンド、左へ→8 右前5番ポジシオン
このアンシェヌマンで難しいのは、ア・ラ・スゴンドのトンベからもとの軸脚の上へもう一度重心を移動するところです。
はじめのトンベで右脚ドゥミ・プリエの上にトルソーを移動して左脚をデガージェ・ア・ラ・スゴンドに上げたら、すぐに左軸脚の上にトルソーを押し上げます。このとき左軸脚はア・テールです。ルルヴェはしなくても構いません。
大事なポイントは前回までにご説明したとおりですが、グラン・バットマンで脚に勢いが付いていますから、さらに注意が必要です。
ドゥヴァンの3回目のグラン・バットマンと同時に軸脚がルルヴェをしますが、このときに動きを急いで脚が上がりきる前に腰を前に押し出すようなコントロールをしてはいけません。上への吊り上げが不十分になり、“落下”するだけの動きになってしまいますよ
ア・ラ・スゴンドのトンベでも、動作脚(ここでは右脚)の勢い引っ張られて軸脚のルルヴェの重心が外れないように気を付けて下さいね。
ア・ラ・スゴンドのはじめのトンベのあと軸脚にトルソーを押し戻しますが、このとき軸脚のターン・アウトは守られていますか?そして、軸脚にトルソーを押し戻したあとのア・ラ・スゴンドの脚もターン・アウトを守っていますか?
アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、中級クラス以上の生徒には、ア・ラ・スゴンドにトンベをしてからもとの軸脚にトルソーを押し上げるときにもグラン・バットマンをするように指定しますが、生徒の状態によってデガージェかあるいはポワン・タンジュでも可としています
トンベ・アン・ナリエールの前のグラン・バットマンで動きを急いで、重心を後ろにずらして腰を引くようなことをしてはいけません。十分な高いルルヴェに立ち上がることができませんからね
トンベ・アン・ナリエールのあともとの軸脚(ここでは左脚)をデガージェに残しますが、トルソーが仰け反るように後ろに倒れて、重心がドゥミ・プリエの脚よりも前の方にズレてはいけませんね
グラン・バットマンでのトンベはグラン・ジャンプのために大切な練習です。大きく脚を振り上げて前方に跳び上がる“グラン・ジュテ・アン・ナヴァン”などは、先に振り上げる脚でトルソーを引き上げて軸脚でさらに押し上げていかなければなりません。トルソーを送り出す軸脚のルルヴェからの動きはとても大切です