せっかく新しい猫タワーを買ってやったのに、あいかわらずウメは不安定な古い方が居心地がいいらしい。
今日もグラグラ揺れるスリルを楽しんでいる。
相変わらず楽しそうだな、ウメ。
えーと、ツメ切りは。
イテテ、手を出すな、ウメ。
猫どもから取り上げて、薬箱として利用している箱の中に手を差し入れた。
ブニュ
あ!
なんか・・・・・・居る。
暖かくて柔らかな感触が手に伝わった。
露出を少し変えて見てみよう。
フク、いたのか。
あー、びっくりした。
フニャー(フク)
『わからんやったと?』(ウメ)
わかるもんか。
ここまで同化されたら人間には識別困難じゃ。
「あらー、フクちゃん。可愛いぃぃぃぃぃ!!」(家内)
叫ぶな!
暗闇に同化しとる猫だぞ。可愛いというより不気味と言った方が早い。
「フクちゃん、ずーーっと前からそこに入ってみたかったっちゃんね。」(家内)
何が気にくわなかったのか、眼鏡ふき、放り出してるし。
だいたい、角張った薬箱ばかりで居心地悪いやろ、フク。
ツメ切り取れんやんか。
出れ。
『あー、やかましい。もうええ。出るわい!』(フク)
そうしてくれ。
『フン』 (フク)
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