6日の投稿で、財布には酒を買う金も入ってないと書いた。
実際、小銭しか入ってなかったのだ。
その日は親父の酒をかっぱらって急場をしのいだ。
まったくもって困窮している。
あらためて、財布をひっくり返してみた。
いくら確認しても同じことである。
９６０円だった。
迂闊だったのは、1円玉と5円玉で１０円になっていた事だ。
どこかで、つり銭のやりとりを間違えているようだ。
タバコ２箱とアイスコーヒーを買えば、きれいさっぱりと無くなるじゃないか！
どこか自棄になっていた。
コンビニに走った。
タバコはいい。
いずれ買うのだから。
アイスコーヒーについて言えば、この時飲みたかったかと言えばそうでもない。
１００円丁度であるという事が重要だっただけである。
赤貧洗うが如し、とはよく言ったものである。
もう一度言う。
赤貧洗うが如し、とは・・・
このような光景を言う。
この後、家内に小遣いを懇願した事は書く必要もないだろう。
空っぽになった事を喜ぶ。
こんな性根でいいのだろうか。
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