プンプン!あー、腹立つ。
「どうしたとね。帰ってくるなり。」
昨日の夕方の事です。
久留米工場の近所に、水害よけの貯留池があり、その周りの芝のスペースで、犬を散歩させる飼い主たちのサロンみたいになっているところがあるんです。
これが始末に負えない事に、それぞれが芝の上をリードをはずして、ドッグラン状態で遊ばせているんです。もちろんそんな事をしていい場所ではありませんよ。柵なんてないんですから。
普段は不愉快なのでそこには行かないんですが、ちょっと時間が遅れていたので、もう連中はいないだろうとタロと行ってみました。
ところが、どこかの親父が相変わらずドッグランをやっています。
ちぇ、相変わらずやってるよ。タロあっちいこ。
そこを避けて下の段の通路を散歩させていました。
すると突然、『キャーン、キャーン』という鳴き声が上から聞こえてきたかと思うと、
「だーいじょうぶ。だーいじょうぶ。」
と多分あのオヤジの声が聞こえてくるではありませんか。
タロと上の段に行ってみようと引き返すと、小学生の男の子が泣きながらミニチュアシュナウザーを抱きかかえて帰ってるところに出くわしました。
「どうしたと?」
ヒック、ヒック。
くそー、あのオヤジの犬に噛まれたんだな。
ヤロー、ふてえ奴だ。放し飼いにした自分の犬が、この子の犬を噛んでおきながら『だいじょうぶ』とは何事だ!
よしわかった。おじさんが懲らしめてやる。
オヤジを怒鳴りに行こうと歩を進めますが、いかんせんタロは100歳のジーサンの様な歩みしかできません。
現場についた時は、オヤジは遥か彼方に。ここまで上がってこないと下からじゃ見えないんですよね。
ちきしょー。今度目にした時は、ただじゃ済まさん。
この他にも、
ちょっと前には、ノーリードのミニチュアダックスフンドが芝の所から道路まで飛び出してきて、ちょうど歩道をタロと散歩中の私は飼い主がやって来るまで、この犬が轢かれないように交通を止めた事もあります。
くそったれどもめ。
「あんなとこに行くけんたい。芝も踏みにじられて禿げてしまっとるし。やりたいほーだいじゃん。」
そりゃそうやけど・・・・もしうちの犬がやられたら、気絶するぐらい怒鳴っちゃる。
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