プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

ホンダステップバンレストア作戦 Vol.2

2011-11-28 | 久留米メンテナンス工場

ステップバンのレストアが始まりました。

 

フロントとリヤのウインドウをはずした後、サンダーで浮き上がった部分の色を剥いで行きます。

色を剥いでいくと、まずパテやらサフェーサーの層が現れ、赤の塗料が見えてきます。

で、また下地が現れ、ようやく元色の黒を発掘。

おい、どうや。その辺はジュラ紀あたりか?(んなわけあるか!)

サンダーで飛び散るミストを見ただけでも、塗装が相当の厚みになっているのがわかるでしょ。

 

こうやって各部を剥いでいくと、

ギャー、向こうが見えちゃってるよ。

ここは、赤を塗る前にパテが厚く塗られている事から、赤に全塗装する際に修理した事がわかります。

 

またこのフェンダー部分は、

赤が3回塗られているのがわかりますか?

そんで元色の黒が見えません。

おそらく全塗装する時、何らかの事情でフェンダー交換をして塗装。その後この錆を何度か修理したんでしょうね。

当時のオーナーの悲嘆が聞こえてきそうです。

暗黒の赤の時代ですな。

 

ウインドウ周りもこんな感じ。

ダッシュ板まで・・・

当時はこのように、ダッシュ板は鉄板のままっていうのが普通でしたからね。

 

うーん。

発掘が進むにつれ、何度も何度も錆修理をした歴史が見えてきました。

 

今回のレストアは外装の仕上げだけを依頼されています。またスバル360と違ってパーツの確保は比較的容易です。

 

そのうち、また何か新しい発見がありそうな・・・。

 

って、考古学者か!

 

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