車の中でたばこを吸う人などは、もしかしたら経験があるかもしれない、タバコ焦げ。
「どうにかなりませんか。新車で納車されてまだ1週間なんですよ。」(お客様)
いやあー、どうかなあ。
と思いながら、リペア屋さんに電話して状況を説明してみた。
「どうにかなるでしょう。」(リペア屋さん)
って、言ってるけど。
どういう仕上がりになるか、私も知らんですばい。
「よかです。お願いします。」
なんてったって初めてである。
まったく自信がなかった外注だが、車を預かった。
リペア屋さんがやってきた。
「ここですね。」
ウレタン部まで深く溶けて穴が開いていたので、そこにウレタンで穴埋めしている。
それが済んだら、薄いシートをウレタンと生地の間に差し込んでいく。
「これが土台みたいなもんで。」(リペア屋)
ふーん。
大丈夫なんかいな、こんなもんで。
私がずっとそばから離れないので、やや緊張気味だ。
やりにくい?
「いえいえ。だ、大丈夫です。」
いくつかの色が違う特殊な繊維を混ぜて調色するようだ。
「ここがキモです。」
塗装もそうだもんね。わかる、わかる。
スペシャルファイバーを接着。
コテでトントンして慣 均らしていく。
何度も慣 均らす。
まだクレーターみたいに跡が見えるね。
「はい。まだもう少し盛ります。」
繊維の噴霧を繰り返して、生地になじませていく。
「こんなもんでどうですか?」
ほほう
パーフェクト!!
植毛完了
アートネイチャーもびっくりである。
「恐れ入ります。」
リペア屋さんからの請求額に、思いっきり我社の利益を乗せて請求・・・
ウソである。
わずかばかりの利益を頂戴して、この内容で税込6480円である。
夕方、お客様に引き渡す。
「あざす。全然わからんです。」(お客様)
修理内容により、また材質により料金は変わる。
レザーシートはもちろん、カーペット、インパネやハンドルの傷も治せるそうだ。
いかがであろうか。
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ここまで修復出きるんですか!
おそらく、和風総本家の日本の匠が取材に来ますよ!
外注さんですけどね。
家具やフローリングも軽微な傷なら修復できるんですって。
さっき調べました(笑)
訂正しました。